ま、こんな感じで@Hanoi⇒にっぽん⇒フィリピンへ

ハノイの思い出を引きずりつつ、
日本の生活とベトナム後遺症をつづってきましたが、
ちょっと浮気して、アジアの島国へ♪

何でも捨てる・どこでも捨てる

2005-05-29 08:10:38 | ベトナム見聞録
歩いていると、ほんとにいろいろなゴミ&まさに今ゴミを捨てている人たちに遭遇する。

果物の皮、種、お茶っ葉、残飯。
竹串、爪楊枝、練炭。
ビン、缶、なべ。
スナック菓子の袋、スーパーなんかのビニル袋。
紙くず、新聞、雑誌。
マネキン。

また、捨て方が結構豪快。
基本は投げ捨て。
バイクや人の流れの一瞬の隙を見て、家の中から外に向かって投げ捨てる。2階、3階の窓から投げ捨て、というバージョンもあり。危ないっちゅうねん。

この間は、家の中から外に出てきて、やっぱり一瞬のバイクの切れ目に、道路の真ん中に向かってバケツの内容物をバシャーっと、勢いよく捨てていた。
道路の真ん中に広がる菜っ葉。
鮮やかな緑。
コントラストがきれい……。

なんて、言ってる場合じゃない。
誰かにかかったら、どうすんねん。

いや、菜っ葉だったら、まだいい。
この間、バスで郊外に出かけたときのこと。

(以下、汚い話になります。一言、お断りしておきます。)

ベトナムの子どもが、たくさん乗り込んでました。数家族の、なかよし旅行?バスに乗り込んだ直後は、嬉々と騒いでおりましたが、30分後ぐらいから彼らの顔色が変化しだしました。

はい。車酔いです。

その後は、もう大変。
あちらこちらで、ビニル袋を広げる音。
「タオル!タオル!」
「うひょー。この袋、穴、開いてる!!!」
大人たちが、忙しくバス内を動き回ります。

で、車酔いの結果の産物をどうするのかと言うと。

やっぱり、投げ捨て。
バイクと牛やら水牛やらの流れの隙を見て、バスのドアから投げ捨てです。当然、風を受けて、すごいことになります。

誰かにかかったら、どうすんねん!!!

「だから、ちゃんと、バイク、人の流れを見て、捨ててるやん」
という、彼らなりの配慮はあるのでしょうが。

どこから何が飛んでくるか分からない町。
気をつけて歩こうと、自分に言い聞かせています。