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手にとるように感じる心
やさしさと言うのなら
私はちっともあなたの気持ちを
予想すら出来ないし
あなたの助けを求める悲鳴
耳をふさいでしまう
あなたが暗いトコで手を求めても
私はふりはらうし
引っぱる力はありません
引きのばす力もないです
やさしいフリをよそおうことなら
できるけど長くはつづきませぬ
弱い心をくるんであげる
やさしさがあるのなら
私はきっともたれかかりきり
いつまでたっても芋虫のまま
あなたの心情測ってみても
何センチかわからなくて
私の屁理屈並べてみても
どれもまずくて食べられない
肩がわりする力はありません
導いてゆく力もないです
身代わりになる勇気もありません
共倒れする覚悟もないです
ただ自分が倒れないように
ただ自分が立って歩くのを
ただ自分が轢かれないように
ただ自分になってゆくのを
【YouTube】タテタカコ/卑怯者
●
4月21日。水曜日。
「なんだよ、この天気」
「昨日は雨で、今日は腫れ、でもって明日は雨」
「気温も14度だったり、23度だったり」
「始発の時間はまだ寒いからコートが手放せないんだよ」
「で、この天気だろ。またコートが荷物じゃねえかよ」
ビル清掃の所長の話。
気分屋の女の子とつきあってるみたいな、そんな毎日。
今日の様子で明日が読めない。
「ねえ、明日は果たして、どんな気持ちなの?」
推し量るしか、術なし。
これも恋みたいで、よろしいか。
●
ボクは心に常に音楽が鳴ってないと、生きられないようだ。
Jobimは今でも心を満たしてくれる。
その旋律に身悶えしながら、黎明の空を見上げたりしてる。
でも最近は、この人の歌声が心に響いている。
タテタカコ。
まさに「祈る」音楽。
よけいな説明はいらない。
ざらつく心を直接触るような、そんな剥き出しな感覚。
それでいて昇天しそうな、高音の無垢な音。
静かに降りてくる。
そしてじんわりと心の中を満たしてくれる。
タテタカコの音楽の充足感は
いったいどこからくるのだろう。
サウダーヂ…とは無縁の、
剥き出しでいて、無垢で、瑕瑾も曇りもない、まんまの音。
どろっと、している。
受け取っても、どうしていいやら。
でもそのざらざらした感覚に
いつの間にか心解き放たれる。
…やばい。
しばらく鳴り響いていて、
ボクの心を離さないかも。
やさしさと言うのなら
私はちっともあなたの気持ちを
予想すら出来ないし
あなたの助けを求める悲鳴
耳をふさいでしまう
あなたが暗いトコで手を求めても
私はふりはらうし
引っぱる力はありません
引きのばす力もないです
やさしいフリをよそおうことなら
できるけど長くはつづきませぬ
弱い心をくるんであげる
やさしさがあるのなら
私はきっともたれかかりきり
いつまでたっても芋虫のまま
あなたの心情測ってみても
何センチかわからなくて
私の屁理屈並べてみても
どれもまずくて食べられない
肩がわりする力はありません
導いてゆく力もないです
身代わりになる勇気もありません
共倒れする覚悟もないです
ただ自分が倒れないように
ただ自分が立って歩くのを
ただ自分が轢かれないように
ただ自分になってゆくのを
【YouTube】タテタカコ/卑怯者
●
4月21日。水曜日。
「なんだよ、この天気」
「昨日は雨で、今日は腫れ、でもって明日は雨」
「気温も14度だったり、23度だったり」
「始発の時間はまだ寒いからコートが手放せないんだよ」
「で、この天気だろ。またコートが荷物じゃねえかよ」
ビル清掃の所長の話。
気分屋の女の子とつきあってるみたいな、そんな毎日。
今日の様子で明日が読めない。
「ねえ、明日は果たして、どんな気持ちなの?」
推し量るしか、術なし。
これも恋みたいで、よろしいか。
●
ボクは心に常に音楽が鳴ってないと、生きられないようだ。
Jobimは今でも心を満たしてくれる。
その旋律に身悶えしながら、黎明の空を見上げたりしてる。
でも最近は、この人の歌声が心に響いている。
タテタカコ。
まさに「祈る」音楽。
よけいな説明はいらない。
ざらつく心を直接触るような、そんな剥き出しな感覚。
それでいて昇天しそうな、高音の無垢な音。
静かに降りてくる。
そしてじんわりと心の中を満たしてくれる。
タテタカコの音楽の充足感は
いったいどこからくるのだろう。
サウダーヂ…とは無縁の、
剥き出しでいて、無垢で、瑕瑾も曇りもない、まんまの音。
どろっと、している。
受け取っても、どうしていいやら。
でもそのざらざらした感覚に
いつの間にか心解き放たれる。
…やばい。
しばらく鳴り響いていて、
ボクの心を離さないかも。