PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

好きになると

2012-04-30 23:57:53 | 日記
東大家庭教師 吉永さんより

一旦相手を好きになると、
「好きを証明する事実ばかり」が目に入り、
いっそうスキになる。

一旦嫌いになると、
「嫌いということを証明する事実ばかり」が目に入り、
いっそう嫌いになる。

逆に、好きになった人の、
「気に入らない事実」は、
目に入りにくくなり、
嫌いになった人の、
「素晴らしい事実」は、
目に入りにくくなります。

これを、「偏向の盲点」と言うのですが、

そのような意味で、
第一印象で、
「どのような印象」を与えるかが、
よい人間関係作りでは、
大切になってくるのです。

それでは、
何が、第一印象を決めるのでしょうか?

良い印象を、
持たれにくい人の特徴は、
好印象の人に比べ、
目や口などの動きが少ない。

顔の動きが大きいと、
口が良く開き、
声も大きく、
明るくなります。

一方、顔の動きが少ないと、
口があまり開かないため、
ボソボソとした、
暗い声になってしまいます。

第一印象を決める秘密は、
顔ニューロンという、
神経細胞にある、
との報告があります。

顔ニューロンとは、
顔を見分けたり、
表情を読み取る、
脳の神経細胞のことだそうです。

顔ニューロンは、
相手の表情によって、
反応が違って来るのだと言います。

表情が豊かだと、
顔からの情報が多く、
顔ニューロンは、
その情報を記憶蓄積している、
海馬(かいば)に送ります。

そして、これまでの経験と、
照らし合わされ、
人柄を探ることができます。

笑顔を見るだけで、
喜んでいると分かるのは、
このためです。

しかし表情が乏しいと、
海馬に送られる情報が少ないため、
人柄や性格を、
探ることができません。

そのため不信感や、
警戒心が生まれてきます。

つまり第一印象を悪くしていたのは、
表情が乏しいため、
相手に無意識のうちに、
警戒心を抱かせていたからです。

大切なことは、
自分の方から先に、
「笑顔」を向けること。

そして、「こんにちは」の挨拶をする。
          
「よろしくお願いします」と言う。
          
相手の「お名前」を、
きちんと呼ぶ。

相手のお話を、
きちんと相槌をしながら聞く。

相手を敬った、
丁寧な態度で接する。

笑顔に加えて、
こうした、
初対面の方を、
快く受け入れる、
自然体なおおらかさも、
相手をほっとさせ、
心を開いて、
話をしやすくなる、
入口になるのだと思います。

「好意を持って」
「はじめまして」
「よろしくお願いします」の気持ちを、
笑顔に乗せて、
挨拶をしてみましょう。 

きっと第一印象は、
グッとよくなります!

相手の方の反応は、
自分の態度の鏡。

こちらが、
好意を持って接すれば、
好意を持って返してくれます。

敬意を持って接すれば、
敬意を持って返してくれるのです。