風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「奈良・古寺散策」です。

2012年05月14日 | 日記

法隆寺は観光客でいっぱいですが、隣接する中宮寺は訪れる人も少なく、静かなお寺です。 (JR法隆寺駅)

国宝・本尊菩薩半跏像は「考える像」として有名です。

優しいお顔は「古典的微笑 (アルカイックスマイル) 」として、エジプトのスフィンクス、ダ・ヴィンチのモナリザと並んで、

「世界の三大微笑像」と呼ばれています。

本尊を収める中宮寺本堂は建築家・吉田 五十八の設計です。

 

斑鳩のはずれ法起寺 (ほうきじ) もひっそりとしてますが、

世界文化遺産のお寺で、国宝・三重塔は日本最古のものです。

ここは駅から徒歩40分くらいかかりますか、参拝客も少なく落ち着きます。

周囲には何も有りません。

時がゆっくりと流れるようです。

 

 


「岩下 志麻という人生」です。

2012年05月14日 | 日記

半世紀を越える女優人生で、自ら選んだ十作品で人生を振り返る、

「岩下 志麻という人生 いつまでも輝く、妥協はしない」です。 (立花 珠樹 共同通信社 1,600円)

「秋刀魚の味」「心中天網島」「はなれ瞽女おりん」「極道の妻たち」「五辧の椿」…名作、話題作が並びます。

一作ごとに撮影の裏話、日本映画の歴史、女優としての試練があります。

私の好きな作品は?と聞かれたら、迷わず「婉という女」をあげます。

四十年間、幽閉された土佐藩・野中 兼山の娘、婉(えん)を描いた作品です。

クセのある女優さんですが、名作はそのクセと役がピタッと合った時に生まれています。

女優・岩下 志麻さん71歳、人生最期の作品を選んでる日々です。