PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

マンション内覧会チェックポイント床と巾木編

2012-04-01 17:18:47 | 日記
 壁クロスと床の取り合い部分は、巾木を使って仕上げをします。壁と床は直交

しますので、施工代のような「遊び」が必要です。その遊びであるすき間をふさいで

しまうのが巾木の役割です。

 洗面室のシートは塩ビシートを用いることが多く、床が塩ビの場合は、「ソフト巾木」

と呼ばれる、同じビニール製の巾木が使われていることが一般的です。その巾木と床の

取り合い部分におおきなすき間がないか、特に下の方に床シートの寸足らずによるすき間

があいていないか、指で押してチェックして下さい。床シートの寸足らずによる穴が

あいていないか、指で押してチェックしてください。床シートの寸足らずがあれば、

前述の浴室扉枠と床のすき間同様、そこから水が入る可能性があります。補修方法は

基本的に床シートの貼り替えになります。

 床シートは、床の形に合わせてカットして貼りますが、柱型などがあると、カッターを

長く入れ過ぎてできる「カッターキズ」がある場合があります。

 水周りの床のカッターキズは、そこから水が染み込んで床下地を痛める懸念がありますが、

むしろそれよりも、その部分にゴミが入り込み、黒い筋状の汚れが目立つようになることの

懸念のほうが大きいです。そうなればなかんか落ちません。美観上、好ましくない事は

いうまでもありません。カッターキズの長さが1cm以上あれば指摘対象ですので

張替えを要求してください!

 では、本日も読んで頂きありがとうございます。