まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.678 『天使のいる図書館』

2017-02-20 08:34:35 | 日記
おはようございます。





今日(19日)はまたまた映画を見に行ってきたわけで、これで3週連続となりました。見てきたのはこれ↓↓↓



全国で10館にも満たない上映で奈良県内ではイオンシネマ西大和とTOHO橿原の2館、自分(一人称)は西大和へ観に行ったのですが、見る前はマイナーな映画なのでまあ10人くらいだろうと思っていたが、券を購入した時点でもう10席以上埋まっていた。館内に入ると結構客が入っていて上映前には後方の座席は約半分が埋まる状態、しかも驚いたのは上映終了後ロビーに出ると人がいっぱいで、次の回の案内の放送が入ると行列ができるほど、正直ここまで盛況とは思わなかった。

主演は小芝風花↓↓↓



映画『魔女の宅急便』では主演、ドラマ『GTO』では演劇部員でいじめられ役だったが、やはり一番印象に残っているのは『あさが来た』の千代役。話は少し逸れるが朝ドラの娘役は何で母親に反発するんでしょうかねえ、今回の『べっぴんさん』のさくらはあまりのアホっぽさにいい加減にしとけや~と思ってしまったのですが・・・まあこのドラマについてはまた枠を設けてお話したいと思っております。そう言えばこの映画の主人公の名前も「さくら」だったのですが、こちらはいかにも精密機械のような口調で融通が利かないカクカクとした性格、接客が苦手な新人の図書館司書が毎日図書館にやって来るお婆さんと出会って・・・と言うことでこれ以上書くとネタバレになってしまうが、特に大きな事件が起こるとか言うわけでもなくハートフルな展開が繰り広げられていきます。





始めにも書きましたが、館内は結構見に来ている人が多くてびっくりポンだったのですがそれもそのはず、この映画の舞台となったのは奈良県の葛城周辺、広陵町にある図書館をメインに、大和高田市、香芝市、葛城市、御所市と奈良県民にとってはもう馴染みのある風景がふんだんに出てきます。自分(一人称)が見に行った西大和も舞台となった地域から近いと言うことで、地元でロケが行われた映画を見に行ってみようと言う人も多かったのだろう。マイナーで全国で10館にも満たない規模の上映だが、奈良が舞台となるとやはり地元は強いと言うことでしょうか、客層も子供から年配の方まで幅広く、知っている風景が出て来たら周りから小さく声が聞こえてくるほど、普段なら迷惑やな~とも思ってしまうがここは御当地映画と言うことなのでそれも微笑ましく見過ごすことにしておきましょう。










ただ奈良県が舞台となっても大和郡山や高の原での上映はなく、奈良県内でもそれほどこの映画が知られていない感じ、自分(一人称)は仕事場でこの映画のロケに遭遇した人から話を聞いていたので、このことは知っていました。全編に渡って繰り広げられる葛城地方の風景、県北に住んでいる自分(一人称)は何か羨ましく思ってしまいました。奈良と言うと奈良公園や有名な神社仏閣が出てくるのが当たり前だと言う考えがあるから、失礼ながら地味で特に有名でもない地域でこれだけクオリティーの高い作品を見せられると、県北ではもっといいものを作ってほしいと言う気持ちになってくる。今日、映画館で見たたくさんのお客さんが見に来ている光景は御当地映画の強みからきたものなんでしょうね、超メジャーなところでは今流行のアニメ映画がそうだし、ついこの間CSで見た『モヒカン故郷に帰る』は広島県の瀬戸内地方の島が舞台となっていて、広島東洋カープネタも盛り込んで地域映画の強みを引き出していた。大規模な上映ではなくてもその地元の人にとったら地元の風景が出てくるだけで映画に対して親しみが出てくるものなのでしょう。ちなみにその『モヒカン』は自分(一人称)も大好きな大崎下島が主なロケ地になっていて、見ているうちにまた行きたいな~と言う気持ちになってしまった。今日見た映画も他の都道府県の人が見て、「奈良にはこんな風景もあるんやな~、行ってみたいな~」と言う気持ちになってもらえたらそれもありがたいことです。そのためにももっといろいろな地域で大きなスクリーンで上映してほしいところです、全国で10館での上映ではあまりにも寂しすぎます。








今回貼り付けている写真はこの映画で出てきた風景、ロケ地となった所です、自分(一人称)も走ったことがある風景がスクリーンに出てくるたびに嬉しくなったのは言うまでもありません。撮影は去年の秋だったとのことで、二上山とその手前に近鉄電車が走る風景をバックに黄緑色の稲穂が実る畦道の中を小芝風花が自転車で爽快に駆け抜けて行くシーンが何度も出てくるのですが、この場所は特定しておきたいですねえ、去年各駅巡りで近鉄南大阪線沿線を走った時にもしかしたらこの近くを通っていたかも。それと次回の近鉄南大阪線編で多分お送りすることになる屯鶴峰、結構上るのにキツい所だと思うのですが、小芝さんはともかくとしておばあさん役の香川京子さんもよく上ったものだと思いました。あと葛城山にロープウェイで上って山頂まで行くシーンもあったのですが、こちらは自分(一人称)も今年の正月に、ロープウェイ乗場へ行く途中の所まで走りました。物凄い急な坂道を上って行かなければならずこれはもうたまらん、と言うことで途中で引き返すことになりました、この話もまた枠を設けてのお伝えとしておきます。
まあロケ地や出てきた風景をお送りするくらいではネタバレにはならないでしょう、でもこれ以上話すと際限なく話してしまいそうなので今回はここまでとしておきます。映画が終わってまあまあいい気分で映画館を出た後は西大和ニュータウンの中を相棒と走ったのですが、途中の交差点では帰り道と反対方向に行けば映画の舞台となった広陵への看板、時間があったらそのままロケ地巡りへ行ってみようとも思ったのですが、そうも行かずに帰ることにしました。今度はチューリップが咲く頃に行ってみようと思っています、それに近鉄南大阪線各駅巡りも進めて行かなければ・・・と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち

No.677 滋賀の旅秋編(4)・水口宿まで

2017-02-18 20:30:49 | 旅行記

おはようございます。











いきなり季節感のない写真です、きれいに咲き誇る秋桜もこんな寒い時期に見ると、いや、それでもなかなかいいもんです。滋賀の旅秋編は至る所で秋桜が咲く風景の中を走りました、ここはJR甲西駅を過ぎた所にある秋桜畑、各駅巡りのため一時東海道を外れたのですが、この辺りは特に見所もない所、少し退屈な気分で走っていたのですがやっと目に眩しい風景に出会えたのでカメラを向けました。この後はまた東海道へと戻り水口宿を目指して走って行くこと、早速行ってみることとしましょう。









再び東海道へ戻って走っていると、写真2枚目にあるように猿飛佐助の故郷である三雲城址前を通り過ぎる、時は折しも大河ドラマ『真田丸』の真っ最中、旗にも真田の家紋が描かれている。それにしても一時期はあまり見かけることのなかった藤井隆がこのドラマではなかなかな存在感を示していた、忍びの者として結構カッコいい動きをしていたし、きりへの想いの場面ではコミカルな一面も見せていた、最後は幸村といっしょに絶命すると言うことでかなりおいしい役だったんではないでしょうか。さて、旧街道はその後JR線の踏切を渡りJR三雲駅前を通り過ぎる、水口宿まではまだ少し距離がある所、一番最後の写真にある道は駅を過ぎた所で旧街道の雰囲気が漂う町並だが、ここを先へとJR草津線に沿って行ってしまうのは間違い、東海道は野洲川を渡って向こう岸へ行かなければならない。









国道1号線に架かる橋を渡ってすぐの所で甲賀市へと入る、2004年に町村合併で誕生したまだ歴史の新しい市だ。信号を渡って川に近い所に出ると写真2枚目からある大きな常夜燈が立つ場所へとたどり着く、ここは横田渡と言う所で、往時の東海道は今渡ってぃた来たような橋が架かってなかったので渡しで野洲川を越えなければならなかった。そう言えばさっき三雲駅の近くにも常夜燈があったから、多分その辺りが渡しの到着地なのだろう、それにしても旧東海道は大井川と言い宮宿~桑名宿間と言いここと言いすんなりと行かせてくれない、外からの敵を入れないために川にわざと橋を架けなかったと言うが旅人にとっては迷惑な話だ。
旧東海道はさっき渡った信号のある所の交差点から同じ方向に3つの道が分かれていて、一番北が国道1号線、南が県道となるので、ここは真ん中を通る道を進んで行くことにする・・・ってなどと言いながらこの時は間違って一番南の道を行ってしまったんだよなあ。だから行けども行けども旧街道の風景に出会えずおかしいな~と思いながら走っていると、そのうちに近江鉄道の踏切に当たってしまった、とんでもなく間違えてしまったわけだし位置的にも行き過ぎてしまった。軌道修正すべく北へと走ってやっとのことで旧東海道水口宿に到着、一旦宿場町の始まりとなる所まで戻ってそこから気を取り直して街道巡りをしていくことにしましょう↓↓↓







と言うことで旧街道の雰囲気が漂う町並を通り過ぎて行ったわけですが、やっぱりミスはいかんな、どうしても先を急ぎたい気持ちがあるから道を間違えたことを悔やんでしまって、街道巡りもさっさと済ませてしまおうと思ってしまう。前回ここに来たのは近江鉄道を各駅巡りした時、その時も先を急ぎたくてササッと通り過ぎたんだった、結構いい町並が展開している所でとりあえず目についた風景は写真に収めたが、次の目的があるので今回もいい加減な感じで通り過ぎることになってしまった。
さて、その目的と言うのがJR草津線各駅巡り、旧東海道街道巡りでの走りがここ水口で終わりとなってしまうので、この先は各駅巡りを中心とした旅の模様をお送りしていこうと思います。とりあえず次回お送りするのはここまで旧東海道と並行で走って来たJR三雲駅まで、その後は残りの各駅を巡って行った話を順次お伝えしていくことになります、そして途中ではこの旅で見つけた登録有形文化財の話も・・・と言うことでまだまだ続く滋賀の旅秋編、時間的にはもう正午は過ぎた辺り、最終目的地の伊賀上野まではまだまだ半分以上も残っているのですが、果たして行けたのでしょうか、すみませんねえ、もったいぶらせるような話ばかりで、まあ相変わらずなことだ、いつものことだと思って次回もお付き合いよろしくお願いします。       まちみち

No.676 奈良交通62番系統(前編)

2017-02-16 11:11:41 | バス
おはようございます。












今回はバス路線巡り、遠くへ行くことができないので近場で気分を紛らわせるために始めた企画ですが、正直言って取り上げる路線ってなかなか見つからないものです。今までお伝えしたのは法隆寺~奈良間、市内循環線、西大寺~奈良間、まあここまでは観光絡みの路線ばかりですが、奈良県内の主要路線はだいたいが観光地を巡っているので今回もその類となります。紹介する路線は天理~桜井間を国道169号線を走る62番系統、山の辺の道に沿う路線は古代にタイムスリップしたかのような風景を見ながら進んで行くことができる所です、早速JR天理駅前からスタートしていきましょう。
奈良県内のJRの駅の中では一番立派な駅と言われている天理駅、地元の住民に黒法被の天理教の関係の人たちとたくさんの人で賑わう駅前は、バス乗場も広くて充実しているが、バスの発着本数は以前に比べるとガクンと減ってしまった。ここから北へ向かうJR奈良駅行、南へ向かうJR桜井駅行、東へ山添方面へ向かうバスもあるが、どれも本数は寂しい感じとなってしまった、以前は名阪国道を経由して伊賀上野まで走るバスもあったがそれもなくなってしまっている、やはりバスを利用する人が減ってきているからだろう。今回お伝えする桜井方面のバスも今は1時間に1本、確かにすぐ横をJR万葉まほろば線が走っているので分が悪い感じもするが、もっと観光路線をアピールすればお客さんも増えるんではとも思うのですが。
駅前から東へと向かって国道169号線に入る、天理の賑やかな町中を通り過ぎて国道25号線との交差点へと差し掛かる。その向こう側に見える大きな建物は天理市役所、それにしてもここも何やかんやと不祥事が多い所、元天理市民としてはお恥ずかしいたらありゃしない、とでも言ったところです。天理市庁前バス停を過ぎると賑やかだった雰囲気も落ち着き、ここからは生活路線っぽい風景の中を進んで行くこととなる。











バスは民家が建ち並ぶ中を過ぎていくが、その町並が途切れると進行方向東側には青垣の山並が見えてくる、その手前の少し小高くなった所にはいくつかの集落が見えるが、環濠集落で有名な竹内環濠集落もその中のひとつ、と言うことはその辺りが山の辺の道が通っていることとなる。今回の走りではこの路線巡りから横道に逸れて山の辺の道にある古墳群と萱生環濠集落にも寄っているが、その話はまた別枠でお送りしようと思っています。萱生環濠集落と言うと、山の辺の道沿いの休憩所にニャンコさんの家族がいて、道行く人の気分を和やかにさせてくれていたのだが、今でも元気にしているのだろうか、ちょっと気にもなったので行ってみたのですが・・・。
国道169号線はその風景を左手に見ながら先へと進んで行く、所々では建物がとぎれて右側前方に大和三山が小さく見えることもある、奈良は盆地なので風景が遠く見渡すことができるのがいい所である。この辺り上の写真にあるようには守目堂、勾田、乙木口、三昧田、更にこの後の写真に出てくる大大和神社前、上長岡と読むことはできてもワープロでは変換しにくいバス停名が並んでいる。冬の寒い時期で寂しい姿を晒している柿の木の畑が広がる所を横目に見ながら、更に先へと進んで行くことにする。







写真にあるのは天理市の一番南の辺り、3枚目の写真にある濃い緑色の丘は崇神天皇陵、その後方には三輪山が見えている。間もなくたどり着くのは柳本バス停、町中にあるJR柳本駅とは少し離れていて、観光地と言える場所に近いのはバス停のほうである。展望が開けた所でこの付近は大小いくつかの古墳が点在している、その中でも有名なのはここから西へ駅へ向かう道を行った所にある黒塚古墳、近くにある崇神天皇陵、景行天皇陵に比べると小さな前方後円墳だが、ここから三角縁神獣鏡が出土し邪馬台国がこの辺りに存在したと言う決定打にもなって、当時は見学の人たちで物凄い賑わいとなった。そう言えば『鹿男あをによし』でもその神獣鏡が鹿の「目」と言うことで、それを探しにここに来ていました、あのドラマのおかげでこんな田舎の町が大きくクローズアップされました。
さて、バスの方はこの先、天理市とお別れして桜井市へ、古代からの歴史の舞台として名高い桜井市と言うことで、バス停巡りの方もまだこの辺りは中盤と言ったところ。進行方向左手には三輪山、右手前方には大和三山、寒い冬とは言え緑色が目立つ風景の中での走りはまだまだ続くと言うことで、そちらの方は後編でのお伝えとしておきます。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち

No.675 東高野街道・四條畷市

2017-02-15 09:21:27 | みち
おはようございます。











正月にはいろいろと気が滅入ることがあって忙しい日が続いたのですが、それもやっと一段落した1月9日、連休の最終日。とりあえず気分を変えたいと言うことでちょいと山を越えて走りに行きたくなりました、と言うことで向かったのは阪奈越えルート、奈良県と大阪府の境界線から四條畷市へと入るとそこからは急な上り坂の始まり、それでもこの上りは最近の嫌なこと続きだったストレスを忘れさせてくれる。上りの途中のコンビニでいつものように休憩して、その後に続くきつい上りをクリアして阪奈道路との合流地点へ、阪奈道路には入らず尾根伝いに北へと走り清滝峠へ、峠と言っても今走って来た所よりも標高が低いのは変な感じだが、ここから大阪方面に向けては一気の下りとなる。










最初は急なカーブが連続する下り、やがて前方に大阪の町並の展望が開け、直線の急な下りとなる、この辺りは下からすると結構急な上りになるが、自転車で上って来る猛者が多い、上りが好きな自分(一人称)でもここは気がひける所だ。それにしてもこの下りの急さには毎回恐れを為してしまう、途中で道を外れて清滝街道の旧道へと入るが、そちらも結構下に下りてきたと思っても、汗が引いてしまいそうな急な下りがまだまだ続いている、この下りに臨むときは毎度あの菊川の恐怖を思い出してしまう。ここは自分(一人称)のペースを守っての下り、やっとのことで平坦な部分へと下りると間もなく東高野街道との交差点へとたどり着く、ここはもう何度も紹介したことがある写真5枚目、6枚目にあるお地蔵さんと道標が立つ所。今回の走りはとりあえず山を越すことが目的だったのでこの先はノープラン、真っ直ぐ行って大阪方面へ行っても良し、右へ曲がって枚方方面も良しだが、ここは左へと曲がって国道170号線の旧道=東高野街道を四條畷の中心地方面へと向かうことにする。
東高野街道と言っても地元の人からしたら隣には大きな国道が走るその脇道と言った感じの所、旧街道の雰囲気を感じる場所もあるが人々の生活感がにじみ出ているような普通の道。そんなに広くもない、と言うかむしろ狭いやろ~と言う道に、最後の写真にあるように大きなバスが我が物顔で入ってくる、我が物顔と言っても近鉄バスにとってはメインルートなのだから、よそから来た者が言うのは余計なお世話と言ったところか。しかしバスだけでなく車もたくさん入って来て道は渋滞必至、隣を通る国道170号線の渋滞を嫌ってこちらに入って来ているのだろうがこれでは何にもならない、道が狭いのですり抜けて行くこともできず、ここは車にお付き合いして一緒に渋滞に巻き込まれてしまう。












道を少しだけ外れた所にあるのが写真1枚目~3枚目にある四條畷市立歴史民俗資料館、入口には東高野街道を示す碑があるのでこの施設の前を通るこちらの道の方が旧街道になるのかも。再び国道170号線旧道に戻るとJR四條畷駅に近い所、神社の鳥居が立つ交差点を通り過ぎる、この辺りは人の流れも多くあって四條畷の中心地に当たる所か、と思っていたら写真4枚目、いきなり大東市へと入ってしまった。この写真の右側、柵の向こうに見えているのが四条畷学園、小学校から短大までがこの場所に集まっている所、道を外れてJR四條畷駅方面へと入って行くと、学園の校舎が道を囲んだようにして建っている。5枚目の写真にあるのが向かって右側の建物、なかなか重厚そうな建物は国の登録有形文化財だが、校舎となるとなかなか写真に撮るのも気が引けるところ、その学校の生徒が見ていたら怪しい者だと思われかねない。
ここから真っ直ぐ道を進むとJR四條畷駅前へとたどり着く、ここは以前JR学研都市線を各駅巡りした時に紹介させてもらいました。駅前は結構狭く市の代表駅にしては少し小ぶりな感じ、地図を見てみるとこの駅、大東市に属しているんですね、これは開業した当時にはまだ四條畷と言う地名が存在していなかったからとのこと、それでも大東市にある四條畷市の代表駅と言うのも何か変な感じ。さて、再び東高野街道へと戻ると写真にもあるように大東四条という二つの市に名前が合体したようなバス停の前を通り過ぎる、大東市も四條畷市も大阪の中では目立たない存在の市なのだからいっそのこと合併してしまえば・・・と書くと地元の人から何ちゅうこと言うてくれてんねん、とでも言われそう。まあ奈良県でもそうですが、合併となるといろいろと自分たちが思っている以上に何やかんやと弊害があるのでしょう、大阪市の都構想のように上が決めても住民の意思は全然違う所にあったと言うような例もありましたし。行政は本当に市民のことを考えてくれているかと言うと、この前の奈良市役所の対応を見ても分かる通り、ホントにちゃんと考えてくれているとは思えませんけどねえ。あ、それは国もいっしょか、最近よくNHKの国会中継を見ているが、そこで繰り広げられているのはほとんど自分たちの暮しとは関係ない話ばかり。昨日の、喧嘩腰でメガネのオバちゃんをしつこく攻撃していたが、そんな話はどうでもええねん、喧嘩したかったらどっか別のところでやってくれ、元犯罪者のくせに喧嘩好き、もう頼むからおとなしくしといてくれ、高槻市民も何であんな奴に投票・・・、そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち

No.674 各駅巡り・近鉄橿原線(5)+あえてあの二人を擁護する

2017-02-14 08:48:46 | 鉄道
おはようございます。













近鉄橿原線各駅巡り、随分間が空いてしまったのですが、今回が最終回となります、いや、別に忘れていたわけではないですよ。と言うことでまず写真1枚目、2枚目、ちょっと旧街道風の風景は西二坊大路に一番倣う道、大和郡山城に近い所から始まる道は最初は線路の東側を行き、近鉄九条駅を境にして線路の西側に至る、写真2枚目にある左に分かれる道は多分七条大路となる道だと思います。集落を抜けると線路の右側に薬師寺の塔が見えてくる、例によって二つの塔のうち東塔は最後の写真にあるように箱に入ったまんま、この囲いが取れるのはまだまだ3年後のことだそうです。西ノ京と言うと薬師寺と共に名を馳せている寺院が唐招提寺、こちらの方は昨年境内を拝観してきました、その模様についてはフォトチャンネルにてお送りさせてください↓↓↓

唐招提寺









前回の終わりが九条駅、今回はまずここ、西ノ京駅から各駅巡りです。自分(一人称)が近鉄線で輪行で帰ってくる時はその路線によって奈良駅、新大宮駅、そしてここと使い分けることにしているのですが、どこも距離的には変わらないので、一番多く利用するのがこの駅となっています。昔は普通電車しか停まらない駅だったが、観光客の利便を図るためにまず土休の日中のみ急行電車が停車、その後土休の日中のみ特急も停車、更に平日にも日中のみ特急、急行が停車と駅の格が上がっていった。橿原神宮前方面から帰る時は無条件でここで下りるが、京都から急行で帰る時は奈良に出ずにここまで乗ることにしている。その辺りは急行が停まるようになってラッキーなところだが、普通しか停まらないイメージが強かっただけに、未だにこの駅で特急が停まっているのを見ると変な気分になってしまう、いや~、出世したなあ、さすがに世界に名高い観光地だと言ったところでしょう。
ところで、さっき走って来た西二坊大路に倣う道はこの駅の西側で一旦集落に遮られる形で途切れてしまう。その道が再び現れるのは唐招提寺の西側の踏切を渡った所から、車が擦れ違えないほどの狭い道を、横に橿原線の電車が走り過ぎて行くのを見ながら先へと進んで行くことにしよう。












沿道には集落はなく、緩やかな坂道を上って行くと進行方向左手側に垂仁天皇陵が見えてくる。周囲は田んぼが広がるのどかな風景、右手側には近鉄電車が走り過ぎて行く光景、電車が走り去るとその向こう側に奈良の中心地の町並と更に向こうには若草山が見える、建物はまあ別として若草山や西にそびえる生駒山は古代の人たちも見た風景だろう。更に先へと進んで行くと国道308号線の狭い道に突き当たり、そこを東へと行くと次の近鉄尼ヶ辻駅へとたどり着く。国道は車がやっとすれ違う程の狭さだがここは大きなバスが走る所、駅前では誘導員さんが交通整理で大忙しと言った感じである。駅の北側には国道308号線から分かれて阪奈道路に入る高架が通っていて、線路はその高架道路の下をを過ぎると西大寺の車庫が広がる所となるが、そこと終点の西大寺駅は以前にここで何度もお伝えしているので、今回はここ尼ヶ辻駅で近鉄橿原線各駅巡りは終了とします、と言うことで次回も・・・となるところですが、もうちょっとだけお付き合いを。


自分(一人称)と同じ年くらいのもとアイドルをされていた女性タレント二人が線路に入って撮影した写真をブログに載せたことから、何やかんやで書類送検されると言う出来事がありました。自分(一人称)も各駅巡りでは駅やホームの様子を撮りたいためにたまに踏切で止まってカメラを向けたりします、あまりいい行為ではないのですが、それは本人が一番わかっているし注意もしているし、決して迷惑にならないように心掛けているつもりです。今回の出来事では、あの写真にあったように線路のど真ん中に入って楽しそうにしている様子、やっぱりいけないよな~、それを公開してしまうなんて軽率だよな~・・・とまあそれはそれで起こってしまったことだから仕方ないのですが、あの楽しそうな表情には罪はないんですよねえ、旅の楽しさがそのまま表情に表れていて、二人にとってはいい時間だったと思うんです。芸能人だから非常識だと言うのを大きく取り上げてしまうワイドショーに関してはまたいつものことだな~と言う気がします。それとあの写真を見て非常識だと思った人がいると言うのも、ネットの功罪と言う気がしてなりません、自分(一人称)のように世間の欠片のような場所で生きている人間はそうでなくても、芸能人だから非難すると言うのも、ネット社会ならではと言うかその怖さと言う気がしてなりません、もうこうなるといろいろと検索して、ちょっとでもネタがあれば非難してやろうと言う人が四角い画面の向こうにいるのだろう。もしかしたら自分(一人称)も書類送検されてしまうような写真があったかも知れないし、これからはその辺りは十分気をつけて各駅巡りを続けていきたいと思いますが、今回の出来事に関しては本人たちも反省していると言うことだから、そっとしといてあげてと言う気分です。松本伊代も早見優も、今はオバサンになっても自分たちにとっては永遠のアイドルなのです、しょーもないことで話題にされてしまうのは勘弁してあげてください。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち