増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2006年1月10日 急性の頚部痛

2006-01-10 13:22:42 | 近況
増田院長記

●30代の男性。年末から首が痛くて動かせない。いつもの慢性的な肩こりと違うという。何か重たいものを持ったわけでなく、ある日突然痛くなった。アクティベータで治療すると痛みは軽減。さらにNAETで検査をすると、年末年始のアルコール摂取がこの急性痛の原因であることが判明した。このアレルギーが肝経を遮断している。これを治療する。アレルギー治療を習う前から、こうした強い痛みは内臓由来である場合が多いことを臨床的に掴んでいたが、最近ではそれがアレルギーであるところまで突き止めることが出来るようになった。こうした急性頚部痛はアミノ酸ドリンクやスポーツドリンクなどを飲みすぎて起こることが多い。

●50肩の2人の中年婦人。ひとりは右の肩であり、もうひとりは左の肩である。症状は末梢系だが、遠因は中枢神経系のアンバランスにある。このため、回旋腱板の機能障害を改善して可動域の向上のためのモビリゼーションとあわせて、中枢神経系のアンバランスを整える刺激も行う。この治療だけでもずいぶん改善する。あとはアレルギー除去の治療も行う。これはプラスアルファである。最初からしない。治療効果が出て患者さんが満足し安心しているところを見計らって、加味するのである。

●本日は午後休診の日である。前日までの予約は19人であったが、どうしても診て貰いたいという当日の患者さんがいて、午前中で25人を診た。午後は郵便局に行き、校正作業の続きをし、さらに神経学の勉強もする予定。結構忙しいのだ。

●夕方に1人急患が入り、本日は26人。この急患は急に右肩が痛くなった。調べると、右手が背中に回らない。右腕の外旋に制限があり痛みを伴う。肩甲下筋と棘上筋に障害がある。これを治療すると痛みもとれ可動域が正常に。腕の前が痛いので後ろ側に問題があるとは気がつかなかったとは患者さんの弁。

●さて、ドラッカーの金言である。1月10日の金言は「圧制に代わるマネジメント」。副題は「自立した組織に代わるものは全体主義による独裁である」。APは「さらに成果をあげるためには何をなすべきでしょうか?」

提案、アイディアをどんどん出させて、いいものは採用してやらせてみる。その中でさらに自主性が出てくる。こんな回答でいいのか?もちろん、その成果に対する責任が伴う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする