アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

自転車の2人乗り

2010-09-01 | Weblog
 自転車の2人乗りは、いいことである。


 表立ってこんなことを言っていたら、交通関係の方々に袋叩きにされそうだ。

 が…、爽快感があって精神衛生上いいし、それ以上に、人間関係を濃密にしてくれる効果もあると思うのだ。



 昨日から今日にかけて妻が仕事で不在。昨夕の児童クラブへの迎えから今朝の登校まで、小学1年生の息子と私との2人きりの生活だった。


 夕食は自宅近くの焼き鳥屋。自宅前の公園をはさんで徒歩5分ほどの距離だが自転車で出かけた。


 道路では息子をサドルに乗せて自転車を押し、公園内は私の運転で2人乗り。午後6時半を過ぎており、昼の熱気は消えて、風もひんやりしていた。


 「気持ちいい!」と息子。


 実は、焼き鳥屋での夕食の提案に対して、息子は当初反対だった。が、自転車で行くという条件を示したところ、即座にOKに転じた。


 息子はすでに自転車乗りはマスターしているが、自転車の2人乗りが大好き。


 交通安全の面からいえば、自転車の2人乗りが禁止されるのは当然のこと。だが、2人乗りが許されていた時代に育った者としては、子どものころの2人乗りの楽しさが身にも心にも沁みついている。


 親子、友達、恋人などなど、多くの関わり合いの中で2人乗りが大きな効果を挙げていたのではないか。


 風に触れる感覚、少し危険な感覚、身体的な接触の感覚、多くの感覚を2人きりで共有していた。


 子どもの安全を考えれば、公道での2人乗りの復権は不可能だろう。すべきでもない。市内の観光牧場にいけば「おもしろ自転車」なるものがある。2人乗りは、もはや遊園地の遊具で楽しんだり、公園の中だけで楽しむものなのだ。




 焼き鳥屋には自宅からご飯を持参。息子は焼き鳥丼、私は息子が余した焼き鳥と生ビールでの夕げとなった。

 これまでにも家族で来たことがあるが、メニューにご飯ものがなく、子どもの食事に困っていた。行きつけの店なので、店に行く前に電話で許しをいただいていた。


 ほかにお客さんがなく、たばこの煙もなくてラッキーだった。


 帰宅後に宿題のプリントを一緒に片付けてから入浴。寝床では絵本を一冊だけ読んだ。寝入りは私の方が早かったようだ。


 はじめは私の体に絡まって寝ていたが、夜中に気がつくと、いつも妻が寝ている方に移動して、1人で寝ていた。


 今朝は私が弁当づくり。毎日の妻の苦労を再認識した。
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