『黄金の腕』 The Man With The Golden Arm (米) 1956制作
監督 オットー・プレミンジャー
音楽 エルマー・バーンスタイン
主演 フランキー … フランク・シナトラ
モーリー … キム・ノヴァック
ゾシュ … エリナ・パーカー
主題歌 『黄金の腕』 ( The Man With The Golden Arm ) 演奏・エルマー・バーンスタイン楽団
黄金の腕を持つカードディーラーが麻薬を断ちドラマーとして再起するというネルソン・アルグレンの小説を映画化。
賭博カードの配り手の名人フランキーは、麻薬に溺れたがようやく治療を終えて町に戻ってきた。
家にはフランキーの自動車事故のせいで下半身不随になった妻のゾジュがいるが二人の間に愛情はない。
フランキーは再びディーラーに戻り、またも麻薬に手を出し、その障害でイカサマを見破られる。
フランキーをドラマーとして再生させたい酒場女のモーリーは、彼を自宅に閉じ込めて必死に麻薬を断たせようとする。
主題歌の『黄金の腕』はエルマー・バーンスタインの作曲で、当時の映画では珍しくモダンジャズを取り入れ、
新鮮な感覚のタイトルバックとともに大きな反響を引き起こしました。
映画でシナトラのドラムスを指導したのは名ドラマーのシェリー・マンで、彼自身も映画に出演しています。
サウンドトラックはエルマー・バーンステイン楽団ですが、一番売れたのはリチャード・マルトビー楽団でした。
↓はエルマー・バーンステイン楽団の『黄金の腕』 YOUTUBEより