PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

スターターを活用する

2012-04-09 18:41:10 | 日記
東大卒の家庭教師 吉永さんのアイデア

あなたは何かをはじめるときに、
「よっこいしょ」という感じで
大変だったりした経験はありませんか?

例えば勉強や仕事も手が着くまでが大変で、
やりはじめると「ノってくる」っていう経験が
きっとあるんじゃないかと思います。

「はじめるときが大変」だと
はじめるときに「意志エネルギー」が必要になるので、
おっくうになってしまったりしてついつい後まわしにしてしまいます。

それって、人生の損失ですよね。

何か良い方法はないのでしょうか?

もちろん、あります。

カンタンな方法としては、
「スターターを活用する」という技法があります。

私たちの「意志エネルギー」は限られているので、
これを効率的に使うことはとても大切です。

「意志エネルギーの節約」のために、
とても重要な方法が「習慣化を活用する」こと。

ある特定の行動を「習慣化」することで
その行動を開始するときに必要な
「意志エネルギーの消費」を減らすことができるわけです。

そしてもちろん、習慣化にも「コツ」があります。

習慣化したい作業の先頭の作業は、必ず定型化する

この「定型化された手順」が「スターター」です。

これは私たちには、

・時間帯
・作業手順

が同じもの程、習慣化しやすいという性質があるからです。

時間帯で習慣化が生じていると、

「あ、もう○○時だ!」

という感じで、動けます。

しかも、本当になれてくると
時計を見なくても時間がわかるほどになってきます。

習慣化が起こりにくい人は、

・時間帯がめちゃくちゃ
・はじまり方もめちゃくちゃ

であることが多いです。

たとえば、物の置き場が決まっていない。

そのような状態だと作業のはじまりの手順が、
いつも変わってしまうわけです。

「片付けなさい!」と言っても納得しない子供には、
ぜひこういう理論を説明してあげてくださいね。

もちろん作業のはじめから終わりまで
すべて定型化できれば、より作業は速くなり習慣化も進みます。

でも、そういう作業ばかりではないですよね?

それでも「開始の手順」は
定型化できることが多いはずです。

なので、ぜひあなたも工夫してみてくださいね。

「スタート時の抵抗は、ここから来ていたのか!」

と、大きな驚きがある人も、多いんじゃないかと思います。

人間は、新しいことをはじめるのが不得意です。
なぜならそれは、それまでの習慣に反することだからです。

だからこそなるべく定型化することで、
心の負担を減らすことができるのです。

スタート時の手順は、定型化する。
これは本当に大切な知恵だと思います。

 本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。