ここでは、いわゆる古民家カフェとか食堂、レストランなど飲食店や食品を扱う店舗を載せていきます。
ほとんどの店舗には入ったことが無いので外観が中心となり、正確な情報がないお店もあります
私が見て気になったりレトロだなぁと思うお店、たまたま通りかかったら古いけど面白い建物であったお店など
そういうことでお店自体の情報や内容は各HPなどでどうぞ(笑)
(これまでの建築探訪で紹介した建物はダブるので載せません)
「プー横丁」
住所:東区北23条東22丁目2-12
2020年9月撮影
東区の倉庫らしく玉葱倉庫を改装しての洋食屋さん
先日、再開発のため一時閉店した「のや」は姉妹店でやはり古民家を利用した店舗だった。
入口からレトロ感満載だが味もしっかりしており何度か利用をしている
2階へ上がる階段が急で普通の店舗との違いがある
石造り倉庫の外観は見た通りだが内部は倉庫の良さを充分に演出しており
食堂として利用するのがより魅力を感じるだろう。
「福吉カフェ伏古店」
住所:東区伏古9条3丁目3-3
2020年9月撮影
福吉カフェは旭川で昭和20年代に開店した老舗店の三代目二人がコラボしたお店で
旭川本店は軟石と木造を組み合わせた店舗でこちらも見ごたえがある店舗だ。
伏古店は馬小屋として昭和30年代に建てられた
豊平区ではりんご倉庫としてレンガ造りは多いが、東区でしかも馬小屋だったのは珍しいのでは
2年前までここで営業していたスープカレーの味を改良しながら引き継いでいるとのこと。
「チェットベーカリーおもや」
住所:豊平区月寒東2条19丁目20-50
2021年6月撮影
築70年ほどの古民家ベーカリー
古民家とベーカリーは珍しい組み合わせだ
窓は外側が出窓風になっており、我が実家もこのような窓があったので懐かしい
玄関から土足で上がり販売スペース以外はあまり手を加えていないようだ
パンはこだわりがあり、特に食パンが大人気のパン屋である
春には桜が咲きとても素敵な空間となる。
「六軒村やおや横町」
住所:豊平区福住1条8丁目4-5
2021年3月撮影
以前は「チャント」という古民家カフェだった
場所は福住の住宅街で印象的なレンガ造りと大きい玄関庇などが目印。
この時は雪があり全景がわからなかったが、近いうちに再訪したい
現在は六軒村が2020年から後を継いでいる
野菜はもちろん共和町の和菓子もあるとのこと。
「カフェ自給自足 六軒村店」
住所:豊平区福住1条8丁目3-5
2019年3月撮影
東区にあるカフェ自給自足の姉妹店で2017年から営業を始めた
元は札幌大学の学生寮で1976年から2002年までたくさんの学生がお世話になった
外観は寮らしく箱型の建物で外観より内部が面白い
六軒村とは開拓時代の土地名で西区の八軒や二十四軒と同じようだ
前記の「やおや」もすぐ近くなので六軒としたのだろう
現在はカフェ、ギャラリーを中心に石焼で出す料理とスィーツが人気だ
この寮生だった人はカフェになって喜んでいるのではと思う。
「サッポロ珈琲館 月寒店」
住所:豊平区月寒西1条7丁目1-1
2021年2月撮影
国道36号線から住宅街へ小路を入ったところに建つスリムな建物がサッポロ珈琲館月寒店
外観から木造に見えるが鉄筋コンクリート3階建てである。
元は建築家、倉本龍彦氏の自宅兼事務所であったため特異な建物なのでしょう
昭和47(1972)年に建てられ、息子さんの名前から「たくんち」の愛称で地元では有名かと思う
またニセコで斜めになっている家「ばあちゃん家」も倉本氏の作品である。
サッポロ珈琲館になって札幌都市景観賞を授賞している
静かに雰囲気よく過ごせるカフェのようだ。
「バーラーペンギン堂」
住所:中央区南4条西1丁目5-3
2018年4月、2021年7月撮影
狸小路のすぐそばにあり廻りのほとんどが商業施設である市内中心部にある
パッと見は営業しているかも疑わしい古い建物だが詳細はわからない
ちなみに建物右側にある小さな扉は系列の居酒屋である。
古くとも表構えだけは改装する店が多い中で、古いままである
ただ中は少なくとも古くは見えないようにリノベーションされている。
現在は昼はアイスクリーム、夜は酒とアイスクリームの店になり狭い店内はいつも女性客でいっぱいだ
札幌が〆パフェで有名になる前の10年以上前から営業している、この道の草分けである
この魅力あるお店で長く続けてほしい