パンッと鳴らして、バコッとなって、白バイを見つける。

実家詣での帰り道、京都市内ならではの、細い細い電信柱だらけの一方通行の道を走っていた。

気付くと道の真ん中を、『派手なパンチパーマ風のおっちゃん』がフラフラと歩いている。

しばらくスピードを落として（とはいえ、制限時速２０キロの道です）そろそろと後をついて走る。

けれど、後方の車も詰まってきた。

一回軽くパンッとクラクションを鳴らす。

全く振り向かない。

イヤバッドでも着けているのかな？

もう一度軽くパンッとクラクションを鳴らす。

その男性は、振り向きざまに何か怒鳴りながら車の横に来て、窓ガラスを殴った。

1度、2度、3度。

その間ずっと怒鳴っている。

ちょっと体が離れた隙を見て、必死で発車した。

で、逃げる、逃げる。

左折して、大通りに出たところで、なんとまあ、目の前に白バイがいたのだ！

クラクションをバンバン鳴らしまくって、止まってもらう。

で、何があったかをうまく説明しようとするのだが、できない。

「こんな時には冷静さが一番よね♪」なんて今まで思っていたのに、声も手も震えて、できない。

その白バイの警察官が、ガタイがデカくて若くてカッコよくて・・・は、別の話。ww

やっとのことで事情を話す。

と、あっという間にやってきました、覆面パトカー２台に刑事さん2人、警官7人。

いつも巡回してくださっている近所のお巡りさんもいらっしゃった。

・・・おおごとになって申し訳なかったです。

けれど、そのお巡りさんはおっしゃる。

おおごとにしないとダメなんですよ、こういうことこそ。きちんと捜査しますね。

 

車と一緒に写真を撮られる。

殴られた場所（はっきり跡がついていた）を指差して、写真を撮られる。

周囲には野次馬ができる。

これって、私が犯罪者みたい？号泣

途端に胃がキリキリと痛み出す。

家に戻って、すぐにいつもの薬を飲む。

横になる。

いつまで経っても、痛みは治らないどころか、増すばかりだ。

エビのように丸まって数時間。

諦めて、仕事場に電話する。

今日の授業はキャンセルだ。

夜になって、なんとか落ち着いたけれど、本当に怖かった。

何があっても冷静沈着な人間になりたいと、今更のように思ったのでした。

 

今日の変顔。ww

 

 

 

高崎市の行方不明猫『まめちゃん』です。