アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

キャラ弁

2015-04-25 | Weblog
 きょう、息子の小学校は弁当日。


 朝5時に起き、5時半から作業に入った。いつもより1時間ほど早い。と言うのも、初めての「キャラ弁」挑戦だからだ。


 「キャラクター弁当」。複数の食材で、アニメやビデオゲームなどのキャラクターの顔を作り上げる弁当だ。「妖怪ウオッチ」のネコキャラなどが大人気だそうだ。


 1週間ほど前、息子がテレビのバラエティー番組でネタになっているのを見て、「次の弁当日にはキャラ弁にしてほしい」と言い出した。ビールを飲んで気分がよくなっていたおれは、「とうちゃんの料理の腕前を見せてやるよ」などと、ついつい安請け合いしてしまった。


 息子の注文は、ゲーム「モンスター・ハンター」の「アイルー」というネコのようなキャラクター。「アイルー」なるモノは知らないが、ネットでキャラ弁を検索。このキャラ弁も相当に人気があるらしい。いくつものレシピの中から簡単そうなモノに息子を誘導した。


 顔全体はカツオ節と白ごまの醤油よごしご飯。あご下はさつま揚げ。目はスライスチーズと海苔を重ねたもの。耳は黒こんにゃく。鼻や髭は海苔。口はハムを切り取って、マヨネーズで接着。


 さつま揚げは湯通しして油抜き、こんにゃくは軽く湯がいた。ネットには「簡単レシピ」と書いてあったが、下ごしらえを含めると40分もかかった。朝の40分というのは、かなり価値の高い時間だ。この日は7時半から旗当番もあったから、ちょっと気が急いた。次からはキャラ弁の日は、下ごしらえは前日に済ますべきだな。


 ともかく、作り上げた。自分としては、なかなか愛らしいのではないか、と思った。が、起きてきた息子は複雑な表情。で、「ん、ありがとう…」


 あんまり喜んでいないのは明らかだ。


 後日、モンスターハンターの攻略本を見る機会があった。


 私のキャラ弁は、確かに「アイルー」ではなかったと思った。「アイルーのキャラ弁」に似ていたのだった。


 次回は、キャラ本体をまず知ってから作らねば。


 なんだか、キャラ弁にはまりそう。
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