増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2006年1月1日 ドラッカー365の金言

2006-01-01 12:09:53 | 近況
増田院長記

昨年偉大な人物が逝去した。経営学の神様といわれたPFドラッカーである。ダイヤモンド社から「ドラッカー365の金言」が出版された。これはドラッカーの膨大な著作集のなかから金言となるテーマを1日1つ選び、読者に考えさせるという企画である。

そこで1月1日は「リーダーの真摯さ」。副題は「組織の精神はトップから生まれる」。そこにACTION POINTが付いている。これは読者自身の思考、決定、行動をメモする場所である。何よりこの本は読者の行動のための書であるから、という趣旨である。

APは「仕事は真摯な人たちとしてください」である。

そこで、自分なりにこのAPを考えてみる。
その人に能力があるとかないとか、それは2の次の問題である。これからの時代は、人が最重要な資源である。この資源に必要なのは、その人の人柄、積極性、自立性、責任能力、協調性、誠実さ、素直さがあるかどうか、である。これはひとえにその人の人生と仕事に対する真摯な性格と態度である。これを基準にこれからのスタッフを採用することにする。

さて1年の計に当たり、今年引き続き読んでいく私の読書におけるmentorを挙げておきたい。
1、丸谷才一:稀代の小説家兼文芸批評家。ともかくおもしろい。
2、中村雄二郎:臨床や実生活の場面に哲学を応用する実践家。
3、野口悠紀雄:実学に優れる。
4、村上春樹:デタッチメントからコミットメントへ。
5、中島敦:この作家の本当のすごさを知りたい。
6、三浦雅士:独自の視点をもった文芸批評家。
7、山田昌弘:異色な社会学者。その説には納得。
8、木田元:異色な哲学者。読書の範囲が広い。
9、安保徹:異色だが、正統的異端の免疫学者。異端だが正当であるの謂い。
10、南淵明宏:正統的異端の心臓外科医。
11、斉藤孝:同窓のもっとも気鋭の学者である。ヒントが多い・
12、ドラッカー:経営学の神様。徹底的に勉強しよう。
13、コーベイ:留学以来の心のメンターである。座右の師である。

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