港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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遥かなるアルゼンチンタンゴ

2014-02-01 05:06:26 | アルゼンチンタンゴ

先ほどまでNHK-BSプレミアムで『遥かなるアルゼンチンタンゴ』を視聴していました。

この番組は10年ほど前に放送されたものですが、まったく色褪せていませんね。
どちらかというと、タンゴ初心者向けの内容ですが、それでも十分堪能できるのは
やはりタンゴを愛している証でもありましょう。
あらためて思うに、やはりタンゴはダンスと一体なのだということです。
神戸にあるキタノサーカス(Café del Tango)のマスターである福野さんが私に仰っていた
『タンゴは踊ることによってさらにその深みが理解できる。』
という言葉を思い出します。
レコードファンでダンスのできない私にはちょっと残念ではありますが きっとそうなのでしょう。

また、番組の中にはダンスシーンと共にたくさんの名曲が流れていました。
『デレーチョ・ビエフォ』をはじめ、『ラクンパルシータ』『エルチョクロ』『マノアマノ』『帰郷』『バンドネオンの嘆き』などなど。
ただ、音楽として楽しむには細切れしすぎていたのが残念です。
画面に曲目のテロップこそありませんでしたが、あの名曲『ソーロ・グリス』でダンスを踊るシーンには鳥肌が立つ思いでした。


上記しましたキタノサーカスにつきましては↓でご確認ください。
http://tagolocos.web.fc2.com/kitanocircus_tango.html

↓はフランシスコ・カナロ楽団の『ソーロ・グリス』 YOUTUBEより

番組の中ではテンポがもう少し速かったですね。

ポップス・ベストテン 1962年2月 その1

2014-02-01 00:11:54 | ポップス

『今週のベストテン』1962年2月3日
①悲しき片想い ヘレン・シャピロ
②夢のデイト コニー・フランシス
③夜霧のニューヨーク フェランテとタイシャー
④恋の一番列車 ニール・セダカ
⑤悲しき街角 デル・シャノン
⑥子供じゃないの ヘレン・シャピロ
⑦落日のシャイアン アル・カイオラ楽団
⑧峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
⑨コーヒー・ルンバ ウーゴー・ブランコ楽団
⑩いとしのクレメンタイン ブラウンズ
⑪ブルー・ハワイ エルヴィス・プレスリー
⑫悲しき足音 スティーブ・ローレンス
⑬マリーは恋人 エルヴィス・プレスリー
⑭漕げよマイケル ハイウェイメン
⑮駅馬車のテーマ ラルフ・ハンター楽団
⑯初恋の人 トニー・ザイラー
⑰ムーンリヴァー ヘンリー・マンシーニ楽団
⑱ハローメリールー リッキー・ネルソン
⑲花咲く街角 デル・シャノン
⑳電話でキッス ポール・アンカ

『今週のヒットレコード』1962年2月4日
①悲しき片想い ヘレン・シャピロ
②電話でキッス ポール・アンカ
③星に語れば リンダ・スコット
④北風 テキサス・ビル・ストレングス
⑤夢のデイト コニー・フランシス
⑥恋の一番列車 ニール・セダカ
⑦夜霧のニューヨーク フェランテとタイシャー
⑧愛のバルコニー ケイ・アーメン
⑨ビッグ・バッド・ジョン ジミー・ディーン
⑩土曜の夜と日曜の朝 ケンブリッジ・ストリングス

『今週のベストテン』では『悲しき足音』がベストテンから落ち『いとしのクレメンタイン』が復活しました。
ベストテン外に映画のリヴァイヴァルの影響で『駅馬車のテーマ』が15位にランクされています。
別名では『淋しい草原に埋めてくれるな』なのですが、ベストテン入りはなりませんでした。

『今週のヒットレコード』では新顔が三曲トップテン入りを果たしました。
ケイ・アーメンの『愛のバルコニー』については、残念ながら一片の記憶もありません。
ジミー・ディーンの『ビッグ・バッド・ジョン』は炭鉱事故をテーマにした物語風の曲で、
ツルハシの金属音をリズムに取り入れ、今でいうラップのハシリといえるかもしれません。
『土曜の夜と日曜の朝』は、怒れる若者たちを取り上げたイギリス映画の主題歌で
『今週のヒットレコード』に登場していなければ私自身も知ることがなかったでしょう。
私のお気に入りの一曲でもありますので、『今週のヒットレコード』に感謝です。
残念ながら、この三曲とも『今週のベストテン』ではトップテンに入っておりません。

↓はジミー・ディーンの『ビッグ・バッド・ジョン』 YOUTUBEより