透析が終わると、帰る方向が同じのOさんを車で家まで送って行きます。
80歳と高齢のOさんは先日、自転車に乗っていたときに、
横から飛び出してきた小学生の自転車を避けようとして転倒しました。
普段でも杖をついて歩いているのに、そのときに腰を打って歩行が一層、辛くなりました。
朝は息子さんが病院まで送ってきますが、午後は仕事があって迎えに来られません。
帰る時間が一緒になるのと、帰る方向が同じなので私が毎回、家まで送っています。
Oさんの奥さんが恐縮して、菓子などをときどき贈ってくれます。
「そんなに気を使わないでください。方向が同じなので一緒に帰って来るのですから」
と、受け取りを断るのですが、
腰を痛めて歩くのが辛いOさんを送ってもらえるのはありがたいと、
奥さんはこしひかりの新米をくれました。
小さな親切でも喜んでもらえると、うれしいです。