宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 ゾンドの「覆い」が完成しました。

 よく分からない「エアロブレーキ」、ソユーズでは七つぐらいのパーツの組み合わせでした。ゾンドでは、一枚を折りたたむだけですが、なかなか良い感じに仕上がります。

 写真の背景は「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERUGIA」に掲載されている「ゾンド」の実機です。細部が微妙に違いますが、雰囲気は十分出ていますよね。

 これをDブロックに載せれば完成です。問題は、展示棚から天井までのスペースにおさまるかどうか……。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 ゾンドの脱出塔、十六個のノズルを取り付けました。

 正直、面倒でしたが、できあがると良い感じです。

 垂直になるよう気を付けて、「覆い」に取り付けます。

 残るは、説明書によると「エアロブレーキ」四つです。ソユーズにもついていますが、何のためのものでしょう?

 アポロのサターンVの場合、脱出塔と「覆い」は宇宙飛行士が乗り込む司令船と直結されており、緊急時には、ここだけ切り離されるのだろうなあ、と想像がつきます。

 しかし、ソユーズにしてもゾンドにしても、カプセル部分だけでなく、機械船部分まで覆われています。まさか、全部を持ち上げるなんて効率の悪いことをするわけもなし………。

 もしかしたら、緊急時にガバッと開いて、機械船とカプセルを切り離すのでは?

 などと勝手に想像しながら作業を進めます。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




 ゾンドの「覆い」の続きです。

 昨日の赤い粒は、脱出塔のノズルです。直径1.5ミリ、長さ3ミリくらいで、計十六個作ります。爪楊枝に巻き付けて丸め、ボンドで固定します。

 二つ作ってみたところ、接合部が開いてしまいました。もう少し丁寧に作業しなければ、と思いつつ、展示する時、裏側になるところに取り付けてごまかします。

 ゾンドは無人探査衛星のはずですが、何故脱出塔があるのか?疑問に思って「月をめざした二人の科学者」を読み直したところ、アポロより先の有人月周回飛行を目指していたようですね。

 無人探査機や宇宙望遠鏡とかも凄いと思うのですが、「有人」というところに惹かれてしまいます。真心込めて、ノズルの残り十四個を丸めさせていただきます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 ゾンドのペイロードのSHROUD(覆い)を作りました。

 写真右側の筒です。この中に、月探査衛星(でいいのでしょうか?)が収まります。

 プロトンロケットで打ち上げられたゾンドは写真左側のDブロックで月軌道に乗り、月を半周して地球に戻ってくるようです。

 さて、写真に写っているのが残りの全パーツです。

 写真左下の赤い豆粒が気になります。そう、N1ロケットやソユーズにもあったアレであります。これを全部丸めて形にしなければなりません。

 今年初めての完成品となるであろうプロトンロケット。ここが最後の試練と言うところでしょうか。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




 読書について。読みたい本はいろいろあって、枕元に積み上げ寝しなに読もうと思っているのですが、すぐに寝入ってしまいます。

 先日、電車に乗る機会があったのですが、その時間で二冊読了できました。そういえば、大学時代は電車通学で結構な数の本が読めたような。自家用車通勤の便利さの代わりに失うモノもあるようです。

 で、読了したうちの一冊が「宇宙の傑作機ミール宇宙ステーション」です。以前に「ドラゴンフライ ミール宇宙ステーション悪夢の真実」を読んでいたおかげで、つながる部分も多く、興味深く読めました。

 写真右手は1999年発行のニュートン別冊「宇宙への挑戦」です。こちらは「ロシア宇宙開発の真実」という記事にひかれて購入しましたが、まだ読んでおりません。まあ、模型製作同様、自分のペースでぼちぼち読んでいこうと思っております。

 資料でテンションを高めて、プロトンとLEMを一気に完成!となれば良いのですが。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 プロトンロケットのペイロード、ゾンドのDブロックがほぼ完成しました。

 プロトンやゾンドの資料がないなあと思っていました。しかし、以前N1やヴォストークでお世話になった「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERGIA」を見直したら、カラー写真までありました。

 「The first flight to the Moon with return to the Earth」、月まで行って地球に戻る最初の飛行、ということで良いのでしょうか。

 本の図から想像すると、プロトンロケットで地球の衛星軌道に乗せ、このDブロックでさらに加速して月周回軌道に乗せたようです。

 宇宙機初心者の私は、プロトンの写真を最初に見た時に、「不格好なロケットだなあ」としか思いませんでした。しかし、製作する中でいろいろ調べる中で、このロケットの意味が少しずつ分かってきました。

 今年初の完成品となるであろうプロトン、製作に気合いが入ってきました。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




 唐突ですが、カーナビの修理が完了しました。

 昨年の今頃、レンタルのトラックを運転することになり、自分のカーナビをつなげたところ、アクセルを踏んだ途端に「ポン!」……。電圧が普通車とは違うのですよね。

 煙まで吹き出し、完全に壊れたかと思ったのですが、自分の車で使ったところ、何故か動きました。しかし、このごろ動作が不安定になってきたので修理に出しました。

 写真左手は、交換された部品です。私としては、過電圧で焼けただれた部品を見たかったのですが……。まあ、取りあえず安定して動くようになったので安心してました。

 先日、宇宙関連の書籍を発注した、と書きましたが、「宇宙の傑作機アポロの誘導コンピュータ」を注文したところ品切れだという連絡が。代わりのものをお願いしたのですが、アポロの誘導システムには興味があったので、ネットを調べてみました。いろいろ資料が出たのですが、物理も電気も苦手な私には読んでもさっぱり分かりません。

 それでも再版されたら是非入手したいと思っています。分からないことも、また楽しいということで。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 LEM降下段のQUAD1・2に、追加工作をしました。

 QUADを辞書で調べたら「四つ子のうちの一人」とありました。足が取り付けられる部分以外の四つの面のうち三つは、中にいろいろなモノがしまい込まれています。

 写真向かって右側がQUAD2です。この箱の中には、月面に設置する観測装置が詰め込まれています。写真は実機のものですが、断熱材に覆われているため、形状がよく分かりません。例によって「VIRTUAL LEM」を参照して、それらしくしていきます。

 写真はアポロ11号、LM-5のものです。これだけ厚い断熱材だと、細部を作り込んでも仕方ないですよね(できないくせに……)。しかし、このブカブカ感をどうやって再現したらいいのでしょう?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 LEM降下段の脚部に着手しました。

 まずは、十字型の補強材です。「Cross-Over Truss Assembly」だそうです。

 二ミリのプラ棒を原寸合わせで切り出し、瞬間接着剤で固定します。その後、プラ用の接着剤をたっぷり流し込んで「溶接」します。

 写真上は、主脚柱に使う予定の食玩です。「王立科学博物館」の「人類月に立つ」を四つ買い集めました。上部の修正と、アルミフォイル貼りが必要ですが、着陸パッドや、細部の彫刻が使えるので、有り難いです。

 とはいえ、作業は山積みで、結構な重さの上昇段を支えられる強度を持たせるための工夫もしなければなりません。

 年内の完成を目指し、下降段本体と平行して作業を進めていきます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 プロトンブースターが完成しました。と言っても、昨日の三段目を二段目に載せただけですが。

 改めて、ソ連の歴史的ロケットたちと記念撮影です。

 写真左端、ヴォストークって、本当にバランスが良いですよね。私のロケット展示棚は、窓と天井のスペースを利用しているので、普段は下から見上げることになるのですが、そのアングルで見ると本当に美しいです。

 それにくらべると中央のソユーズは、ちょっと無理をしている感じでしょうか。そして、右端のプロトン……実用一点張りですね。今回作ろうとしているゾンドは、この上に四段目ブースターとペイロードがつながります。
 
 ちなみに、写真の背景となっている壁板一枚の幅は7.5センチです。ソユーズで50センチくらいですが、天井まで、あと十センチくらいしかありません。

 プロトンが、この高さに収まってくれますように。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »