2014年11月、初めて通る川沿いの団地前で、大きな声と猫の鳴き声。
見ると、親子猫を棒で叩いている男がいました。
叩かれた子猫を抱いて、病院にかけつけました。
あくる日、残った子猫を保護するために、再び行き、周辺を調べたら、ゾロゾロと現れる猫を発見!
団地周辺には30匹以上がいて、2015年1月、団地の管理事務所に、猫の数の調査のために中を歩かせてほしいとお願いに行きました。
これが、500世帯以上の大規模団地で地域猫活動をするきっかけとなりました。
当初、83匹まで確認し、産まれた子猫を保護し、50数匹になったところで、町会に地域猫活動の話をさせて頂いたのは、調査に入ってから半年が経過していました。
この団地で地域猫活動が始まったのは、私が子猫と出会った1年後の2015年11月でした。
あれから6年が過ぎ、この地域は置き餌もなくなり、糞尿のにおいもなくなり、静かな団地になっています。 地域猫も歳をとり、20匹以下になりました。
あの時の子猫は、りっぱな中年猫となりました。
茶トラくんと
長毛キジの女の子です。
この子達との出会いが、活動をするきっかけとなり、その後保護した猫の数は400匹を越えていると思います。
何故、あの時、初めてのあの道を通ったんだろう?って、
今でも思います。