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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Dec_26】東京ジャーミー

2018-12-28 | Photo-diary
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【Dec_28】保坂展人×金満里

2018-12-28 | ACT!
劇団態変『イマージュ』最新号届いた〜!


主宰金満里さんと世田谷区長保坂展人さんの対談が非常に示唆に富んでいて、唸りまくり。
金さんの施設体験から発せられる言葉がグサグサ突き刺さる。

「施設の中に入れられて、何もしない、そして自分自身を実感できない、
何事も周りに起こっていることを他人事だと思っていく、そういう生活の中で19名の殺害」
が起こり、
殺されてゆくことを他人事のように受け入れていくのが、現代社会そのものだと。

「今の社会の中に生きていても、ひとりずつが自分のことと思えることが、どこまで、どれほど多くあるのか」。
飼い馴らされ、社会に順応してゆくことで本質がどんどん損なわれていく。

連続射殺犯として死刑執行された永山則夫さんの「精神の鯨」という話…

『鯨の背の上で大海を漂流している「ぼく」は、飢えて鯨に「君を食べていいかい?」と聞きます。
鯨は「仕方ないよ」と答え、「ぼく」は鯨をほんの少しだけ、また少しだけと毎日食べていく。
3分の1食べたところでひどいことだと気付いて謝るのですが、鯨はもう死んでいた。
そのとき「ぼく」は、鯨が自分自身の精神であったということに気付く』


という説話が、現代社会の病巣を端的に物語っていて、
保坂さんや金さんが「沖縄」という土地の力によって【再生】されたエピソードを聞くと、
ボク自身もまさしく「沖縄」によって【再生】した口なので、

「ああ、平成を締め括るに当たって、この国はとうとう辺野古土砂投入で、リアルに本質を損ない始めたのだ」
という事実に突き当たり、茫然としてしまう。

元号が変わり、人間社会は果たしてどうなってしまうのか?
このまま堕落の一途を辿るのか、
ひとりひとりの気づきを得て恢復へと向かうのか、
喫緊の問題として、考えなければならない…と魂がぶるぶる震えるのです。

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