カナディアンロッキーで暮らす

カナディアンロッキーで暮らす茶道とカルトナージュ愛好家の日々

もう晩秋のカナディアンロッキー

2021-10-11 09:03:07 | 出たっきり邦人・メールマガジン

No.211


こんにちわ!
日本にまた大型台風が接近しているようですが、どこにも被害が出ないことを
祈っています。
ロッキーは秋も深まり、カラ松やアスペンの黄葉が進み、葉が陽を受けると
ゴールド色に輝き、実に美しい光景です。朝晩の気温が5℃以下になったりする
ので、夜は暖炉に火を入れて過ごすようになりました。お気に入りのwingback
椅子に座ってottomanに足を乗せ、暖炉の前で本を読み始めるとついついベッド
に行く時間が遅くなり、朝もだんだんお寝坊するようになりました。夜明けも
どんどん遅くなり、8時前にならないと明るくなりませんし…。 



世界中がまだコロナ禍のなか、カナダは9月上旬からアメリカを始め、EU各国
からの不要不急ではない訪問者を受け入れることになりました。つまり、認可
された外国からの旅行者を受け入れるということなのです…条件はワクチン接種
が2回終わっているという証明書、出発国で搭乗の72時間以内に受けたPCR検査
陰性の証明書、カナダ入国時のPCR検査が陰性であること、をクリアすれば隔離
期間免除で入国することができます。

一方で、国内の感染者はいまだ出ている状況です。いまはほとんどが変異株による
感染拡大なので、政府は接種率を上げて、感染を防ぐことに力を入れています。
もちろん、もし感染しても重症化を防ぐことができるのがワクチン効果なので
医療のひっ迫、崩壊という状況を避けることにもなります。最近ですが、全州で
未接種者が1回目を受けるときに政府から一人100ドルという報奨金?が出ることに
なりました。アルバータ州は宝くじまで!(アメリカでも同じようなことがあった
と思います)接種者はウエブで登録しておくと、抽選でなんと一億円が当たる!と
いうことで、3回くらい抽選があり、そのうち1回はカルガリー市在住の女性が
勝ち取ったということでした。もちろん、夫も私も登録していたのですが、残念
ながらご縁がありませんでした。

方々の国で感染者が増えるとロックダウンという厳しい隔離規制をしているにも
かかわらず、私の暮らすアルバータ州はマスク必着、ワクチンパスポート提示で
レストランやパブ、カフェなど飲食する場所への出入りは自由になっています。
ただ1週間前から個人の家庭を訪問する時は全体で2家族10人内にとどめなければ
ならないのです。

恒例になっていた感謝祭の前辺りに開くゴルフのバディーたちとのお疲れ様会は
少なくても4家族が集まることとなり、この条例によって延期となりました。
昨年の今頃、学校は開いたものの、多くの人がリモートワークのままで、飲食店
はテイクアウトのみ…という状況だったので、今秋はかなり緩和され、今まで我慢
を強いられていたカナディアンたちはいっせいにeat out(外食)に走っています。
夫も私も普段は外食をほとんどしませんが、友人夫妻とフレンチレストランに出掛
けたり、ゴルフの後クラブハウスで軽く食事して帰宅することが何度かあり、自分
では気づかぬうちに、外で食事することで開放感を味わっているんだ、と感じました。
ありがたかったのは、ゴルフは昨シーズンも今シーズンも普通にプレイできたこと
です。

  

秋も深まれば、我が家の恒例行事「松茸狩り」の時期です。昨年は全く自力で採る
ことができず…ピッカーと呼ばれる松茸採取のプロが茸を持ち込むステーションと
呼ばれるところへも顔を出して、売ってくれるなら少し買って帰ろう、と立ち寄り
ましたが全く届いていませんでした。夫が森でやっと見つけた2本を大事に持ち
帰り、松茸ご飯を炊いて味わいました。

 この画像は今年のです!

今季も10月初めに一泊でBC州Nakuspという町へ出かける予定です。結構熱い源泉
があり、四季を通じて人気の養生スポットです。松茸が採れる森は苔生していて
背の高い樹木の間から適度に陽の光が差し込み、まさに「森林浴」を楽しみながら
森の中をさまよい歩き、ちょこっと白い頭を苔の間から出している松茸さま(笑)を
見つけるのです。プロのピッカーはまだ地中にある松茸を、細い枝のようなもので
地面をちょいちょいっと突きながら見つけています。もうかれこれ10年くらい
毎年松茸狩りに行っていながら、夫も私もこの技を未だに身に付けられていません。

今年のカナダのサンクスギビングデイ(感謝祭)は10月11日(10月の第2月曜日)。
アメリカは11月の第4木曜日と決まっているので、同じ北米でもカナダはひと月
半以上早く収穫を祝うのです。アメリカに合わせると11月下旬は確実に雪に覆わ
れているので…。その点、Halloweenはカナダもアメリカも10月31日と同じです。

子供たちは着ぐるみなどでいろんなキャラクターに変身して、獲得したトリートを
入れるバッグやバスケット片手に各家を訪問します。小さな子たちはまだ日が暮れ
ないうちに『Trick or treat!』と言いながらやって来るので、31日は午後から
小さな袋にチョコやキャンディといったトリートを詰め合わせたものを玄関横に置
いて待っています。一昨年まで私はこの時期に日本に帰ることが多く、トリートの
準備は夫の役目になっていましたが、今年は夫と一緒に日本帰国をするため、変装
した可愛い子供たちには会えないことになります。

話が出たついでに、日本帰国についてちょっと書きたいと思います。
航空券を買ったのは6月末でした。いつも利用している旅行代理店からANAでかなり
安いチケットが出ていると聞き、4ケ月先でも予約ができるということで、その頃
だと入国後2週間の隔離期間が撤廃或いは短縮されるかも、というかすかな希望を
抱き、10月下旬のフライトにしました。しかし、日本は変異株の感染者が激増し
医療崩壊しかねないほどヤバい状況となっていたので、70%日本行きは諦めかけて
いました。ところが、カナダ側はどんどん規制を緩め、8月下旬からはカナダ国民
あるいは永住権保持者であればワクチン接種2回終了していることが条件ですが
入国空港でPCR検査が陰性であれば隔離期間なし!というお達しが出ました。最寄り
の空港から公共交通機関を利用して自宅へ戻れるということです。9月上旬には
カナダ側のUSボーダーも開き、冒頭でも書いたようにEUからの旅行者も迎え入れて
います。

カナダ側への入国は緩和されても、日本入国が厳しいままでは、やっぱり帰国予定を
延期するしかないかも...と悩んでいたのですが、毎週送られてくる在カナダ日本総
領事館のニュースレターで、日本も入国の際のPCR検査が陰性であれば待機期間を
14日から10日に短縮するという発表があり、それならもう少し前向きに帰国を考
えようと準備を始めました。

あれこれ調べていくうちに、羽田空港からレンタカーを利用することで公共交通機関
を利用しないで滞在先の京都の家まで行ける!フライトは夕刻着、入国の際の検査等
は3時間ほどかかると聞いているので、当日は空港近隣のホテルに一泊してから関西
へ移動。選んだホテル(海外からの帰国者向けの対応をしてくれる)はレンタカーの
営業所まで徒歩3分以内、と次々調べていくとネックになることは一つもなかったの
で出発を延期するのはやめて予定通り一時帰国するという選択をしました。有難い事
に日本で治療を受ける医療機関はすべて正常に動いているそうで、安堵しています。

出国に際し必要なのは、1:ワクチン2回接種済の証明書、2:フライトの出発時間
72時間以内のPCR検査陰性証明。海外渡航用の証明を出してくれるPCR検査機関は
カルガリーにしかなく出発日の2日前に出向いて検査を受ける予定です。結果は当日
中にe-mailで送られてくるそうで、ファイルを印刷して航空会社のチェックインカウ
ンターで提示すればよいそうです。我々は家から最も近い空港内にある検査機関を選
びました。

日本入国の際に必要な書類等は、1:誓約書(待機期間中のお約束をちゃんと守ります
の)、2:質問票という、健康状態や10日間の待機期間中の住所やそこまでの交通
手段、滞在先の連絡電話番号等々を記入した書類、3:カナダで受けたPCR検査陰性
証明、4:3つの指定された接触確認アプリを携帯画面にダウンロードしていること
ですが、これは事前にカナダに居てもダウンロードできるので夫と私の携帯画面には
もう入れておきました。
iOSやアンドロイドなどの携帯電話を持たない人、携帯のバージョンが古くてアプリが
ダウンロードできない人は入国できないの?!と思いきや、そういう方は降機した後
にレンタル携帯電話会社のカウンターがあり、すぐ借りることができます。こういう
すべての情報は厚生労働省や外務省が発信しているウエブサイトを確認すればよいの
で、まったく戸惑うこともなく準備を進めることができます。

夫も私も日本国籍でカナダ永住権を持っているということで、所定の手続きをすれば
両国を自由に行き来できることが本当にありがたいと感じています。現在の状況下
では日本人であってもカナダのパスポート(カナダシチズンになった人)は日本への
渡航ができないのです。3年前、急に糖尿病を発症した夫はできれば毎年日本の病院
で細やかな検査を受け、健康体を維持したいのですが、昨年はコロナ禍で帰国できる
ような状況ではなく…丸2年経ちました。こちらでは3カ月に一度の血液検査とホーム
ドクターの問診を受けるくらいですし、本人はあれこれ摂生しているはずなのに時々
血糖値がぐんと上がることもあり、不安になるらしく、今期は少々無理しても帰国して
検査入院…と考えています。

年を取るのは仕方がないことですが「一病息災」なんて言葉もあるくらいですから
病気と上手に付き合いながら、できるだけ長く二人で元気にカナダ暮らしを続けて
行けるように、と願っている今日この頃です。

では、また来月、どうぞ元気でお過ごしください!


山火事多発と初冠雪

2021-08-30 14:02:41 | 出たっきり邦人・メールマガジン

No. 210


こんにちわ!
東京2020パラリンピック大会 が始まりましたね!
オリンピック期間中に比べ、日本国内のコロナ感染者数が激増していますが
アスリートたちがベストな体調で競技に臨めますように祈りながらTV観戦して
います。

今回のタイトル「山火事」は、落雷で乾燥した森林に発生した火事です。
なんと、今夏は7月後半から隣のBC州で200箇所以上に及ぶ自然火災が発生し
たことで、煙が風に乗ってアルバータ州までやって来て空を覆いつくしました。
白い煙に包まれて山の景色はいっぺんになくなり、煙だけではなく焦げくさい
臭いまで漂いました。

こんな時に限って雨が一滴も降らない日が続いたので、アルバータ州でもいつ
大規模な自然火災が起きるかわからないような状態で、キャンプ場はすべてファ
イヤー(焚火)禁止。個人の庭であっても木を燃やしてはいけないという規制が掛
かりました。時々一緒にテニスを楽しむ仲間たちとのBBQ PartyはFire Van規制
の始まる一日前だったので、BanffのBow River川畔の公園で楽しむことができま
した。ヘリでの消火活動もなかなか功を奏さず、煙害は2週間以上続きました。
森林がほとんど燃え尽きたのと、BC州で少しまとまった降雨があったようで
8月半ばになってやっとロッキーにも青空が戻ってきたので、みんなほっと胸を
撫で下ろしたのですが…

次は私の住居から車で5分くらいしか離れていない小さな集落のハイウエイ沿い
の森が燃え始めました。ハイウエイを挟んで森の向かいにはキャンモアやバンフ
の町中より少し安いガソリンスタンドが2軒あります。走行中の車からのタバコ
のポイ捨てによって発生した火事の可能性大!と報道されました。火事は金曜日
の夕方に発生したので、週末のバケーションに出かける車でハイウエイは大渋滞
その上、煙があっという間に町中を覆い、50メートル先も見えにくいほどにな
りました。

ガソリンスタンドにでも燃え移ったら大惨事になると、消防車とヘリからの消火
活動が丸2日行われ、やっと鎮火したのは日曜日の夕方でしたが、煙が無くなり
景色が戻ったのは月曜日になってから。一時は避難勧告が出るかもしれないので
貴重品をまとめておいた方が良いかも!と、近隣の方と話すほど深刻でしたが
どうにか難を逃れました。それにしても、長らくまとまった雨もなく乾燥しきっ
た中で、火のついたタバコを投げ捨てるなんて!と怒りは収まりません。

その後、アルバータにもやっとまとまった雨が降り、乾燥注意のレベルが一番下
のグリンに変わりました。表示は「グリン─黄色─オレンジ─赤」赤が最も乾燥
注意ですが、今週はお天気が変わりやすくほぼ毎日雨が降っていて、とうとう
23日の朝、周囲の山々に「初冠雪」が見られました。8月に入ってからは夜の
気温は10℃前後に下がっていましたが、ここ数日は5℃まで下がり、夜はやっ
と茎を伸ばしてきた茗荷の鉢を室内へ入れています。

ここ数年、夏の一番良い時期に山火事による煙害で景色がなくなることが多くな
っていることを危惧しています。10年前はこんなに煙っていなかったような…
これも地球温暖化による弊害なのでしょうか。プラスティックごみを減らす、リ
サイクルのためのごみの分別廃棄などの取り組みがやっとカナダでも本格的に始
められていますが、まだまだ分別ごみに関しては日本よりも遅れています。その
点アメリカでは、州によって多少の違いはあるようですが、20年以上前から細
やかな分別ごみ回収を実施しています。

次世代、次々世代を思えば、今できることは何なのか、化学肥料を使わずに土作
りをしているコミュニティガーデンに参加して、地球にやさしい取り組みをして
体に優しい食べ物を育てて食べるという当たり前のことに、いまは新鮮な気持ち
で係わっています。店頭で売られているオーガニックと表示されている野菜が本
当に有機農法で育てられているのか、チェックすることは難しいので半信半疑で
買っていました。つい形や見てくれの良い野菜を求めてしまっていたことも事実
です。

         

コミュニティガーデンへの参加はこうした意識をすっかり変えてくれました。
ズッキーニやオクラの花の美しい事!苗床つくりや雑草抜き、水遣り当番もあり
ますが、育った野菜たちを収穫する楽しさは格別です。最近の我が家の食卓には
必ずガーデンで採った野菜たちが並んでいます。マーケットのケールの軸や絹さや
は筋が固いのですが、ガーデンでは早めに収穫できるので美味しく戴けます。

           

先日は日本では見たことも食べ事もない野菜を収穫、Kohlrabiという地中海原産
のアブラナ科の野菜なのだそうで、合いそうな調理法を考えて作ったものを夫が
「これ美味しいね~」と言って食べてくれるのもスリルがあって?!楽しいです。
ズッキーニ、私は好きなのですが、夫は食感が好きではないらしく、ココア生地
のパウンドケーキにクルミと混ぜ込んで焼いたらパクパク食べてくれました。
粗目のチーズおろしで削って入れたので形は全く消えていて、夫には何が入って
いるのか内緒にしておきましたので(笑)

冒頭でも触れましたが、日本のコロナウイルス感染者数の激増は収まりませんね。
自宅療養されていた方が急変や重症化してもすぐに入院できない事態も起きて
いることに恐怖を感じます。あれだけ予防医学に関しては先駆者的な日本の医療
体制がここまでひっ迫していることが信じられない思いです。ワクチン接種が
思いのほか進んでいないことも「先進国日本」らしくないという言い方は変かも
しれませんが、カナダに比べるとかなり遅れている印象です。自主的にワクチン
接種を受けたくないという人がカナダより多くいらっしゃるような気もします。

アルバータ州では人流がほぼ元通りになっている中、感染者数はまだ増えてはい
ますが、緊急事態宣言を発するほどの増加はみられない、ということなのか、今
のところは何の規制もなく自由にレストランなどで飲食できます。気を付けたい
人は自主的にマスクを着用していますが、マスク着用を強制されるところは病院
と公共交通機関(ロッキーでは循環バス内)くらいです。

デルタ株やラムダ株といった変異株ウイルスがどんどん増加しているので、今後
また事態がどう変わるのか全くわかりませんが、私の切なる願いは、一日も早く
日本に帰国した際の2週間隔離の規制がなくなり、ワクチン接種二回終了の証明
と72時間内PCR検査陰性証明と入国時のPCR検査が陰性であれば、国内線乗り
継ぎができるようになること…それが実現しないと、カナダから日本への帰国は
厳しい、と思っています。

来月こそ、感染者数がどんどん減少に向かっている!というような、明るい
ニュースに接したいと願っています。



いつもの夏に戻りつつあるロッキーから

2021-07-23 19:00:00 | 出たっきり邦人・メールマガジン

         

                                            No.209

こんにちわ!
2020 Tokyo Olympics いよいよ本日から始まりますね!
未来形で書いたのは当地と日本は−15時間時差があり、原稿を書いている今
はまだ22日の午後なので…。
日本のTVニュースはオンタイムで観ています。開幕が迫ったここ数日間に次々
と問題が生じてオープニングセレモニーは大混乱となるかもしれない?この難
局を何とか乗り切ってスタートしてほしいと願うばかりです。

厳しい検疫を受けて入国したはずの選手団の中にも感染者が次々と出ている
ことも残念でなりません。海外からきた報道関係者の中には規則を破る人(隔離
期間中に宿舎から出ている)も見つかっているそうで…総勢5万人ともいわれる
大会関係者を統括するのは並大抵のことではないと察しています。

タイトルにも書きましたが、Alberta州は7月5日からCOVID-19の規制が最も
緩やかなステージになり、ほぼいつもの夏に戻りました。5月に発令された
イートイン禁止(店内での飲食)は撤廃され、パティオであれ屋内であれ、原則
はソーシャルディスタンスを守りながらというものの、ほぼ元通りです。病院内
ではまだマスクは必要ですが、スーパーマーケットや小売店などでは入り口に
貼ってある表示がMasks Mandatoryから Masks Appreciatedに変わりました。
従業員はまだマスクを着けていますが、お客は10人のうち2-3人しかマスクを
着けていない状況です。

屋内での集会、パーティーなども自由にできるようになり、長らくできなかった
友人や親しい近所のファミリーとの会食ができるようになりました。嬉しいのは
州をまたいでの移動も出来るし家族以外の人と一緒に車にも乗れるし、宿泊も
可!ということで、カルガリー在住の友人夫妻とさっそくお隣のBC州へカヤッ
キングとベリーピッキングに出かけてきました。

      

昨夏も一時期感染者が減って規制緩和された時期があり、つかさずカヤックで
コロンビア・リバーの川下りを楽しんだのですが、その後またじわじわと感染者
が増加…結局また10月半ばから制限が厳しくなりました。冬季、スキーゲレン
デでのソーシャルディスタンスは、極寒の中で屋内でゆっくり暖が取れないとい
う過酷なものでした。

今回の規制緩和は、やはりワクチン接種が進んだことが大きな要因でしょう。
1回目の接種を終えた18歳以上の割合は70%に達し、2回目もどんどん進んで
います。6月初旬からは12歳以上も接種を受けています。私の暮らすキャンモ
ア町(人口約2万人)では今の時点で1人の感染が確認されているだけです。夫
も私も6月下旬に2回目接種を終えました。夫は1回目は何ともなかったのです
が、2回目は副反応が出て翌日発熱、一日寝込みましたが、翌朝には熱も下が
りました。私は接種した夜にちょっとけだるく感じて早寝したくらい。腕もさ
ほど痛くなく、翌日ゴルフに出かけられるくらい元気でした。

どこへでも好きな時に好きな処へ出かけられる、誰とでも自由に出会えて、美味
しいものやお酒を楽しみながら過ごせる。昨年春辺りまでごく当たり前にできた
ことが急に規制されて1年半、この長い間の不自由生活で自分は何をしたかと
振り返ってみると、まず有り余る時間をどう使うか、でしたが、とにかく毎日
朝から晩までキッチンに立ち、夫と二人の食生活をバラエティに飛んだ楽しい
ものにするということを心掛けました。幸い、輸入品の流通は多少悪くなっても
ほぼ必要なものは手に入りました。食べたものは消費する必要があるので、1日
2回1時間の散歩、合計1万4〜5千歩目指して頑張りました。

          

SNSで日々の食卓を紹介するのも楽しみの一つとなりました。食べ物を美味し
そうに写すのは難しいのですが、私がラッキーだったのは夫がプロ写真家なの
で、いろいろアドバイスをもらえたし、何より今は携帯電話のカメラ機能が高
性能なので、それにも大いに助けられました。そうしているうちに、Bow Valley 
Food AllianceというNPO団体から声が掛かり、ボウバレー地区で暮らしている
移民が母国の料理を紹介するというプロジェクトに参加させていただきました。

当初はレシピと作り方の画像を紹介するだけだと思っていたのですが、お料理
のプロセス動画も撮るという話になり、規制が少し緩んだ3月上旬Video撮り
も終えました。他にMiddle East, Philippine, Tibet出身の方々のレシピと
動画も発表されています。
以下のタイトルをYoutubeで検索するとご覧いただけます。
Junko’s Chirashi Sushi served with pork belly and Chinese cabbage
 #BowValleyLocals Recipe Exchange

近況ですが、昨日、茶道に興味を持つお客様が3名カルガリーからお越しに
なりました。今年1月に発行された冬号に、自営業を55歳で廃業、カナダへ
移住してプロ写真家になった夫の記事を載せてくださった地元の情報雑誌
「Japanab」の編集長がお連れ下さったゲストお二人は、アルバータバレエ団
所属の現役バレエダンサーでした。どちらも姿勢が良くて小顔で、歩く姿も
優雅に感じるすてきなお嬢様方でした。

         

COVID-19の影響で、昨年はせっかく決まっていた公演の全てがキャンセルと
なり、スタジオでのトレーニングもままならない時期は苦労されたようですが
間もなく今秋の公演に向けて本格的なレッスンが始まるとのこと。その前に
茶道体験をさせてあげたい、と編集長からお聞きしたので、久しぶりに張り
切ってお茶室の設えをし、お昼前にお越しなので点心として松花堂弁当のご
用意をしました。

     

静寂の中で松風というお釜でお湯が沸くときに出る音を聴きながら、亭主(私)
が点てる一服のお茶を味わっていただく…ただそれだけの事なのですが、日常
生活の中でなかなか持てない時間を、3人のゲストにちゃんとご提供できるか
どうかドキドキでしたが、点心のお料理のほとんどは前日下ごしらえをして
当日は早起きして可憐に咲いている野草を摘みに行き、茶室や化粧室に飾り
ました。
幸い昨日はお天気も良く、私のプランしたおもてなしをとても喜んでくださり
穏やかな時間を過ごして戴けたようです。

私の点前をご覧になって、道具を扱う指先にまで神経を注いでいることに気づ
かれたようで、バレエにも通じるものがあると話されていました。

お見送りした後、私自身も達成感を得ることができました。茶道は非日常では
ありますが、ゲストの事を思いながらあれこれ準備する時間、心を静め一服の
お茶を点てるひととき、できるだけお客様に喜んでいただけるようにと創意
工夫をする、すべてのプロセスが茶道の持つ深い魅力のような気がします。

6月の夏至の日からひと月経過、ロッキーの夏はピークを迎えていますが
当たり前ながら確実に日没は早まっています。
6月終わりには最高気温が38℃まで上昇。暑〜い!と思ったのは3日ほどで、
日中は扇風機が欲しい時間もありましたが、夜になると20℃以下になるので
エアコンなしで(ロッキーではほとんどの家にエアコンはありませんが)快適
に眠れ、特に問題なく凌ぐことができました。

今はまだ夕方7時半スタートでも9ホールのゴルフが楽しめていますが、8月
に入ると7時スタートが最終になり、1週間ごとに最終スタート時間は早まって
行きます。8月の予定はまだ何も決まっていませんが、夏を感じている間に
もう一回どこかへ遠出したいとプラン中です。とりあえず、暫くはTVでオリン
ピック観戦!!ライブ中継が観られる競技が多いとついつい寝不足になって
しまいそうですが...。
すべての競技が滞りなく、無事に終了することを願いながら観戦します。


では、また来月、どうぞ元気でお過ごしください!


夏のアクティビティ

2021-06-18 19:00:00 | 出たっきり邦人・メールマガジン

                                             No.208


こんにちわ!
ロッキー、やっと本格的な夏に入りました。
まだまだ夜中の気温は10℃以下になる時もありますが、日中は20℃以上を
示す日が多くなりました。風がないと、デッキの寒暖計は25〜26℃になり
紫外線も強く、半袖で腕を出しているとジリジリと陽焼けして来るのがわかる
くらいです。外出時はまだマスクを着けることが多く、メイクはしませんが
UVケアは必須です。

ゴルフコースは5月に入ってオープンしました。年により4月下旬に開くこと
もありますが、今年は少し遅く、初ラウンドは5月12日。まだCOVID-19
の影響で家族以外では4人で回れず…多くのメンバーがプレイできるように
2人で9ホール、スタートは同時刻#1か#10でスタートという変則で
規制が緩む6月11日まで続きました。そしてついに6月12日の規制緩和
から本来のスタイルに戻り、晴れて4人で18ホールラウンドできるように
なりました。

まだカナダがアメリカとの国境を開けていないため、夏だけ避暑にやって来る
Golf Buddyはまだフロリダです。時々メールのやりとりをしていますが、ワク
チン接種も2回終わり、ハワイを含み、国内ならどこでも自由に旅行できると
いうことで、外国籍の旅行者のカナダ入国規制がなくなる日を心待ちしています。
もちろん、カナダ側の我々も、できれば2回のワクチン接種が終わっている証明
と、PCR検査の陰性証明があれば、隔離期間なしで自由にボーダーを超えること
ができるようになることを待ち望んでいます。ちなみに、夫と私は4月16日に
モデルナ社のワクチンを接種していますが、まだ2回目は終わっておらず、すで
に予約は済ませていて、接種日時を知らせるメールを待っているところです。

カナダ保健局からの最新発表では、2回目の接種は1回目がファイザーとモデル
ナだと、2回目はそのどちらでもよいそうです。接種できるクリニックや薬局も
増えています。カナダは日本に比べると人口は少ないので、大規模な集団接種
会場はありませんが、カルガリーでは、ドライブスルーで接種できる場所がで
きています。予約はすべてウェブサイトからですが、それが難しい人は811に
電話して予約もできる為、問題はありません。

5月に入り、あちこちでパンデミックが起こり、アルバータ州は5月半ばから
3週間、また規制がステージ4に逆戻り、テラスやデッキでも飲食ができなく
なり、テイクアウトのみでしたが、やっと6月12日からレストラン内でも
人数制限はあるものの飲食可能に戻りました。すると、カナディアンは夏の間
は外で飲食するのが大好きなので、待ってました!とばかり一斉にレストラン
のテラス席は満杯になっています。

こちらの夏のアクティビティの代表というと、まず自転車です。整備された
トレイルが沢山あり初心者でも気軽に楽しめます。上級者用のマウンテンバ
イクのトレイルも無数にあり、私は全く詳しくないのですが、バイクにも
種類が沢山あって、価格もピンキリ。私は新車を買った友人から不要になった
バイクを20ドルで譲り受け、調整して問題なく使っています。

カヤックやカヌーで川下りや湖に浮かべてのんびり釣りを楽しむ人。最近流行
りのサップで楽しむ人も増えました。道具は使わず楽しめるハイキングももち
ろん人気です。コロナの規制が始まる前までは日本からもヨーロッパを始め
世界中から、大勢の人がやってきたロッキーですが、今夏はまだカナダ国内
からの来訪者だけなので、今のところトレイルですれ違う人も少なく、いつも
の夏なら銀座くらいの人出があるバンフのメインストリートもいつもの活気は
全くありません。

今週末はご近所の日本人の2家族と一緒にアルバータ州南部にあるキャンプ場
へ出かけます。湖畔にあるキャンプ場なので、カヤックを持って行き、釣りも
楽しむ予定です。州管理のキャンプサイトは人気で、2カ月前から押さえてい
たのでお天気が気になりますが、今のところ雨予報は出ていないのでほっとし
ています。最近の天気予報はほぼ正確なのです。

昨夏もこのメンバーで2泊3日のキャンプを経験していますが、3人の子供達
はちょうど孫と同じくらいなので、我々はじいじとばあばとして彼らと楽しい
時間を過ごしています。マカオと京都にいる本当の孫たちとはもう2年近く会
えていないので、今秋こそゆっくり会いたいと願っているところです。

今年、我が家はコミュニティガーデンに参加しています。100人くらいの参加
者が6つのグループに分かれてそれぞれ担当の場所に野菜を植付け、当番を決め
て水やりビニールハウスのあるグループは温度調整などして育てて行きます。
私はダークグリーン・グループでビニールハウスの中に、豆、ラディッシュ
ズッキーニなどは種から植え、外の畑にはニンジンとトマト、ジャガイモの苗
を植えました。育てた野菜は全員が共有して収穫することができます。

収穫できるようになった野菜は各グループのリーダーが参加者全員にメールで
伝えます。すでにガーリックやリーフレタスは元気よく伸びていて、ハーブは
すでに摘んでもよさそうな大きさになってきました。一番元気が良いのはチャ
イブ(あさつき)で、5月にガーデンがオープンして苗床作りをすることから
去年に残っていた根っこから元気よく芽が出ていて、今やかわいいネギ坊主み
たいなのが一杯ついています。そろそろ暑くなって食事に冷たいものが欲しな
ってきたので、新じゃがでビシソワーズを作るときに使おうと思っています。

屋外では10人集まってアクティビティや集いができるようになっているので
久しぶりにシニアカップルのテニス同好会も再開です。去年は町営のコートを
無料で使って楽しんでいましたが、今年はメンバーの何人かがバンフ・スプリ
ングス・ホテルのテニスクラブに入会したので、ゲストとしてオムニ(人工芝)
のテニスコートでプレイができることになりました。オムニコートは膝にとて
も優しくシニア向きです。

6月20日、もう夏至を迎えます。以後は段々と日が短くなるってことなのですが
実際は7月中は9時過ぎても明るく、一年で最も外で過ごす時間が長い季節です。
5週間後の配信では、どんなトピックをお伝えすることができるのかまだわかり
ませんが、きっとコロナ感染の脅威からはずいぶん解放されているのではない
かしら、と希望を持っています。そして日本では7月23日はオリンピックが始ま
る日ですね!カナダからTVで応援します。

では、また来月、Stay Safe どうぞ元気でお過ごしください!

 

 


ロッキーにも春がきた!

2021-05-16 14:37:30 | 出たっきり邦人・メールマガジン

 

                          No.207

 

     こんにちは、いかがお過ごしですか?
まずはご報告。今年、プレーリークロッカスを見つけたのは4月17日でした。
いつものトレイルで産毛に包まれた蕾を見つけたときの喜びは格別でした。
例年に比べると1週間ほど遅かった気がしますが3~4日経ってまた行ってみると
たくさん開花していました!花の数はいつもより多いようで、画像映えする
色の濃い花を探しては撮り…コーヒーとおやつ持参で出かけたので、トレイルの
あちこちに設置してあるベンチに座ってキャンモア市内を一望しながらゆっくりと
Tea timeも楽しみました。

気温が上がり、春らしい(というか一気に初夏のような?)陽ざしを楽しむように
カナディアンたちはいっせいにレストランやカフェのパティオで食事やお酒を楽し
む季節になりました。朝晩はまだ5~10℃以下に気温が下がるのですが、日中は
20℃に上がり、着るものの調整が大変!朝晩はダウンジャケット、日中はタンク
トップ、という感じです。

面白いと思うのは、カナディアンたち、冷えてくると上着は着るのですが、下は
短パン、サンダルのままなんです。足元から防寒、という発想は彼らにはないの
でしょうか?寒冷地で生まれ育つと、我々アジア人とは体感温度が違うの?と
不思議&寒がりの私は羨ましく思います。

山岳地帯独特の急変する天候にも対応するため、ウォーキングに出るときはバック
パックに防水&保温のためのジャケット、手袋、キャップを被って出かけたら
毛糸の帽子、など必携です。カナダ人はほとんど傘を差しません。代わりに撥水
や防水効果のあるフード付きジャケットを使う人がほとんどです。バンフの町が
かつて観光客で賑わっていた頃、急に雨や雪が降り出すと一斉に傘を使うのは
日本人ツーリストだけでした。

私も移住した当初は必ず折り畳み傘を持って出かけていましたが、いつの間にか
カナディアンのように、怪しい天候の時はフード付きジャケットで対処していま
す。雨は日本のように一日中しとしと降る日はほとんどないし、今の天気予報は
素晴らしく的中率が上がっていて、携帯のアプリで1時間ごとの天気予報が簡単
にチェックできますから、ゴルフのTee Timeを決めるのにも大助かりです。

やっと暖かくなって、少し遠出して戸外でのアクティビティ、キャンプやハイキ
ングのプランを立て始めた矢先…日本と同じく、アルバータ州はコロナ感染者の
急増に伴い5月10日から3週間、ロックダウン(日本で言う緊急事態宣言)が行
われることに。変異株、と呼ばれるウィルスの感染拡大予防です。
学校はリモート授業に、レストランやカフェはパティオでの飲食も禁止され、テイ
クアウトのみ。プールやジム、スパやマッサージ業、ヘアサロンやネイルサロン
は休業、生活必需品の小売店は可能収容人数のたった10%しか入店できない
ことになりました。

昨春からの続きで、家で過ごす時間が増えることにはもう慣れていますが、州を
またいでの行動が規制されている為、お隣のBC州へ釣りやキャンプに行く計画を
立てているファミリーはヤキモキ。かくいう我が家も、6月にはアルバータ州
南部の湖でキャンプ、7月半ばはカヤックでコロンビア川下り、そして恒例のベリ
ーピッキングなど、レジャープランを立てていて、キャンプサイトと宿泊先はすで
に予約済です。同じ州内の移動ならよいのですが、7月の川下りとベリーピッキング
はBC州なので、ロックダウンが解除されないと出かけられません。あと2ヶ月先な
ので、そこまで長引かないとは思うのですが、先が読めないコロナ禍にうんざり…
というのが正直なところです。

こんな状況ですが、ロッキー地区ではワクチン接種が順調に進んでいます。
まずはエッセンシャルワーカー対象の接種が終わり、3月には年齢順に予約が
始まり、夫と私も4月6日に決まっていたファイザー社のワクチン接種でしたが
ワクチンの到着が遅れたとかでいったんキャンセルになってしまいました。それ
から10日ほどして、予約した薬局から電話があり、翌日夫婦揃ってモデルナ社
のワクチンを接種することができました。2回目は4カ月以内に摂取できるべく
追って連絡があるということでした。75歳以上はすでに2回目の接種を終えた
地区もあり、これからも順調に進んでいくと予測されます。

とりあえず1回目を受ければ80%は効果がある、という悦明だったので、ホッと
したところです。そんな中、隣町のバンフで感染者が急増というありがたくない
ニュースが飛び込み、現在は12~20歳がモデルナとファイザー社のワクチン摂取
対象になっています。幸い、ロッキー地区での感染者にはいまだ死亡者は一人
も出ていませんが、感染すると後遺症で辛い思いをするケースは報告されてい
るので、3蜜を避け、家族で先の何か楽しいことを考えながら、今を耐えて過ご
すことに尽きますね…。

相変わらず、週2回は朝食用の湯種パンを焼いています。日本ではコンビニで
も買える美味しいフワフワとした食パン。カナダ人好みの食感ではないのでしょ
うか、どこにも売られていなくて、自分で焼くしかないと悟り、上手に焼いている
方に直接教えてもらって以来、焼き続けています。そもそも、厚切りトーストなる
ものはカナダには存在しません。フレンチのバゲット、ベーグル、イングリッシュ
マフィン、ピタパン、スコーン等々はいつでもどこでもそこそこ美味しいものが手
に入るのに…

角食パンは日本食材のマーケットでたまに冷凍で売られていますが、5枚切りで
8ドルという破格のお値段。それでも、夫が食べたいというので何度か買いました
が、今では1.5斤を好きな厚さにカットして食べられることが何より嬉しいです。
同じ生地をアレンジすれば、テーブルロールやあんパンも焼けます。冬眠生活中
カロリーを摂り過ぎるとじわじわ体重が増えるので気をつけないといけない
のですが、基本の一汁三菜を、一汁二菜にする工夫(これは私には手抜きみた
いで罪悪感ありましたが実行!)と、食後1時間ほどのウォーキングで何とかクリア。
雪の降る日も、よほど強風が吹く日以外は防寒して毎日毎夜歩きました!
成果は、夫の血糖値が平均6.4以下に、私の体重が8kg減ったのとコレストロ
ール値も平均ラインに!

いいことばかりでもないCOVID -19生活ですが、ポジティブ思考で過ごそうと
いう思いで日々過ごしています。まず、最近実行したことは…
今まで白髪の部分が気になってヘナという天然の染料で染めていたショートヘアを
昨年12月から染めずに伸ばしっぱなしで過ごして…3月早々、4カ月ぶりに
ヘアカット。もうほとんどヘナ色(オレンジ)に染まった髪の毛はなくなりました
が、さらに2カ月辛抱して…とうとう先週末、ヘアカットのついでに長年の念願だ
った「金髪」に染めてみました。10日からヘアサロンも当分稼働できないと聞い
て、急きょの決断でした。

まずは、いつもヘナでの染髪を手伝ってくれていて、白髪の目立つ状態を嫌ってい
た夫の一言

「後ろ刈上げたんやなぁ…ちゃんと金髪なってるやん、願いが叶ってよかったなぁ」

と、以外にもポジティブな感想に、安堵しました。まぁ、今更文句を言っても
家庭内の雰囲気が悪くなるので、ここは大人の対応をしてくれたのかもしれません(笑)
しばらくはこのボーイッシュな金髪で過ごします。ちなみに日本では「メッシュ」
という感じに近いので、オールブロンド、というイメージではありません。
まだ全体の1/3は黒い髪も残っていて、そこの色が少し抜けたのと、白髪は透明感
のあるきれいなブロンドに。我ながら、思い描いたイメージに使い仕上がりで
ヘアスタイリストさんに感謝です。

では、また来月、Stay Safe どうぞ元気でお過ごしください!

 

Junko@Canadian Rocky