浅田次郎さんと言えば、1997年直木賞を取った「鉄道員(ぽっぽや)」をはじめとする短編、
中国を舞台にした「中原の虹」「蒼穹の昴」など、話題作、ベストセラー作を連発している作家です。
初めて「鉄道員」「ラブレター」などの短編集を読んだ時、伏線の張り方、そのオチのうまさにやられた、と思いました。
「終わらざる夏」(上下巻) (集英社 各巻1700円)は1945年終戦ま近い千島列島最北端・占守島の攻防を描いたものです。
上下巻の大作とあって、この作品もベストセラーになってます。
昭和の近現代史の勉強になりました。