まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.677 滋賀の旅秋編(4)・水口宿まで

2017-02-18 20:30:49 | 旅行記

おはようございます。











いきなり季節感のない写真です、きれいに咲き誇る秋桜もこんな寒い時期に見ると、いや、それでもなかなかいいもんです。滋賀の旅秋編は至る所で秋桜が咲く風景の中を走りました、ここはJR甲西駅を過ぎた所にある秋桜畑、各駅巡りのため一時東海道を外れたのですが、この辺りは特に見所もない所、少し退屈な気分で走っていたのですがやっと目に眩しい風景に出会えたのでカメラを向けました。この後はまた東海道へと戻り水口宿を目指して走って行くこと、早速行ってみることとしましょう。









再び東海道へ戻って走っていると、写真2枚目にあるように猿飛佐助の故郷である三雲城址前を通り過ぎる、時は折しも大河ドラマ『真田丸』の真っ最中、旗にも真田の家紋が描かれている。それにしても一時期はあまり見かけることのなかった藤井隆がこのドラマではなかなかな存在感を示していた、忍びの者として結構カッコいい動きをしていたし、きりへの想いの場面ではコミカルな一面も見せていた、最後は幸村といっしょに絶命すると言うことでかなりおいしい役だったんではないでしょうか。さて、旧街道はその後JR線の踏切を渡りJR三雲駅前を通り過ぎる、水口宿まではまだ少し距離がある所、一番最後の写真にある道は駅を過ぎた所で旧街道の雰囲気が漂う町並だが、ここを先へとJR草津線に沿って行ってしまうのは間違い、東海道は野洲川を渡って向こう岸へ行かなければならない。









国道1号線に架かる橋を渡ってすぐの所で甲賀市へと入る、2004年に町村合併で誕生したまだ歴史の新しい市だ。信号を渡って川に近い所に出ると写真2枚目からある大きな常夜燈が立つ場所へとたどり着く、ここは横田渡と言う所で、往時の東海道は今渡ってぃた来たような橋が架かってなかったので渡しで野洲川を越えなければならなかった。そう言えばさっき三雲駅の近くにも常夜燈があったから、多分その辺りが渡しの到着地なのだろう、それにしても旧東海道は大井川と言い宮宿~桑名宿間と言いここと言いすんなりと行かせてくれない、外からの敵を入れないために川にわざと橋を架けなかったと言うが旅人にとっては迷惑な話だ。
旧東海道はさっき渡った信号のある所の交差点から同じ方向に3つの道が分かれていて、一番北が国道1号線、南が県道となるので、ここは真ん中を通る道を進んで行くことにする・・・ってなどと言いながらこの時は間違って一番南の道を行ってしまったんだよなあ。だから行けども行けども旧街道の風景に出会えずおかしいな~と思いながら走っていると、そのうちに近江鉄道の踏切に当たってしまった、とんでもなく間違えてしまったわけだし位置的にも行き過ぎてしまった。軌道修正すべく北へと走ってやっとのことで旧東海道水口宿に到着、一旦宿場町の始まりとなる所まで戻ってそこから気を取り直して街道巡りをしていくことにしましょう↓↓↓







と言うことで旧街道の雰囲気が漂う町並を通り過ぎて行ったわけですが、やっぱりミスはいかんな、どうしても先を急ぎたい気持ちがあるから道を間違えたことを悔やんでしまって、街道巡りもさっさと済ませてしまおうと思ってしまう。前回ここに来たのは近江鉄道を各駅巡りした時、その時も先を急ぎたくてササッと通り過ぎたんだった、結構いい町並が展開している所でとりあえず目についた風景は写真に収めたが、次の目的があるので今回もいい加減な感じで通り過ぎることになってしまった。
さて、その目的と言うのがJR草津線各駅巡り、旧東海道街道巡りでの走りがここ水口で終わりとなってしまうので、この先は各駅巡りを中心とした旅の模様をお送りしていこうと思います。とりあえず次回お送りするのはここまで旧東海道と並行で走って来たJR三雲駅まで、その後は残りの各駅を巡って行った話を順次お伝えしていくことになります、そして途中ではこの旅で見つけた登録有形文化財の話も・・・と言うことでまだまだ続く滋賀の旅秋編、時間的にはもう正午は過ぎた辺り、最終目的地の伊賀上野まではまだまだ半分以上も残っているのですが、果たして行けたのでしょうか、すみませんねえ、もったいぶらせるような話ばかりで、まあ相変わらずなことだ、いつものことだと思って次回もお付き合いよろしくお願いします。       まちみち