増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2006年1月2日 どんな仕事も2割り増しでやりなさい

2006-01-02 00:02:20 | 本の紹介・感想
増田院長記

新年早々本屋に行って本を買ってきた。8冊、1万3000円ほどである。作家・脚本家の井上ひさしが「読書とはツン読ことである。ツン読しておけば、読みたい本に自然と手が伸びていく」とどこかに書いていたので、ちょっといいかなと思う本は手当たりしだい買っておくことにする。

そんな中で表題の本(岩崎哲夫著)を手にした。現在はサムスン電子の社外取締役で元アプライドマテリアルズジャパンの社長であった人の「自己啓発書」である。

そのなかで、7「計画通りいかないから「計画」がいる」は胸にストンと落ちる。私もいつも計画を立ててきた。しかし、最初のうちは計画自体に根拠がない。いわば努力目標のようなものだった。しかし、著者が言うには計画は必要だという。「計画があれば、現実と計画を比較して思惑のズレ、食い違いを計算できる。計画がなければ、現実と思惑の差異がわからない。経営において、この「わからない」ということくらい怖いことはない」、という。

11「ダメモト」で運を開く。これも勇気を与えてくれる章だ。「初めての取り組みには未知の要素があり、そのリスクは、それに取り組む人たちの努力と熱意で制するしかないでしょう。したがって、最後には大きな希望と勇気で、「ダメでもともと」という気持ちで取り組んでみることが大切なのです」。こう述べている。

8「情報消化能力を助けるメモ活用術」これはいろんな識者がすでに述べていることなので、早速四六時中身に着けるメモ帳を作った。著者によると、新しい情報は1週間後に見直し、必要なければ捨てることも必要だという。整理とは捨てることにあり。


さて、ドラッカーの365の金言。1月2日は「未来の確認」。副題は「重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。」
そこで本日のAPは「市場にすでに現れているトレンドは?」

市場といっても我々に関連のあるのは医療の分野である。
1、 癒し・ヒーリングの傾向
2、   活力系の傾向
3、 本物志向:つまり、本当に治癒を実現してくれる治療
4、 エネルギー療法
5、 なかでもアレルギー除去療法(感情解放治療を含む)
6、 統合療法

「いつまで続くか?」

癒し・ヒーリング系は気軽でリラックスができるというイメージからトレンドになっているが、たぶんに流行の要素があり、リフレクシオロジーからゲルマニウム、岩盤浴までいろいろなものが出ては消え出ては消えすることが予想される。かつてはカイロプラクティックも流行のひとつだった。

しかし、こうした受動的な傾向に対して、ハッキリと自立を目指すような活力系の動きも今後活発化する兆しもある。

癒し系か活力系か、その動きとは別個な確かな傾向として、西洋医学の薬と手術に変わる原因除去による本物の治療の需要はますます高まることが予想される。その動きは向こう100年間変わらないだろう。その兆しはエネルギー療法への動きとして見られる。しかし、その中身は玉石混交である。

エネルギー療法の中でも、メンタルな要素の救いを求めるニーズはぐんと高くなるだろう。それは人々の宗教志向からも読み取れる。

そのなかで、西洋医学寄りではなく、真の代替医療主導型として、<カイロプラクティック・神経学・アレルギー療法・感情解放>の統合療法の台頭が望まれる。

「我々はいかなる影響を与えるか?」

 マクロ的にこれらのトレンドは追い風であるが、ミクロ的にはそれに答えうる受け皿がしっかりしておらねば、そのチャンスを生かすことが出来ず、国民の期待を裏切ることになる。そして、そのチャンスは永遠に手元から去ってしまうだろう。


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