アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

「本」という栄養が不足している

2008-04-08 | Weblog
 会議、会議、会議…。


 「社長」を頂点とする組織の中、「報告」のための報告が繰り返され、その報告を作り上げるための会議が繰り返されている。



 志をもった者はいない。ただ、組織の中でどう立ち回るか。バカばっかり。


 自分のために。そればかりだ。

     ◇

 46歳にもなって、青臭いことを言うのは躊躇もあるが、人の役に立ちたい。まず、それだ。

 それが、人生だ。


     ◇


 自室の本棚がいっぱいになってきたので、不必要な本を整理した。この一年間、並べておいただけのものも相当数あった。

 不要なものも随分買い込んだ。が、一方で精神的な栄養となってくれたものもいくつかあった。「これは手放せない」というのも2冊あった。


     ◇


 「私にとって、読書は食事と同じ。生きていくために不可欠だ」

 とある街の商工会議所の会頭との雑談の中、こんなことを言われた。

 実際には、読書をしなくても生きてはいける。だから「私にとって」と限定してはみた。

 が、実は一般論として言いたいんだと、彼の表情からありありと読み取れた。


     ◇

 本を読まない人生なんて、死んだも同然である、と。

     ◇

 彼は続けた。「首長も議長も、学校の先生もみんな忙しすぎる。本を読む暇もない。だからバカばっかり」


 納得!


 健康ブーム、禁煙ブームの暴風雨の中でも、紫煙を燻らせ続けた読書家殿。

 われても末に、逢はむとぞ思ふ、です。ありがとうございました。
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