婚活より「終活(シューカツ)」、身辺整理より「老前整理」、ウエディングより「エンディング」が身近な歳になりました。
そこで映画「エンディングノート」を見ました。 <ガーデンシティ梅田シネマ>
40年以上勤めた会社を67才で退職、第二の人生を歩もうとした矢先、末期ガンの宣告を受けます。
残された家族と自分を総括するために「エンディングノート」を実行していくというドキュメンタリーです。
死にゆく父を撮影し編集・監督した娘・砂田麻美さんのデビー作ですが、「死」という重いテーマをこれだけ涙と笑いで
包んで、1時間半でまとめるのは、娘だからできた事でしょう。
定年退職してまだ夫婦二人が元気なうちに、人生のエンディングについて話しあえればいいなぁと思います。
「死」をテーマにした、ドキュメンタリー映画を評価するのは失礼ですが、あえてするなら、文句なしの星☆☆☆みっつです。