昨日は宝塚歌劇を観るというネットの古い衣友人と有楽町で待ち合わせをして、
ランチを一緒にしたあと、日比谷図書館で開催中の東京宝塚劇場開場80周年記念展に行きました。
宝塚にはそれほど関心はないけれど、若い頃の宝塚スターの写真を興味深く見て来ました。
観劇をする友人と別れてから銀座に出て、風月堂であんみつを食べたのが、
ゴールデンウィーク初日のお出かけでした。
人出で賑わう東京宝塚劇場開場前
町工場のある町として、葛飾区の地場産業だったセルロイド玩具が展示されています。
私が作ったセルロイドの縁起物玩具と金型。ミーコが展示されています。
当日はセルロイド人形の大手メーカーだったセキグチの会長・関口晃市さんの講演がありました。
演題は「セルロイド人形とキューピーのおいたち」
講演の中で印象的な話だったのは、
セルロイド人形がどれも西洋風な顔立ちをしている理由でした。
それはセルロイド人形は海外のバイヤーによる注文で作っていて、
そのバイヤーが人形の顔かたちの仕様を決めて発注してくるので、
顔立ちが西洋風になるとのことでした。
つまりセルロイド人形は主に輸出用に作られていました。
今は閉館されて見ることが出来ないセキグチドールハウスのセルロイド人形の一部が、
葛飾区郷土と天文の博物館に展示されています。
http://blog.goo.ne.jp/celluya/e/26d39be9282f5b7ca488aff8c377fe76
葛飾区郷土と天文の博物館は今月、リニューアルオープンしました。
リニューアルイベントとして、
葛飾の地場産業だったセルロイド玩具を取り上げていて、
葛飾区に生まれた私のことも紹介されています。
葛飾の町工場や民家を再現しているコーナーの昭和の広場には、
メンコ、ベーゴマなどの懐かしいオモチャが置いてあって、
子どもたちがそれで遊んでいました。
女の子が遊ぶお人形も置いてあって、リカちゃんと一緒にミーコがいました。
着せ替え遊びをする子
ネコのミーコになりました。
昭和30年代の台所です。我が家もこんな感じでした。
台所にあったこの石油コンロが懐かしかったです。
母にコンロのタンクに空気を入れるように頼まれ、
しぶしぶお手伝いをしたものです。
タンクの手前の丸いものが空気入れで、
これを上下させて空気を入れました。
今月、リニューアルオープンした葛飾区郷土と天文の博物館で、
セルッピーのペイントとセルロイド人形についての講演がありました。
午前11時からと午後1時からの2回に分けて、
セルッピーにペイントをしてもらいました。
子どもたちが描いた自信作です。
明日につづく
昨日の続きで、万能カッターのスライサーを使ってポテトチップを作ってみました。
ジャガイモの水気を取って、
油で揚げます。
揚げるタイミングがわからず、少し焦げてしまいました。
ポテトチップの空き袋に入れて自己流の完成。
サウナから上がったときにポテトチップをつまみながら、
冷たいコーラを飲むのが今の楽しみです。
刺身のツマが好きで、たいてい残さずに食べています。
大根を桂むきするのはむずかしくて、
ツマ(大根はケンといいます)は自分では作れないものと思っていました。
ホームセンターへ行ったら、万能カッターがあったので試しに買ってきました。
オモチャみたいなカッターですが、大根をツマ切りしてみたら簡単に出来ました。
カツオにたっぷりのツマを添えました。キュウリもツマにしました。
冷や奴のネギもカッターでスライスしたものです。
これから素麺がおいしい季節、万能カッターが活躍しそうです。
夕食を終わってパソコンに向かい、ブログを書こうとしたら、
ミルコが足の間に上がってきて眠ってしまいました。
ミルコが起きるまで身動きが出来ません。
先日のセルロイド産業文化研究会で、関西から来られた小野さんの講演の中に、
セルロイド生地メーカー別代理店系列という資料がありました。
赤丸を付けた代理店で私のところはセルロイド生地を購入していました。
矢崎商事からは昭和30年代までセルロイドを取っていました。
しかし、その後は取引はなくなりましたが、
矢崎さんは損害保険の代理店もしていたので、
火災保険の契約で今もお付き合いが続いています。
セル屋は矢崎さんの火災保険に入っているところが多かったです。
河野商事とはセルロイドの取引はなくて、
私のところで塩ビのお面がメインの仕事になったときに、
塩化ビニールの生地を取っていました。
東亜セーフセルロイドはその後、川崎セルロイドと社名を代えて、
再生セルロイドを生産するメーカーになりました。
川崎に工場が、葛飾区四ツ木に事務所がありました。
縁起物のセルロイドを作っていたときにセルロイド生地を頼んでいました。
セルロイドの屑を南京袋(麻袋)に詰めて、
四ツ木の事務所に持って行くと10㎏40円くらいで買い取ってくれました。
車いっぱいに屑を持って行っても2~3000円にしかなりませんでした。
倉庫には他のセルロイド加工所からも屑が持ち込まれていて、
セルロイドの屑が山積みになっていました。
それらの屑は川崎の工場に運ばれて、再生セルロイドになります。
川崎セルロイドが再生セルロイドを作っていたのは昭和50年代までで、
そのあとは生地の注文をダイセルの子会社に取り次ぐ代理店になりました。
川崎セルロイドが代理店になったときのこと。
縁起物のタイに使う赤いセルロイドを発注したら、とんでもなくドス黒い赤が出来てきました。
その生地はタイには使えないので、金粉を吹きかけてエビス大黒に使い回しました。
それからは赤色のサンプルを指定して生地を頼むようになりました。
今、セルロイドの生地を取っているのは、戸谷産業さんです。
スーパーの鮮魚売り場でマグロの刺身を手にとってカゴに入れましたが、
少し品定めをしていたらカツオの柵があったので、
マグロにするか、カツオにするかで少し迷いました。
おまけとミルコの顔が思い浮かび、
たくさんご馳走してやれるカツオを購入しました。
私はどちらかというとカツオの方が好物です。
旬のアサリは身が大きくておいしいです。