増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2006年1月14日 「冷気」アレルギー

2006-01-14 20:04:30 | 近況
増田院長記


●40代の男性の頚部痛の患者さん、本日で21回目であるが、「くびの痛みはすっかり軽くなり、くびも前後左右かなり動くようになりました」と語る。かなり前から改善の度合いは増していたのだが、それがぐんと良くなった。病院で頚椎ヘルニアと診断されて当院の門を叩いた。この間、アクティベータによる治療、頚椎へのニモテクニックの適用、さらにベーシックのアレルギー治療をしてきた。初診の時には、頚椎はガチンガチンに固く、ほとんど可動域はゼロ。このときのことを思い出すと隔世の感あり。

●冷気(cold)アレルギーはこの冬場、大変大きな問題だ。風邪を引いたらしいというので調べると、ウィルス感染ではない。風邪様の症状であるが風邪ではない。調べると、冷気アレルギーである。こうした患者の例が多い。冷気アレルギーがあると、それにより各種の経絡の流れが遮断され、いろいろな症状の原因となる。東洋医学では「冷え」は万病の元とされているようだ。「冷え」に感情が組み合わさっていたり、個々人の特定の組合せも見逃せない。

●母校パーマーカイロ大学の通信によると、Iftikhar Bhatti, Ph.D.が逝去されたとのことである。私は在学中に教授に発生学を教わった。第1学期のことである。パキスタン人でちょっとアクセントのある英語だった。一所懸命勉強したのでグレードはAだった。痛みとか症状で発生学の知識があると理解できることが多い。これはその後の臨床での実感である。合掌。

●本日のドラッカーの金言。「マネジメント的視点が鍵」。副題は「仕事の最前線にマネジメント的視点をもたらすことそれ自体が1つのイノベーションである」。Action Pointは「あなたの組織に、マネジメント的視点を植えつけるために何ができますか」

大事なのは報酬や手法ではなく、考え方としてのマネジメント的視点である、と述べられている。

重要なのはやはり仕事のやりがいである。我々の仕事で言えば、患者が満足するサービスの提供である。もっといえば、患者の感動するサービスの提供である。この最高の質のサービスを提供できるように絶えず自己研鑽を積むことである。読書をする、症例検討を行う、患者の喜びの声を集める、研修セミナーを受講する、そして成功者の話に耳を傾ける、絶えず自己を向上させることに生きがいを見つけられるように会社の中でシステム的にこれを行う必要がある。顧客満足を実現するための従業員満足が必要である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする