まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.844 山の辺の道から大和三山が見える

2017-10-24 10:45:54 | ふうけい
おはようございます。












9月の連休の1日目、台風が来てしまなみの旅を断念、しおしおした気持ちで近場を走ったのは前にお伝えしました。曇り空の下で結構沈んだ気持ちで走ったわけでしたが、所々で見つけた秋の風景はそんな気持ちにちょっとした光を差し込んでくれました、というわけで明けて翌日、台風も通り過ぎまだ曇り空の下でしたが、秋の風景を探しに出かけました。秋の風景と言うと今年も明日香村への走りを予定しているのですがそれは来週のこと、多分その時には秋本番の風景が見られることだと期待して、今回は行先は天理から桜井方面、帰りは馬見丘陵公園に寄ると言うルートに決めました、この項ではまず桜井にたどり着くまでの模様をお伝えしていこうと思います。
まずは天理市内、いつもの上ツ道から市街地へと入り駅前からは国道169号線を走る。天理市役所から少し行った所で写真1枚目、畝傍山が見えたので望遠で1枚、奈良は盆地で土地がまっ平だが条件が良ければ建物の間からチラッと大和三山を見ることができる。途中で国道を折れて山の辺の道へと入る、ああ~ありました、秋の風景、もうありきたりですが彼岸花です、満開とはいかないまでもなかなかいい具合に咲いています。沿道を彩る赤い風景の中にチラホラと見える白い彼岸花、自分(一人称)は明日香村で見たのが初めてだったが最近はいろいろな所で見かけるようになった。赤色でさえキチッと計ったようにこの時期に咲くのにそれに混ざって白色も、これもまた自然が為せる技なのか四季のある日本ならではの特権と言うか・・・いずれにしても普段に普通のことだが結構奇跡なことでもある、あ、「キセキ」は菊だったか。














場所は変わって桜井市に入って巻向界隈、この辺りでの見所と言うと巻向古墳群、邪馬台国があったとされる地でほぼ決まりと言った所なのですが、そんな人の思惑に左右される話は置いといて、JR万葉まほろば線の東側を通る山の辺の道へとやって来ました。ここで見たかったのは箸墓古墳と大和三山のコラボレーション、望遠機能で確保しておきたかったのですがそれが写真2枚目、一番手前にあるのが箸墓古墳、次が耳成山で一番奥が畝傍山、奥へ向かうにつれて緑色が薄くなっていく。この辺りでも彼岸花がきれいに咲いている、合わせてコスモスも、秋を代表する花だが時期的にはまだ早い感じなのか咲き具合は今一つ、彼岸花は来週あたりになるともっと咲くだろうしコスモスも10月になればあちらこちらで見頃となる。だんだん寒くなっていくが花を見るにはいい季節、またいろいろと走り回ってみたいと思っています・・・とこの頃はそう思っていたのだが、何だ!このところの雨の嫌がらせぶりは。先週の末から降り続いてこの日曜日には台風襲来とダメ押し、でも来週辺りは晴れそうなのでやっと走れそうな感じ、これからが秋本番と言ったところでしょうか、さあ、走るで~!!









山の辺の道は自転車では入って行けない所があるので、JR三輪駅周辺では町中の道を通り抜けて上の写真にある通りへとたどり着く。写真1枚目にある細い道が山の辺の道で、2枚目がその入口となる所、旧街道の雰囲気が漂う町並が軒を為す通りを進んで行くと、古代の市であった海柘榴市跡へとたどり着く。「海柘榴市」については以前にもここで取り上げたことがありますが、自分(一人称)のかじっただけの知識ではここが旧街道が交差していた所で、人々はその場所にあった市で買い物や娯楽を楽しんでいたと言うこと、まあ今で言うとイオンモールみたいなもんでしょうか。さて、走りの方はこの道を先へと進んで行って初瀬街道の宇陀ヶ辻へ、次回は桜井市にある旧街道を走ってみようと思っています、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!!         まちみち