増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2006年1月11日 会社・文房具店・美容室

2006-01-11 12:59:35 | 近況
増田院長記


●会社で10年後に残っているのは2割ほどだという。後の8割は倒産で社会から消えてしまう。コーベイ氏の「第8の習慣」にも出ていたが、卓越した結果を10年も続けて出している企業は極めて少ない。瞬間風速で非常に好成績を収める企業は数多いが、それを持続させることは非常に難しい。個人経営であれ会社経営であれ、存続するためには、たえず、従業員満足と顧客満足を目指さなくてはならない。

●最寄の文房具店が閉鎖した。これからは外商に特化するという。店としては比較的大きかったが、時代の波をモロに浴びたのか。たしかに、100円ショップが現れ、ホームセンターのような量販店で安価な事務用品が提供され、さらにはアスクルのような通販が出てくると、町の文房具店は大変である。昔ながらの小さな個人商店の文房具店はもう目にすることはほとんどない。
私の目にはカイロのオフィスもこうした個人商店の文房具店のような感じに見えてしょうがない。

●私の床屋さんは患者さんの経営している理髪店である。そこで話を聞くと、今では理容師のなり手が少なく美容師のなり手がものすごい多いそうだ。トレンドは美容室である。ところが、この美容室は全国で23万軒もある超過当競争の市場である。そこで生き抜くためにはどうしたらいいのか? 切実である。この市場の成功者の話からも学ぶことは多い。

●昨日郵便局に行って海外送金小切手をつくってもらった。カイロ神経学の学位(DACNB)の更新に必要な年会費を納めるためだ。その書類のところで送金目的に「年会費」と書いたら、係りの人に「年会費じゃわかりません。もっと詳しく書いてください」とぴしゃり言われた。その言い方はお役所仕事、役人の官尊民卑の典型のような声の響きがあった。こんな言い方は普通の商店では絶対しないよ。心証を悪くしたけど、「私は米国公認のカイロ神経学専門医ですが、この学位更新に必要な年会費をACNB(アメリカカイロ神経学委員会)に納めます」と書いたら、「増田さん」と優しい言葉で呼び出しを受けた。人を見て態度を変えるのはあまり宜しくありませんな。

●私の叔父が亡くなった。亡父の弟である。父が亡くなってから2年後の逝去である。父の通夜、葬儀のときに家族と一緒に来ていただいたが、数年前に階段から転倒して首を打ったことから、全身のしびれがあり、とても苦しそうだった。父も痛みには大変弱く、叔父も大変だったろうと思う。今は苦しみからも解放されて安らかに眠っていることだろう。13日は東京で告別式があるので上京する。母親と東京在住の妹は前日の通夜にも参加する予定だ。昨年は母の2歳下の叔母も亡くなった。私もそういう年代に来ているのである。

●アメリカで開業している日本人DCからメールがあった。毎日私のHPを見て勇気づけられているとのことである。私のささやかな情報発信が少しでも役立っているのは大変嬉しい。

●ところで、本日のドラッカーの金言である。「人のものとしてのマネジメント」。副題は「マネジメントとは人にかかわることであり善悪にかかわることである」。APは「一緒に仕事をしている人に悪い人がいませんか。そのことについて何かできることはありませんか」である。

その人の行為が社会の善にあっているかどうか議論する。共有する目的と合致しているかどうかを議論する。もし、社会にとって悪であり、共有する目的と合致していなければ、その行為の中止を求めるか、成員であることを辞してもらう。あるいは上司の判断を仰ぐ。

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