もっと早く行きかったのですが、やっと「猿の惑星・創世記(ジェネシス)」を見ました。
私が高校生の頃に見た、1968年公開「猿の惑星」(フランクリンJシャフナー監督)の前日談とも言えるもので、
なぜ人間が猿に支配されるようになったか、を描くものです。
「猿の惑星」第一作はSF映画の名作ですが、いきなり今回の作品を見ても、充分面白くできてます。
猿の動きや表情にすごくリアリティがあり、それぞれの猿に個性があります。
猿もですが、映像も進化してます。
ラストシーン、航空機の路線が世界にひろがっていくのも、伏線のコホンコホンがきいて効果的です。
(伏線のコホンコホン…てなんや、と思う人は、映画館へ行ってみましょう)
驚異の特殊映像を作ったスタッフと、知性を感じさせるシーザーに星☆☆ふたつです。
来年、アカデミー賞なんかもらうと、「アカデミー主演オス猿賞」とかになるんでしょうか。