おはようございます。
「紀ノ川に沿って」とのタイトルでお送りしている旅の話はここまで主にJR和歌山線各駅巡りを中心にお伝えしてきました。前回はこの路線の中心ともなる橋本駅、しかし町の寂れ具合は何か、何かな~と言う感じでした、都心から離れた一都市となるとなかなか再生はしんどいと言った気もするのですが、往時は高野山へ向かう旅人を迎えていた宿場町、何とか次の一手で甦ってほしいところです。
さて、走りの方は橋本の町を抜けて大和街道へ、町中を抜けると田園風景が広がり今回まず最初の駅、下兵庫駅へとたどり着く。駅舎はなくホーム1本だけのいかにもローカル線の寂びれた駅と言った感じ、この路線の特徴は大きな駅(行き違いができる駅)→小さな駅(ホーム1本だけの駅)→の繰り返し、まあ和歌山線と同じ規模のローカル線はどこもそうだが。ホームに入ると何か愛嬌のあるキャラが描かれたイラストのパネルが飾ってある、それは次の隅田駅にもあって木造の駅舎は一面イラストが描かれていて、ホームも写真をご覧の通りである。これは近くの中学生たちの作品で、その作成の様子が駅構内にパネルで紹介されていた、なぜイラストが描かれたかと言うとその目的は落書防止とのこと、なるほど目には目を、と言うことか・・・ってこのイラストは落書ではなく立派な作品ですが。駅は県境の峠へと差し掛かる山の近くにあって寂しい雰囲気を受ける所にあるが、周辺には民家も多くさっきの下兵庫駅よりも乗降客数は多い。さて、走りの方は駅を後にして国道24号線へと出るとそこはもう峠への上りの始まり、ここまで走り続けてきた和歌山県ともそろそろお別れの時となる。
和歌山県から奈良県に入るのはこれが初めて、いつもは快適に下る坂道を今回は上って行くわけだが思ったほどのキツさは感じない。やがて県境の表示がある場所へ、道路の外れた所にはここで県の管轄が変わる標石が立っている、とりあえずこれを写真に撮って一旦ほんの少しだけ和歌山方面へと戻る。大和街道と書かれた案内風の道標があるのでそちらの方へと入って行く、国道は上りなのにこちらの道は下りになっていて旧街道の雰囲気が漂う町並の中を通り過ぎると橋があり多分その辺りが県境となるはず。今度こそ奈良県へ入ったかと思うと今度はとんでもない上り坂が待ち受けている、そりゃそうだ、国道はさっきの場所から上っていてはるか上を通っているので下りだった旧街道はここで更なる上りを強いられるわけである。一番最後の写真にある場所の先が峠の一番高い所、ここを通り過ぎると今度は一気に下りとなって五條市の市街地へと向けての走りとなる。
JR和歌山線、今回の各駅巡り最後の駅は大和二見駅、ここは前にも紹介している所なので今回は写真だけ、それにしてもこの時は写真3枚目、4枚目にあるように駅にたくさんの人が集まっていた、ホームの写真は断念して後は帰路に徹するだけとなった。時間はもう夕刻に差し掛かっていてタイムリミットも近い(はっきりした時間は決めてないが)、五條市内から近鉄橿原神宮駅まではまだ結構距離がある、とりあえず国道24号線を走って途中で吉野口方面へと行く道があるのでそちらに入って行こう・・・と決めていたがその道が分からずに通り過ぎてしまった。国道はここから風の森峠に向けての上り坂、ここまで長い距離を走って来たところにこの上りは辛い、と思ったらちょうどJR線が下を通っている所に狭い道が分かれていたのでそちらへと入って行った。線路沿いに行けば吉野口に早く行けるだろうと思って入って行ったが、道はだんだん山の中に差し掛かり不安が大きくなってくる、仕方ないので近くで農作業をしていたおばさんに聞いてみるとこの道はもう先には続いてなくて線路沿いには行けないとのこと。線路の向こう側にも道はあるがそちらには渡る橋もないとのこと、結局今来た道は戻ることになるが国道24号線を上って行って東佐味交差点の先を右へと曲がれば吉野口に通じる道へ出れると教えてもらった。おばちゃんありがとう!!と言うことで気を取り直して国道へ戻り坂を上って行く、教えてもらった道の途中には寺院がありそこでトイレ休憩、下3枚の写真はその場所で撮ったものです。道はその先で山へと入って行く、カーブが連続した下り坂は少しスピードが出過ぎて怖かったが山を抜けるとJR線の線路に沿う道に出ることができた。この道を行くと近鉄橿原神宮前駅へと行くことができるが、残念ながら時間が無くなってしまったので吉野口駅から輪行で帰ることにした、最終目的地にはたどり着けなかったが急造の行程にしてはよくここまで走って来れたものだ。そんなわけで各駅巡りの旅は是にて終了となるのですが、次回もう1回だけ枠を設けて登録有形文化財巡りをお送りしたいと思います、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。 まちみち
「紀ノ川に沿って」とのタイトルでお送りしている旅の話はここまで主にJR和歌山線各駅巡りを中心にお伝えしてきました。前回はこの路線の中心ともなる橋本駅、しかし町の寂れ具合は何か、何かな~と言う感じでした、都心から離れた一都市となるとなかなか再生はしんどいと言った気もするのですが、往時は高野山へ向かう旅人を迎えていた宿場町、何とか次の一手で甦ってほしいところです。
さて、走りの方は橋本の町を抜けて大和街道へ、町中を抜けると田園風景が広がり今回まず最初の駅、下兵庫駅へとたどり着く。駅舎はなくホーム1本だけのいかにもローカル線の寂びれた駅と言った感じ、この路線の特徴は大きな駅(行き違いができる駅)→小さな駅(ホーム1本だけの駅)→の繰り返し、まあ和歌山線と同じ規模のローカル線はどこもそうだが。ホームに入ると何か愛嬌のあるキャラが描かれたイラストのパネルが飾ってある、それは次の隅田駅にもあって木造の駅舎は一面イラストが描かれていて、ホームも写真をご覧の通りである。これは近くの中学生たちの作品で、その作成の様子が駅構内にパネルで紹介されていた、なぜイラストが描かれたかと言うとその目的は落書防止とのこと、なるほど目には目を、と言うことか・・・ってこのイラストは落書ではなく立派な作品ですが。駅は県境の峠へと差し掛かる山の近くにあって寂しい雰囲気を受ける所にあるが、周辺には民家も多くさっきの下兵庫駅よりも乗降客数は多い。さて、走りの方は駅を後にして国道24号線へと出るとそこはもう峠への上りの始まり、ここまで走り続けてきた和歌山県ともそろそろお別れの時となる。
和歌山県から奈良県に入るのはこれが初めて、いつもは快適に下る坂道を今回は上って行くわけだが思ったほどのキツさは感じない。やがて県境の表示がある場所へ、道路の外れた所にはここで県の管轄が変わる標石が立っている、とりあえずこれを写真に撮って一旦ほんの少しだけ和歌山方面へと戻る。大和街道と書かれた案内風の道標があるのでそちらの方へと入って行く、国道は上りなのにこちらの道は下りになっていて旧街道の雰囲気が漂う町並の中を通り過ぎると橋があり多分その辺りが県境となるはず。今度こそ奈良県へ入ったかと思うと今度はとんでもない上り坂が待ち受けている、そりゃそうだ、国道はさっきの場所から上っていてはるか上を通っているので下りだった旧街道はここで更なる上りを強いられるわけである。一番最後の写真にある場所の先が峠の一番高い所、ここを通り過ぎると今度は一気に下りとなって五條市の市街地へと向けての走りとなる。
JR和歌山線、今回の各駅巡り最後の駅は大和二見駅、ここは前にも紹介している所なので今回は写真だけ、それにしてもこの時は写真3枚目、4枚目にあるように駅にたくさんの人が集まっていた、ホームの写真は断念して後は帰路に徹するだけとなった。時間はもう夕刻に差し掛かっていてタイムリミットも近い(はっきりした時間は決めてないが)、五條市内から近鉄橿原神宮駅まではまだ結構距離がある、とりあえず国道24号線を走って途中で吉野口方面へと行く道があるのでそちらに入って行こう・・・と決めていたがその道が分からずに通り過ぎてしまった。国道はここから風の森峠に向けての上り坂、ここまで長い距離を走って来たところにこの上りは辛い、と思ったらちょうどJR線が下を通っている所に狭い道が分かれていたのでそちらへと入って行った。線路沿いに行けば吉野口に早く行けるだろうと思って入って行ったが、道はだんだん山の中に差し掛かり不安が大きくなってくる、仕方ないので近くで農作業をしていたおばさんに聞いてみるとこの道はもう先には続いてなくて線路沿いには行けないとのこと。線路の向こう側にも道はあるがそちらには渡る橋もないとのこと、結局今来た道は戻ることになるが国道24号線を上って行って東佐味交差点の先を右へと曲がれば吉野口に通じる道へ出れると教えてもらった。おばちゃんありがとう!!と言うことで気を取り直して国道へ戻り坂を上って行く、教えてもらった道の途中には寺院がありそこでトイレ休憩、下3枚の写真はその場所で撮ったものです。道はその先で山へと入って行く、カーブが連続した下り坂は少しスピードが出過ぎて怖かったが山を抜けるとJR線の線路に沿う道に出ることができた。この道を行くと近鉄橿原神宮前駅へと行くことができるが、残念ながら時間が無くなってしまったので吉野口駅から輪行で帰ることにした、最終目的地にはたどり着けなかったが急造の行程にしてはよくここまで走って来れたものだ。そんなわけで各駅巡りの旅は是にて終了となるのですが、次回もう1回だけ枠を設けて登録有形文化財巡りをお送りしたいと思います、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。 まちみち