100％完璧を求める他人

基本100％完璧を求める他人は苦手です。
そもそも私のような人間に100％完璧は無理なことなのです。
元々何でもそつなくこなして出来る他人は出来ない他人にも100％完璧を求めてきます。
学校のクラスで30人の生徒に先生は100％完璧を求めても難しいわけです。
全員が同じ能力があるとは限りません。
そこで教師は出来ない生徒を叱責し怒ればその生徒は委縮し、益々出来なくなるものです。
その反面意地でもやろうとする生徒がいることも事実です。
これはあらゆるところや場面で言えることで、師匠は弟子に100％完璧を求めたところで出来ない弟子は出来ないのです。
出来ない弟子は委縮し益々出来なくなる場合もあるのです。
この場合飴と鞭が必要なわけです。
この飴と鞭の使い分けが難しいのです。
相手に対して鞭だけではなく、良く出来たところはほめて伸ばすことも必要ですね。
母親にほめて伸ばす教育を受けなかった私は鞭をあてがわれれば委縮し、嫌な気持ちになり、ひいてはその他人を見ただけで嫌な気持ちがよみがえりトラウマに陥るのです。
世の中の教育者と言うものは鞭だけ振っていればいいものでもなく、生徒の良いところも見つけてほめて伸ばす教育も必要ですね。
師匠と呼ばれる他人もそうです。
鞭だけ振っていればいいものでもなく、時にはほめて伸ばすことも必要です。
他人はけなされるより褒められた方が嬉しいわけで、ましてや好きな師匠に褒められればこんなにうれしいことは無いのです。
師匠の顔に泥をかけない。
後ろ足で師匠に砂をかけない。
自分がこの師匠と決めて入門したわけですから、どんな小さなことでも努力をし、師匠から受けた恩を返すべきなのです。
そうでなけでは破門もありうるのです。
良い師匠にはおのずと良い弟子が生まれるのです。