うさぎのピョンちゃんはエスエス製薬のマスコットです。
セルロイドの人形が採用されたのは2代目からです。
ピョンちゃんを作るときにエスエス製薬に問い合わせて、
法務から製造する許可をもらいました。
ちなみに当代物のピョンちゃんは万の値段が付いていました。
衣装と彩色はナッシーさん
セルロイドの縁起物は昭和の時代に作られたものです。
1950年代にセルロイド人形や玩具が作られなくなり、
セルロイドの加工業者はソフビ人形に転業しました。
縁起物には需要はあったので、細々と生産を続けていました。
しかし、平成に入るとそれらの生産者も次々、廃業しました。
セルロイド人形はプレス成形、彩色、組立てを分担する仕事でした。
平成に入ると、プレス成形、彩色の職人が次々と辞めて、セルロイドはほぼ絶滅しました。
私のところはセルロイド人形が終わった後、塩ビのお面を作っていました。
しかし、縁起物の需要はあったので、セルロイドの生産を続けていました。
私は成形、彩色、組み立てを一環生産してきたので、
セルロイドの玩具製作のノウハウを失わずに来ました。
張り子風寅
タイ
俵ねずみ
ミニだるま
俵牛
yukoさんがセルロイドに素晴らしい彩色を施して、
高級感のある犬張り子に仕立ててくれました。
犬張り子は安産や厄払いの縁起物です。
お祝いのプレゼントすれば喜ばれること間違い無しです。