「旧幌似小学校校舎・屋内運動場」 道南・道央の建築探訪 NO85
所在地:共和町南幌似 ※現、かかし古里館
建設年:昭和8(1933)年
指定等:なし
開館時間/4月から10月:9時から17時(入館は16時30分まで)
11月から3月:10時から16時(入館は15時30分まで)
休館日/毎週月曜日・祝祭日の翌日・年末年始
岩内町へ繋がる国道276号線沿いにある古い木造校舎である。
現在は「かかし古里館」として立派な郷土館と旧木造校舎側とそれぞれ展示物がある。
入場料は100円だが、それ以上の値ある展示がされている
学芸員さんも親切なので質問をすると真摯に応えてくれるだろう。
木造校舎は旧幌似小学校で「道南・道央の建築探訪」にも記載されている。
小さめの体育館には農耕機などが展示されているが体育館自体は改築のようだ。
廊下を見ると懐かしさがこみ上げる
教室には昭和初期の造作がなされており、個人的にはもっと後の時代のほうが良いのだが(笑)
校舎は床上げし、位置を少しずらしている
外壁は数度の塗装をしているそうだ。
2023年4月撮影
「幌似鉄道記念公園」
所在地:共和町南幌似38-2
建設年:大正8(1919)年 ※平成19年移築
指定等:なし
開館期間/5月1日から10月31日(月曜日休館)
開館時間/9時から17時まで
先の「かかし古里館」から車ですぐ近くにある記念公園で
昭和60(1985)年に廃止された岩内線の一駅舎である
場所自体は旧駅敷地内であったが平成19年に現在地に移された。
公園というより駅舎とホーム、電車(訪問時はシート)が見れるので
特に鉄道ファンにはうれしい公園だろう。
綺麗に枠塗装されたかわいらしい駅舎は窓の造りなど観るべきものがあり
往時を知っている人には懐かしい。
訪問時期は4月のため旧駅舎の内部見学は出来なかったのが残念だ。
2023年4月撮影