1961年9月にはこんな曲が流行していました。
①峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
②コーヒー・ルンバ ウーゴ・ブランコ楽団
③ポケット・トランジスタ アルマ・コーガン
④黒い傷あとのブルース アンリ・ド・パリ楽団
⑤悲しき街角 デル・シャノン
⑥小さい悪魔 ニール・セダカ
⑦太陽がいっぱい サウンドトラック
⑧栄光への脱出 パット・ブーン
⑨月光のノクターン ディック・ジェイコブス楽団
⑩サレンダー エルヴィス・プレスリー
⑪涙のムーディ・リバー パット・ブーン
⑫九月になれば ボビー・ダーリン楽団
⑬トラベリン・マン リッキー・ネルソン
『峠の幌馬車』がトップを独走し、『コーヒー・ルンバ』が取って代わる勢いで追随しています。
また『ポケット・トランジスタ』『悲しき街角』『小さい悪魔』など、ロックンロールがにぎわいを見せ、
珍しく映画音楽の少ない月間でした。
1960年5月に初登場して以来、連続ベストテン入りしていた『太陽がいっぱい』も今月限りで圏外に去っていきます。
パット・ブーンの『涙のムーディ・リバー』ですが、他局のベストテン番組ではかなりのヒットとなりましたが、
【グレラン今週のベストテン】では殆ど取り上げられず、今月のみで姿を消してしまいました。
↓はパット・ブーンの『涙のムーディ・リバー』 YOUTUBEより
ベストテン入りはしませんでしたが、マイク・クリフォードの『黄色いドレスの可愛い娘』、
ミッチ・ミラー楽団の『ナバロンの要塞』、ヨルゲン・イングマンの『アパッチ』なども
この頃のヒット曲でした。