函館市の閉校(小学校) ※赤文字はレポート済
- 函館市立幸小学校(1970年常盤小と統合し西小へ)
- 函館市立常盤小学校(1970年幸小と統合し西小へ)
- 函館市立銭亀小学校(1972年宇賀小と統合し函館市立東小学校へ)
- 函館市立宇賀小学校(1972年銭亀小と統合し東小へ)
- 函館市立新川小学校(1978年松風小と統合し函館市立中部小学校へ)
- 函館市立松風小学校(1978年新川小と統合し中部小へ)
- 函館市立若松小学校(1988年巴小と統合し函館市立北星小学校へ)
- 函館市立巴小学校(1988年若松小と統合し北星小へ)
- 函館市立谷地頭小学校(1990年函館市立青柳小学校へ統合)
- 函館市立大森小学校(2001年東川小と統合し函館市立あさひ小学校へ)
- 函館市立東川小学校(2001年大森小と統合しあさひ小へ)
- 函館市立蛾眉野小学校(2003年亀尾小へ統合)
- 函館市立西小学校(2009年函館市立弥生小学校へ統合)
- 函館市立木直小学校(2011年函館市立磨光小学校へ統合)
- 函館市立金堀小学校(2019年統合により函館市立大森浜小学校へ)
- 函館市立千代ヶ岱小学校(同上)
- 函館市立高盛小学校(同上)
- 函館市立亀尾小学校(2019年函館市立上湯川小学校へ統合)
- 函館市立戸井西小学校(2021年日新小・潮光中・日新中と統合し函館市立戸井学園へ)
- 函館市立日新小学校(2021年戸井西小・潮光中・日新中と統合し戸井学園へ)
- 函館市立磨光小学校(2022年磨光小・臼尻小・大船小と統合し函館市立南茅部小学校へ)
- 函館市立臼尻小学校(同上)
- 函館市立大船小学校(同上)
- 函館市立東小学校(2022年東小・石崎小と統合し函館市立銭亀沢小学校へ)
- 函館市立石崎小学校(同上)
(中学校)
- 函館市立柳町中学校(1949年)
- 函館市立愛宕中学校(1977年船見中と統合し西中へ)
- 函館市立船見中学校(1977年愛宕中と統合し西中へ)
- 函館市立中央中学校(1950年中島中から改称、1982年松川中と統合し凌雲中へ)
- 函館市立松川中学校(1950年松風中から改称、1982年中央中と統合し凌雲中へ)
- 函館市立新川中学校(1993年旭中と統合し宇賀の浦中へ)
- 函館市立旭中学校(1993年新川中と統合し宇賀の浦中へ)
- 函館市立蛾眉野中学校(2003年亀尾中へ統合)
- 函館市立東光中学校(2005年尻岸内中と統合し函館市立恵山中学校へ)
- 函館市立尻岸内中学校(2005年東光中へと統合し恵山中へ)
- 函館市立五稜中学校(2016年統合により函館市立五稜郭中学校へ)
- 函館市立大川中学校(同上)
- 函館市立桐花中学校(同上)
- 函館市立亀尾中学校(2017年函館市立戸倉中学校へ統合)
- 函館市立西中学校(2018年統合により函館市立青柳中学校へ)
- 函館市立潮見中学校(同上)
- 函館市立宇賀の浦中学校(同上)
- 函館市立凌雲中学校(2018年統合により函館市立巴中学校へ)
- 函館市立光成中学校(同上)
- 函館市立的場中学校(同上)
- 函館市立潮光中学校(2021年戸井西小・日新小・日新中と統合し函館市立戸井学園へ)
- 函館市立日新中学校(2021年戸井西小・日新小・潮光中と統合し戸井学園へ)
※wikipediaより
函館市は上記の通り、閉校の多い都市である
北海道ではいち早く拓かれ、街の歴史が古いので学校も多く閉校も多い
炭鉱町と違い2000年代に入っての閉校は人口減によるもので寂しい限りだ
また2006年出版の「北海道わが心の木造校舎」ではいくつかの木造校舎写真が載っていたが
今は残念ながら1校もなく解体、もしくは新築された。
多くの歴史的建造物を持ちながら市営の木造校舎が無いのは残念だ(遺愛学園は私立)
「旧函館市立西小学校」
開校:昭和47(1972)年
閉校:平成21(2009)年
校舎:昭和47(1972)年竣工
函館市弥生町12-1
函館市は児童数の減少および建物の老朽化に伴う学校再編により,西小学校が平成21年3月,西中学校が平成30年3月に廃校となり,その跡地活用について検討を行ってきているが、
西小学校校舎は解体、中学校校舎は再活用を検討しているらしい。
両校の建築年は未調査だが、やはり中学校のほうが新しいので活用するらしい
弥生町のように平地で大きな敷地が少ない場所では閉校跡は貴重な再建築の場だろう。
小学校は3階、中学校は4階あり建設当時の函館の人口増がわかるようだ。
小学校はここまできたら解体でしょうね
2022年6月撮影 ※本ブログ函館市の建築探訪 弥生町、船見町編より
「旧函館市立西中学校」
開校:昭和52(1977)年
閉校:平成30(2018)年
校舎:昭和52(1977)年竣工
函館市弥生町11-16
小学校側から中庭と体育館を
2022年6月撮影 ※本ブログ函館市の建築探訪 弥生町、船見町編より
「旧函館市立住吉尋常小学校」
開校:明治11(1878)年
閉校:(現役校)年
校舎:昭和10(1935)年竣工
函館市青柳町22
青柳小学校の校舎が建っている場所は「旧住吉小学校」→明治44年「函館区立工業補修学校」→昭和10年「青柳小学校」と変遷した。
工業学校は碑が建てられている。
現在は函館市立青柳小学校として現役校である。
他に気づくのが門柱が多いこと
現在の正門には校名プレートがあるが、旧校舎やその前の学校の門柱だろうか
裏側にも何も無かったと思うが…
校舎であきらかに古い棟がありこれが昭和10年の建築だろう
ここは体育館になるようだ。
かなりの老朽化が見て取れる まだ使用し続けるのだろうか。
2022年6月撮影 ※本ブログ函館市の建築探訪 青柳町編より
「函館市立弥生小学校」
開校:明治15(1882)年
閉校:(現役校)
校舎:平成24(2012)年竣工 改築
函館市弥生町4-16
初代の弥生小学校は明治15年創建で学校としての歴史を持つ
函館大火により鉄筋コンクリート造りで昭和13年再建
そして老朽化により平成22年に解体された。
現在の校舎は旧校舎の外壁を一部利用して平成24年、再建し新校舎となる。
旧校舎風に再建したので初めて見る者にとってはレトロモダンに見えるが
以前から知っている人にはどううつるだろうか。
とはいえ角を湾曲させたり丸窓があったりデザインの秀逸さがわかる
加えて4階建てという当時の函館がどれだけの人がいたのかをうかがえる。
残念ながら現役校ゆえ校舎内は入ることが出来ないが
階段のつくりなど内部の意匠も見てみたいものだ。
2022年6月撮影 ※本ブログ函館市の建築探訪 弥生町、船見町編より
「遺愛幼稚園」
開校:明治28(1895)年
閉校:(現役園)
校舎:大正2(1913)年竣工
函館市元町4-1
この敷地にはかつて遺愛女学校があり発祥の地であった。
その後、明治40年の大火で焼失し、現在の杉並町に移転することになった。
幼稚園は大正2年に再設され現在に至る
幼稚園だけに敷地内部への進入は関係者以外は認められない
よって撮影された写真はほぼこの角度でしか見たことがない。
坂の上に上がっていくと別の角度で撮影を出来るが
やはり園の魅力はくし形ペディメントのある玄関部分であろう。
2022年6月撮影 ※本ブログ函館市の建築探訪 元町編①より
「遺愛女子中学校・高等学校」
開校:明治7(1874)年
閉校:(現役園)
校舎:明治41(1908)年
函館市杉並町23-11
東京以北で最初の女学校として創立された学院である
当初は元町にあったが大火により現在地に移転新築された
「遺愛学園本館」と「宣教師館(ホワイトハウス)」は国の重要文化財に
「講堂」と「謝恩館」は国の有形登録文化財に指定された。
訪問時は「本館」は全面工事中で簡易的な玄関しか見ることが出来ず残念。(2024年完成予定)
左手奥に「謝恩館」「宣教師館」があり「講堂」は本館の右横にある。
設計は本館と宣教師館が立教大学初代学長J.Mガーディナー、
講堂と正門が一粒社ヴォーリス建築事務所が請け負った。
見学は正門を入ったところにある守衛所にて必要事項を記入し、そのまま車で進入できた。
クロッカスの咲くころに宣教師館へ行って見ると素敵な光景を見れるようだ。
「宣教師館」
「謝恩館」
「講堂」
2022年6月撮影 ※本ブログ函館市の建築探訪 各町編より