1960年7月にはこんな曲が流行していました。
①死ぬ程愛して アリダ・ケッリ
②太陽がいっぱい サウンドトラック
③悲しきインディアン ジョニー・プレストン
④星空のブルース ベルト・ケンプフェルト楽団
⑤夏の日の恋 パーシー・フェイス楽団
⑥ローハイド フランキー・レイン
⑥オルフェの唄 サウンドトラック
⑧月影のナポリ ミーナ・マツィーニ
⑨本命はお前だ エルヴィス・プレスリー
⑩悲しき16才 ケーシー・リンデン
⑩アフリカの星のボレロ フィルム・シンフォニック楽団
⑫タラのテーマ マックス・スタイナー楽団
⑫バッファロー大隊マーチ アート・ムーニー楽団
『死ぬ程愛して』余談
当時発売された『死ぬ程愛して』のEP盤にはイントロ部にノイズがあったそうです。
マスターテープが映画公開に間に合わず、イタリアから取り寄せたたった一枚の
EPレコードをビクターの担当者が間違ってSPの針で試聴したのが原因だとか。
再取り寄せの時間的な余裕がなくて、傷がついたものをそのままプレスして
製品化するしか方法がなかったようです。
現在でも市販のCDはイントロ部がカットされて出回っているようです。
参考までにイントロ部がカットされた『死ぬ程愛して』 ←クリックしてください
また、これを唄って一躍人気歌手になったアリダ・ケッリはイタリア映画音楽界の巨匠
カルロ・ルスティケッリの愛娘で、1943年ローマ生まれ。15歳から演劇を学びTVや映画に
出演したとのことですが、日本では1965年のフランス映画『大追跡』以外に彼女の
クレジットは見出せません。
↓はアリダ・ケッリの『死ぬ程愛して』 YOUTUBEより