家族を見つけたい猫ちゃん

保護猫達の家族を探します。
地域猫活動、TNRした猫達、保護猫、我が家猫も紹介します。

相談案件

2023年02月25日 | 日記

飼い主が入院するという時に、飼い猫が亡くなり、火葬場へ連れていくのを頼まれた人からの相談。

(先日も頼まれ、2回目なんですよ。 若い飼い猫が次々と亡くなるのはおかしいですよね)

飼い主は度々入院され、入院中は少し精神的な病気のある娘さんが、家猫の面倒を見るそうですが、猫餌、トイレ砂などの買い物は出来ないようですし、片付けも無理のようなので、飼い主に猫を手放すように話をしたのだけど、断られました・・・・という案件です。
が・・・飼い主本人からの相談でもなく、むしろ手放さないとの事です。
相談者は虐待ではないか?と言うので、理由を聞いたところ、2匹目の写真を見せました。

猫は何故亡くなったのかはわかりませんが、亡くなった猫を、周囲の生きている猫が食べてしまっているような写真です。 

これは、家の猫が餌を貰っていなくて空腹のために食べたのではないか、と想像されるので、この写真を持って、行政に訴えるか、相談するのが良いと言いました。 
ところが、相談者は名前が出るのが嫌だ、行政に言うと、自分が言ったとわかるから困る・・・との事。 相談していながら、私に、飼い主の名前や家も言えないとの事。

私が出来る事は何もありませんでした。 相談者は、様子を見ますと言いました。

飼い猫が何匹いるのか? 手放すように説得したというけど、手放すと言ったら、その猫は誰が引き取るのかしら? などなど、質問したい事は沢山ありましたが、する事がありません。
その後、2カ月位経過したでしょうか。
相談者から連絡があり、飼い主が退院した後、動物病院に猫を連れて行ったら、獣医さんがこれは虐待だと、警察と市役所に通報したそうです。

飼い主が入院中、娘さんが猫をケージに入れたまま、餌も水も与えなくて餓死寸前だったとの事でした。 

娘さんには猫を飼育する能力がない病気だという事は想像出来たのだから、飼い主、相談者にも責任があると思います。 行政にはすでに連絡がいっているとわかって初めて、相談者は市役所に行きました。 

そして、なんと、家には15匹の飼い猫がいるそうです! 飼い主は退院してくると、世話をしなかった娘さんに怒鳴りちらすようですが、一番悪いのは飼い主です。 

多頭飼育は崩壊していると考え、次の犠牲になる猫が出る前に、行政も動いて欲しいなと思います。 

また、次の入院が迫っているようです。

行政に聞きにいこうと思いますが、相談者は、動物病院の名前も、自分が会った行政担当者の名前も、聞かなかったとの事で、結局、何もわからない状態なんですけどね。

近所に住んでいる訳でもない私が、警察や行政に行って話を聞こうと思っても個人情報を教えてくれると思えませんけどねえ。 

頭の痛い事ばかりです。

コメント
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