ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

幸せになることを恐れているのだ!

2018年06月13日 | 介護
私はどこか自分が幸せになることを恐れているのだ!
幸せになってはいけないと思っているのだ。
一心不乱に不幸を背負うのだ。
それがこのところの幸せ路線を歩いている。
坐骨神経痛にはなったが、どこかでどう間違ったのか幸せ路線を歩いている。
あれほど痛かった左足の痛みは送られてきた大量の湿布薬を見ただけでおかしなことにかなり良くなった。
それでも夜はお風呂上がりに湿布薬を貼った。
昨日の朝までは痛かった足が不思議なくらいに痛くはないのだ。
ずーっと自分は不幸だと思い込んでいた節があった。
友達も出来ずに、勉強も出来ずに、いじめられて生きてきた人生に!
すべてにおいて母に否定された人生に!
その母の目をかいくぐって生きてきた人生に!
結婚という逃げ道は選んだが、それも10年目にあっけなく母と同居をするのだ。
それはいわゆる一つの私の宿命なのだ。
叶わなかった夢!
出来なかったこと!
あんなに自分が不幸路線を歩いていると思っていたのに、急に路線変更で幸せ路線を!
これはもしかしたら夢なのかも知れないと思う。
子供が出来なかった夫婦はお互いに病気になった。
しかし、そこには以前には考えられなかった大きな愛が生まれていたのだ。
私が幸せになることはどこか悪いことのように思っていた。
しかし、残された人生に幸せが訪れて来ようとしているのだ。
素直にそれを受け入れるべきか?
はたまた拒否をするべきか?
さんざん同居の母ともやりあって来た。
黙って言いなりの人生は嫌だった。
今、目の前に訪れる幸せを本気で掴んでいいものか?
いささか疑問が無いわけではない。
夫婦で病気を抱えているのは確かである。
主人は何度も言うが頸部脊柱管狭窄症なのだ。
これは首にカラーを巻いている。
一度手術はしたが良くはならなかったのだ。
他人は交通事故のむち打ち症だと思うらしく、いちいち面倒なので説明はしない。
首は思うように上に上げられない。
例えば私が「今日、月綺麗だよ!」と、言っても見上げることは困難なのだ。
おまけに関節リウマチも!
普通は関節リウマチは女性の方がはるかに多いのだ。
男性はどちらかと言うと痛風なのだ。
主人は痛風も経験した。
高血圧に立派な糖尿病もあるのだ。
私に至っては更年期からのうつ病に加え自律神経失調症と不整脈もあるのだ。
うつ病に至ってはほぼ寛解であるが、この病気再発もあるのだ。
昨今は芸能人もカミングアウトする病気の一つだ。
なぜ今、幸せが訪れようとしているのか?
いささか疑問が!
不幸のどん底を歩く予定が狂ってしまったのだ。
以前は毎夜悲しくて泣いていた。
それがこのところの嬉しくて号泣してしまう。
訪れた幸せを本当に掴んではいいのだろうか?
いゃあ、そりゃあ、毎日母とは喧嘩はしている。
しかし心から母を憎んではいない。
ただ希望通りの道を歩めなかっただけなのだ。
好き勝手に生きられなかっただけなのだ。
今、目の前に訪れようとしている幸せに私はどう向き合っていけばよいのか?
素直に捕まえてしまっても良いものか?
皆さんはどう思いますか?
徹底的に不幸のどん底を歩いた方がいいですか?
それとも目の前の幸せを掴んだ方がいいですか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいらはこんなことになっちゃあいけないんだ!

2018年06月13日 | 介護
こんなことになっちゃあいけねえんだ!
こんなことになっちゃあいけねえんだ!
おいらはこんなことになっちゃあいけねえんだ!
とことん不幸を貫くんだ。
幸せをつかんじゃあいけねえんだ!
今までさんざん不幸の道を歩んできながら幸せをつかんじゃあいけないんだ!
おっ母さんの言うとおりに生きなくちゃあいけないんだ!
おっ母さんの決めた道を進むんだ!
おっ母さんの人生が不幸だったんだからおいらが幸せになっちやあいけねえんだ!
千恵蔵はとことん不幸を貫くんだい!
嫁はもらっちゃあいけねえんだ!
あれほど好きだった初恋のお幸ちゃんのことは忘れるんだ!
「千恵蔵さん!どうしても私とは結婚出来ないと言うのね?」
「お幸ちゃん!無理だ!おいらにはおっ母さんが!」
「私を取るよりおっ母さんを選ぶのね?」
「お幸ちゃん!許してくれ!」
そう言うと千恵蔵はくるっと後ろを向き足早にお幸の元を去って行った。
「許してくれ!お幸ちゃん!おいらはおっ母さんには勝てねえ!」
足早に歩く千恵蔵のあとをお幸は追いかけて来た。
「おいらのことは忘れてくれ!」
「千恵蔵さん!あの時交わした約束は?」
「すまねえ!なかったことにしてくんねえか!なかったことに!」
(栃木金精峠の千恵蔵お幸別れの下り)
適当に浪曲調に書いてみました。難しいですね。まあ、浪曲の台本は書けないので!
還暦過ぎて浪曲師は無理たと思います。
聴いている方がいいですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする