「(有)千秋庵」 旧百十三銀行小樽支店
所在地 堺町1-25
建築年 明治41(1908)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 10:00~17:00
休館日 年中無休
入館料 販売店のためなし
*現在は「小樽浪漫館」です
旧百十三銀行小樽支店は最初は北海道林家製茶にあり(現:海鳴楼)業務の拡大に伴いこの建物を建設した。
当初は外壁に軟石を表した重厚な銀行建築であった。
この建物から東側が堺町になる
隣の川向こうは以前は高島と呼ばれたので小樽との境であるということが地名に。
現在は秋にツタが赤く染まり印象的な姿になる
アクセサリーなど現店舗でのお土産購入のついでに建物を上まで見上げてみて。
アクセサリーなど現店舗でのお土産購入のついでに建物を上まで見上げてみて。
2020年11月撮影
「(株)北一硝子三号館」 旧木村倉庫
所在地 堺町7-26
建築年 明治24(1891)年
指定等 小樽市歴史的建造物 都市景観賞
開館時 10:00~17:00
休館日
入館料 販売店のためなし
この元倉庫は堺町通り側と運河側で違う表情を見せる
上は運河側
こちらも運河側
こちらが堺町通り側だ
木村倉庫は多角的に多数の商売で成功し、次々と倉庫を建て番号を付けた。
「3号館」はその名残で木村倉庫の番号なのです。
中央の通路を挟んで2室に分かれていて、この通路にはその昔、港から荷物を搬入する時に使用した
トロッコのレールが今も残されている。
北一硝子は硝子店として全国的に有名な小樽の数少ない会社です。
店舗はもちろんだがJR小樽駅に多数あるランプは北一硝子のもの
併せて見てみてください。
併せて見てみてください。
こちらの店舗ではカフェもソフトクリームも販売しているので
休みながらゆっくり見て廻れますよ。
休みながらゆっくり見て廻れますよ。
2020年11月撮影
「さかい家」 旧久保商店
所在地 堺町4-4
建築年 明治40(1907)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 10:00~19:00
休館日 月曜日
入館料 飲食店です
*現在は「くぼ家」です
建物の正面は運河沿いの臨港線に道路が繋がっているため広く撮影出来る
明治時代は正面は海だった。
明治後期に埋め立てられ岸壁となり商店や銀行が次々と開業する。
明治後期に埋め立てられ岸壁となり商店や銀行が次々と開業する。
プレートは石蔵にあり
堺町通りの中でも印象的な木造建築です。
久保商店は福井県の久保氏が明治23年に来道し、ここに小間物問屋と卸業務を営む。
和風家屋と蔵の組み合わせで現存しているのは小樽でも少ないでしょうね
黒っぽく統一された広い母屋は目立ちます。
現在は石蔵と母屋は別々に商売されており「さかい家」を引き継いだ「くぼ家」は喫茶なので
休みながら店内をゆっくり望めます。
石蔵はステンドグラス工房「Mahalo」が営業しており中で行き来が出来ます。
休みながら店内をゆっくり望めます。
石蔵はステンドグラス工房「Mahalo」が営業しており中で行き来が出来ます。
2020年11月撮影
「旧北海雑穀(株)営業所」
所在地 堺町1-18
建築年 明治44(1911)年
指定等 小樽市指定歴史的建造物
開館時 9:30-18:00 / (冬季)10:00-17:00
休館日
入館料 硝子製品の制作体験工房
*現在は「小樽硝子の灯・彩や」です
木骨石造り2階建ての建物で、このスタイルは近隣にいくつか存在する小樽らしい建物。
重厚な鉄の外窓や、うだつなどの特徴がある。
2階内部は和室だそうだ 上げ下げ窓や彫刻模様のついたカーテンボックスなど和室に
洋風の装飾がしつらえているらしい。
洋風の装飾がしつらえているらしい。
現在は「小樽硝子の灯 彩や」というとんぼ玉等の硝子アクセサリーを販売したり、
体験工房となっているので観光客には旅先の嬉しい体験となるはず。
2020年11月撮影
「Casual Restaurant 楽」 旧金子元三郎商店
所在地 堺町1-25
建築年 明治20(1887)年
指定等 小樽市歴史的建造物 都市景観賞
開館時 9:00~18:00
休館日 無休
入館料 無し
*現在は「おたる瑠璃工房 運河店」です
金子元三郎氏は初代小樽区長、衆議院議員を務めた人
この建物は金子氏の店舗と印刷所でもあったようです。
こちらも木骨石造りの2階建て
うだつもあり。
2階の窓飾りが印象的。
これらの石造りは堺町通りの重要な景観になっている。
現在は「おたる瑠璃工房 運河店」という手作りアクセサリーをメインとした雑貨店となっており
よく観光客は入店していますね 特に女性にはよろしいのではないでしょうか。
よく観光客は入店していますね 特に女性にはよろしいのではないでしょうか。
2020年11月撮影
「旧水上歯科医院」
所在地 住ノ江
建築年 昭和7(1932)年
指定等
開館時 一般住宅のため公開していません
こんなに素敵な病院が昔あったなんて!
そういえば「小樽の建築探訪」には他にも病院があり、銀行建築とは別の
病院建築があったかのようだね。
病院建築があったかのようだね。
印象的なツタがからまる正面外装には
西日が当たる時間が一番映えるようだ。
現在は住宅として綺麗に管理されていらっしゃる。
またこのお宅は裏から見るとまた別の景観がある。
2020年9月撮影
「猪股邸」
所在地 住吉町
建築年 明治39(1906)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 一般住宅のため公開していません
明治37年の大火により家を焼失したので高台の現在地に新築移転された
印象的な石門は防火壁の役目も担う。
デザインは当主の中国旅行のスケッチを基にしたらしい
石は天狗山から切り出した。
現在も管理されて住まわれているので
見るのはぜいぜい門の外から玄関を覗く程度までだ
純和風の邸宅のようできっと中も見どころが多いことでしょう。
また横にある蔵も併せて撮影した。
2020年9月撮影
「小樽オルゴール堂」 旧共成(株)
所在地 住吉町4-1
建築年 明治45(1912)年
指定等 小樽市歴史的建造物 都市景観賞
開館時 10:00~17:15(当面)
休館日 無し
入館料 無し
堺町~運河の観光地の東端にあたり付近のランドマークになるくらい
観光客は必ず立ち寄るであろう有名なお店です。
木骨煉瓦造2階建ての元は旧共成㈱で米穀商であった
オルゴール堂の前は家具屋さんだった記憶があります。
オルゴール堂の前は家具屋さんだった記憶があります。
奥で石造りの倉庫と繋がっていたり(横にある入口)
正面玄関の前の蒸気時計も名物。
中は倉庫然としているが2階天井の意匠やステンドグラスは改修したのか見事である。
2020年10月撮影