徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

岩場にいるクロサギ

2021-02-15 | 野鳥
サギというと水田や河川、海岸でよく見るシラサギやアオサギをイメージしますが、クロサギは名前のとおり体が黒色をしたサギで、海岸のみに生息して魚やカニをとったりしています。
個体数はサギ類の中でも少ないほうです。
海岸の岩場にいるところを撮影しました。


















田んぼで採餌中のコハクチョウ

2021-02-14 | 野鳥
雪の残った田んぼで採餌中のコハクチョウです。
そろそろ始まる春の北帰行に備え、餌をたっぷりと食べて体力を養っています。
もうすぐいなくなると思うとなんだか淋しい感じがしますね。





















ホオジロガモのメス

2021-02-13 | 野鳥
今週、街中を流れる川で撮影しました。
ホオジロガモはオスの頬が白いのが名前の由来です。
冬鳥として日本に飛来するカモ類ですが、海水域にも湖沼や河川などの淡水域にも生息します。
潜水ガモで貝類や甲殻類を食べます。

メスは頭部がこげ茶色でクチバシは黒く先端は黄色です。
オスのような頬の白い白斑はありません。
体上面は褐色で下面は灰色みがあります。

頭がおむすびの形をして、愛嬌のある顔をしています。






首を伸ばすと首に白い帯状の斑が見えます。


正面から見ても頭が三角おむすびの形をしています。


休む暇なく、潜水を繰り返しています。



キンクロハジロのメスと一緒に行動していますが、自分の仲間だと思っているのでしょうか。

カワアイサのメス

2021-02-13 | 野鳥
カワアイサは日本には冬鳥として飛来します。
今週、川でカワアイサを撮影しました。

名前にカワが付くとおり、大きな河川や湖沼など淡水域で見られることが多いですが海水域でも見られます。
潜水ガモの中でも大きい部類で、遠くからでもよく目立ちます。
魚を主食としています。


カワアイサのメスは頭から首にかけて茶色をしており、寝癖のような冠羽があって可愛いです。
また目もつぶらなひとみをしています。
ウミアイサのメスと風貌が似ていますが、ウミアイサとは違って首の茶色い部分と白い部分との境界が明瞭です。

クチバシにはノコギリの歯のようものがあり、魚を捕らえやすくなっています。

鵜のようにいつも体を水面に深く沈めた体勢で泳ぎます。



水面に顔をつけて泳いでいますが、
餌となるような魚を探しているのでしょうか。



クチバシ上面の黒い矢印のような模様が特徴的です。



ペアで一緒に仲良く泳いでいるところです。

写真奥がカワアイサのオスです。






カール羽が美しいヨシガモ

2021-02-12 | 野鳥
ヨシガモは冬鳥として淡水域にも海水域にも生息します。
今週、川で泳いでいるところを撮影しました。
オスのナポレオンの帽子のような頭の形と三列風切のカール羽が特徴的なカモです。

額から後頭、目先、頬が赤紫色で目から後頭部にかけての緑色は光輝いてとても美しいです。
またカールして垂れ下がっている羽も美しいです。

下尾頭は黒色で両側にクリーム色の三角斑があります。

ヨシガモのメスは全身が褐色で、オカヨシガモのメスに似ていますが、クチバシの色が異なります。




ペアで離れそうになっては追いついて、一緒に仲良く泳いでいます。








お腹がほんのり赤いアカウソ

2021-02-11 | 野鳥
今週、近くの公園でアカウソのオスを撮影しました。
アカウソはウソの亜種で、冬鳥として飛来しウソよりも低地で見られる傾向があるようです。
また、アカウソのオスは喉から頬の赤色がウソよりも淡く、胸からお腹にかけてほんのり赤色を帯びています。

スズメよりやや大きく、ずんぐりした体型です。
顎から後頭部は黒い帽子をかぶったような感じで、クチバシは太くて短く硬い種子を砕いて食べるのに適しています。

ウソの名前の由来は口笛を意味する古語「うそ」から来ており、フィーフィーと口笛のような鳴き声を出します。

アカウソの姿かたちや羽の配色には上品な趣きがあります。















田んぼで採餌中のオオヒシクイ

2021-02-10 | 野鳥
週末にオオヒシクイがハクチョウの群れに混じって採餌しているところを撮影しました。
ヒシクイは日本で冬を過ごすためにユーラシア大陸の北部からやって来るガンの仲間です。
ヒシの実を好んで食べるのが、名前の由来になっています。



クチバシは黒く、先端寄りがオレンジ色をしています。
足は鮮やかな橙色です。
ガン類の足は蹼足(ぼくそく)といって、足趾と足趾との間に水かきのような膜があります。







土のなかにクチバシを大きく突っ込んで採餌しています。


自分より体の大きなオオハクチョウの幼鳥に向かって羽を広げて追い払っているところです。






器用に片脚立ちをして羽繕いをしていますが、バランス感覚に優れています。




荒海の中のウミウ

2021-02-09 | 野鳥
冬の荒海の中、岩場で休んでいるウミウを撮影しました。

風も吹いていて見るからに寒そうな場所です。















ズームアップしてみました。
カワウと外観がとても似ていますが、ウミウは黄色い口角の部分が尖り、目の後方の白い部分が頭頂に向かって盛り上がっているところが鑑別点になります。

幸せの黄色い鳥 マヒワ

2021-02-08 | 野鳥
週末に近くの公園でマヒワのオスを撮影しました。
マヒワは冬鳥として、平地から山地の林、農耕地、市街地の公園などで見られます。
チュイーンと鳴くのが特徴です。


体の黄色さが無彩色な冬の景色によく映えます。
















週末のベニマシコ

2021-02-07 | 野鳥
ベニマシコは本州以南では冬鳥として飛来し、河川敷のヨシ原や農耕地などに生息しています。 
ベニマシコの漢字表記は「紅猿子」で、その名前は猿の顔のように羽の色が赤いことに由来しています。
夏羽では赤色がいっそう濃くなります。
週末に近くの丘陵でベニマシコのオスを撮影しました。

外観がオオマシコと似ていますが、ベニマシコは白い翼帯が目立ち、尾羽が長く外側が白いのが鑑別点です。














マガモのオスの飛翔

2021-02-06 | 野鳥
天候不良の日が続いていますが、冬の晴れ間にマガモのオスの飛翔シーンを撮影してみました。



カモ類の次列風切にある光沢色の部分を翼鏡と呼びますが、マガモの青色の翼鏡は構造色で、とても美しいです。
また、頭から首にかけての緑色の部分も構造色で、光のあたり方によって色が異なって見えます。















ヤシャブシの実をついばむマヒワ

2021-02-05 | 野鳥
日本には冬鳥として飛来し、平地から山地にかけての針葉樹林などに生息します。
冬の無彩色な背景にマヒワの黄色はとてもよく映えます。
近くの公園でヤシャブシの実をついばむマヒワを撮影しました。
ちなみにヤシャブシの実は松ぼっくりのような形をしています。






オスは体全体が黄色で頭と喉は黒色をしています。
背中の黄色い翼帯が目立ちます。





時には逆さまになって、上手に実をついばんでいます。


メスは体全体が淡い黄色で、体下面は白地に褐色の縦斑が目立ちます。









お魚をくわえたミミカイツブリ

2021-02-04 | 野鳥
お魚をくわえたミミカイツブリです。
捕らえた魚が大きく、呑み込むのに四苦八苦しているところですが、何度もクチバシでくわえなおしています。



くわえている魚はおそらくゴンズイでしょうか。

魚の体にはクチバシでくわえた跡がついています。













ちなみに鳥は魚を呑み込む時は必ず魚の向きを変え頭の方から呑み込みます。
きっと、しっぽから呑み込むと喉にひっかかったりするからでしょうか。


燃えるような赤い目をしたミミカイツブリ

2021-02-03 | 野鳥
ミミカイツブリは漁港や沿岸などの海水域に生息します。
類似種のハジロカイツブリと違い群れになることはほとんどありません。

虹彩は赤く、燃えるような目をしています。
目とクチバシの基部とは赤い線でつながっています。

冬羽はハジロカイツブリと似ていますが、ミミカイツブリは黒い頭部と白い頬との境界がはっきりしていて、頭部の黒い部分が目のラインより下に広がることはありません。
またクチバシは真っ直ぐで首も細く長めです。
















マガモのメスの飛翔

2021-02-02 | 野鳥
天候不良の日が続いていますが、冬の晴れ間にマガモのメスの飛翔シーンを撮影してみました。

カモ類の次列風切にある光沢色の部分を翼鏡と呼びますが、マガモの青色の翼鏡は構造色で、とても美しいです。
















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