アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

美しき休日、「単身」に疑問を抱く

2009-07-14 | Weblog
 またまた、有意義な、何より健康的な休日を過ごしてきた。


 久々の土日連休である。


 土曜日(11日)は良くなかった。


 前夜、グデグデの呑みすぎ状態。午前中はダウン。

 午前2時ごろ家に帰って、とにかく居酒屋で浴びてしまった煙草の臭いを体からとるために入浴。そのまま爆睡。



 午前6時ごろに、風呂に入ったままでいると、遠くから声がする。


 「オトーサーン」。


 「きっ、来たぁ!」

 このまま相手をさせられたら、オレは絶対にモタナイ。



 ちょっと、死の予感。


 というより、死に直面。




 が、助かった。

 この日は、ちょうど息子の音楽教室の日だった。





 音楽教室のある約3時間。睡眠を取って、午後からは「ニコニコこども館」、公園でサッカー、夕方は虫捕り。息子に付き合った。



 睡眠を取ってはいたが、さすがに疲れた。


 ニコニコ子ども館では、息子は係りの人に「こんにちは」「ありがとうございます」「さようなら」をかかさず言えていた。今のところ、子育ては失敗はしていないかも、と少し安堵。


 失敗か成功か、子育ての結果なんて、結局、どこまでも出はしない。

 しかし、今のところ、人に害を加えるような「自分酔い」の馬鹿ではない。

 女房の努力が、息子に結実している。

 感謝。




 午後9時前に寝た。




 日曜日は、さらにハードだった。


 午前5時に自宅を出て、逢瀬公園で虫捕り。


 コガネムシを6匹ゲット。

 ほかに、アマガエル2匹、チョウ、蛾それぞれ1頭、オニヤンマ1匹(死骸)、セミの抜け殻3体、ダンゴムシ無数、ミミズ3本、なんだか分からないが蛾みたいなの1匹…。


 いろいろ捕れたが、結局、コガネムシだけ持ち帰り、ほかは逃がしたり、捨てた。

 カエルを生かすためにかごに水を入れたが、オニヤンマの死骸がぐずぐずになってしまうし、セミの抜け殻もふにゃふにゃに。



 カブトムシやクワガタがほしかった。でも、息子は「コガネムシ、ゲット!」と、大喜び。

 もうカブトムシなんかいいや!


 かつて、私はスズメバチと同じ餌場の木にも登って、カブトムシやノコギリクワガタ、カナブンをはじめ、運がよければ、ミヤマクワガタも捕っていた。


 でも、最近は本当にムシが少ない。

 タマムシが幻扱いだから。オレらの子ども時代は、何匹だか分からないくらい捕まえていたけどなぁ。





 午前9時からはユラックス熱海のプールで2時間半、水泳。



 「ジャンプは禁止だよ」と監視員さん。


  権利主張ばかりの曲がった精神の親が多い昨今、他者の注意を聞き入れられない子供も増えているが、いまのところ、きちんと注意を受け入れているので、また安堵。


 スーパーの身障者駐車場に平気で車を止められる人たち、「精神貧民」も多い。




 息子は「精神貧民」ではなく、これが親としては一番うれしい。


 「我」を超える「公」を持ち合わせている。




 自分の子に大きな期待は寄せてはいない。と、歴史が教えてくれている。


 ただ、「我」を押し通すような規範レベルの低い人にだけはなってほしくない。


 こんな次代だから、それが大きな心配事である。



 プールから帰ると、私は懸案のヴァイオリン練習。


 息子は、ちょっとだけ私の緊張感を察してくれたようで、近づいて来なかった。


 そして自分のピアノ練習。しかし、眠気を押して、たまに会える父親との時間を過ごしてくれていたツケはすぐに回ってきた。

 ピアノを前にしながら、突然、眠った。



 「お疲れ様。楽しい2日間、本当にありがとう。 本当に、ありがとう」







 で、今朝は、いつものように戦争状態。


 息子に「早くしなさい」ばかりを言う俺だった。





 家族で暮らすって大切。



 特に、お互いを求め合っている時期だから。





 単身生活、4ヶ月目。


 疑問を感じ始めている。

 「単身」って、こんな珍妙な言葉、誰がつくったの? マスコミ? 役所?

 単身なんて、いいことないよなぁ。

 
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