保護服を着た栗吉は、あまり俊敏に動けない。(俊敏じゃないのは今に始まった事ではない。)
床に転がっていると、若いのにやられる。
・・・まるで、ボンレスハム。
保護服を着ていると、体が痒いだろうと、ベランダでファーミネーターを使ってブラシをしてやることにした。
そりゃあ毛が取れるわ、取れるわ!
外に出て行方不明になってしまった10年前以来、一度も出したことのないベランダに横たわって、なにやら不思議な表情だ。
ひっっっっさしぶりに外の空気を嗅いで、気分が若くなったのかしらん。
結局、4匹全員のブラッシングをして終了。
毛束だらけになったベランダには、食べる時期を逸した豆苗がフッサフサに生えている。
緑色がとても綺麗どす〜
高崎市の行方不明猫『まめちゃん』です。