まずはお知らせから。
急ではありますが、31日(火)を休診致します。
29日から続けて休みになってしまい、患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、不慮の事態ゆえ、何卒ご了承下さい。
さて、「アイヌ文化フェスティバル2006」(国際フォーラム)に行ってきました。
少なくとも私の小さな頃は、北海道にはアイヌに関するものが博物館や民芸店にあり、「アイヌ」はそんなに特別な存在ではありませんでした。
でも、アメリカのインディアンのように、「アイヌ民族」という集落があるわけではなく、歴史の1ページに埋もれそうになっていたことは否めません。
同化政策で民族の「誇り」も「伝統」も捨てさせ、私たちはアイヌの人々の受けた苦しみを知らずにいただけかもしれません。
さて、当日は「トンコリ」という弦楽器の演奏を聴くことができました。
トンコリは解放弦のみで演奏している様子。
5つか6つの音しか聞えてこないのに決して飽きない、何とも言えない音。
(もちろん演奏者の技量だと思いますが)
楽器自体は女性を表しているようで、楽器の中は空洞なのか、芯(心臓)のようなものが入れてあるようです。
アイヌの人々の人生哲学が楽器に昇華したのかもしれません。
北海道を離れて20年、私はアイヌではないけど、自分のルーツに触れたような時間でした。
急ではありますが、31日(火)を休診致します。
29日から続けて休みになってしまい、患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、不慮の事態ゆえ、何卒ご了承下さい。
さて、「アイヌ文化フェスティバル2006」(国際フォーラム)に行ってきました。
少なくとも私の小さな頃は、北海道にはアイヌに関するものが博物館や民芸店にあり、「アイヌ」はそんなに特別な存在ではありませんでした。
でも、アメリカのインディアンのように、「アイヌ民族」という集落があるわけではなく、歴史の1ページに埋もれそうになっていたことは否めません。
同化政策で民族の「誇り」も「伝統」も捨てさせ、私たちはアイヌの人々の受けた苦しみを知らずにいただけかもしれません。
さて、当日は「トンコリ」という弦楽器の演奏を聴くことができました。
トンコリは解放弦のみで演奏している様子。
5つか6つの音しか聞えてこないのに決して飽きない、何とも言えない音。
(もちろん演奏者の技量だと思いますが)
楽器自体は女性を表しているようで、楽器の中は空洞なのか、芯(心臓)のようなものが入れてあるようです。
アイヌの人々の人生哲学が楽器に昇華したのかもしれません。
北海道を離れて20年、私はアイヌではないけど、自分のルーツに触れたような時間でした。