英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

聞き間違えで学んだこと。

2016-07-21 | ネコ話(動物)
昨日の昼ごろに、外出していて、何度も夫から携帯に電話が入っているのに気づかなかった。

3時過ぎになって着信に気づいて、夫に電話した。

メールをしたから読んでくれという。
え?電話では言えないこと?

けれど、携帯にはメールの入っている痕跡がない。
もう一度電話をした。

電話が遠くて聞き取れない。
「チコ吉が・・・」と聞こえて、切れてしまった。


チコ吉が!?


夫はごくたまに、昼に家に寄る時がある。
その時に、チコ吉の何か異変に気付いたのだろうか?
直接口では言えないようなことが、起こったのだろうか?


昼前に出かける時、チコ吉をケージに入れて、おとなしく寝始めたのを確認していた。
体調は悪そうではなかった。


チコ吉に何かあったというのだろうか!?
まさか、あのまま息が止まってしまったというののだろうか!!?


車で家に急ぐ間に、涙が止まらなくなった。
家に着いたときには、チコ吉の死を覚悟して、号泣していた。


車に荷物を放りっぱなしにして玄関へ急ぐ。
階段を駆け上がる。


チコ吉!!


ケージの中に丸まったチコ吉の背中が見える。


チコ吉!!!



・・・チコ吉が、小さく鳴いて、のっそりと起き上がる。

チ・チ・チコ吉〜


生きてたんだ!!
へなへなと肩から力が抜けていく。


夫からのメールをパソコンで確認した。

・・・チコ吉とは全く関係のない、仕事の書類の話だった。

腰が抜けてしまった。


一体どうやって、何を、「チコ吉」と聞き間違えたんだろう?

ほんとにバカです。
あーーーー!!バカバカ!!!


けれど、ただ一つはっきりと分かったことがある。


もう、超おばあちゃんだから、残された年月は多くないと、腹をくくっていたはずだった。
けれど、チコ吉がいなくなったと思うと、それはもう絶望的な悲しさが押し寄せてきたのだ。


そういうことだ。
命を見守るということ。
命を見送るということ。





コメント (11)
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