連休の晴れ間「佐伯祐三とパリ ポスターのある街角」を鑑賞しました。 (大阪市立近代美術館・分室 心斎橋)
亡くなって八十年余りが過ぎます。
パリに滞在し、パリの街並み、石壁、寺院に題材を見い出します。
「モラン風景」にはチューブから直接カンバスへ絞りだした跡があり、地面には絵具が飛んでます。
斜めの構図に緊張感、寂寥感、画家の孤独感を感じます。
「郵便配達夫」はたまたま配達に来た人の顔が気に入って、モデルになってもらったものです。
この絵はなんとなく、暖かい雰囲気があります。
ゴッホやユトリロに影響を受け、パリの街を描き続けますが、1928年三十歳の若さで亡くなります。
(前期~6/12日 後期6/14~7/16日)