同僚さんの息子さん@小6が来週修学旅行に行くんだって。
しかもGO TO使うんだって。
お土産も現地で使えるチケット3000円で。前もって予約するそうだ。なかなか斬新な修学旅行だね。
同僚さんは、3000円お菓子買ってこられても何なので、なにか自分のためのものを買いなよ、ペナントとか、と勧めたそうだ。
ペナントって何?
と聞かれてしまい撃沈したわけだけど。
そっかー、今の子、ペナント知らないのかー。それじゃ河合奈保子のあの名曲も意味通じないかー。
昨日のトークイベントで、ぎりぎりの狭さで営業してる飲食店の説明をするのに、つぼ八って知ってますか?と講師が言ったら、あっさり、知りません、って返事だったなあ。女子大生。
標準装備のボキャブラリーについて、知らないっていわれると一瞬脳が混乱するよね。逆もそうで、その世代の共通ワードが意味不明なとき、なんか煙にまかれてるような気分になる。妹ちゃんが高校生んとき、電車の中でわざと造語を使って友達としゃべって、周りのいたいけな大人の反応見て楽しんでいたんだけど、悪趣味なやつだ。
うちの会社の変なところは枚挙にいとまないんだけど、一番迷惑してるのは政治が変わるたんびに部署名を変えること。それがだんだん何語かわかんないものになってきて、何するところかよくわからず、仕方ないので担当者の名前から逆引きしてる。コンドウさんのいるところ、今何て言うんだっけ?トータルソリューション部ですよ。なんだそりゃ。みたいなね。
日本語の会話が主語が抜けても動詞が不完全でも成り立ってるのは、島国に暮らす単一民族だからだって前に教わった。むしろ完全体の文章なんかで話すと、よそよそしくて硬いな、なんて思われたりする。世代間の会話のじゃっかんの摩擦は仕方ないとして、相手がわかる、不快感を持たない言葉をつかおうとする気持ちが大事だよね。