港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

映画音楽史(319) 『ベノスアイレスの灯』 1932年公開

2014-12-25 10:25:32 | 映画音楽



『ベノスアイレスの灯』  Las Luces de Buenos Aires (仏) 1931年制作
監督 アデルキ・ミラー
音楽 フリオ・デ・カロ
主演 アンセルモ … カルロス・ガルデル
    エルヴィラ … ソフィア・ボサン
    ロジタ … グロリア・グスマン
主題歌 『交わす盃』 ( Tomo y obligo ) 唄・カルロス・ガルデル

アルゼンチン・タンゴにおける伝説的歌手カルロス・ガルデルが主演したフランス制作のスペイン語による人情ドラマ。
アルゼンチンの片田舎の牧場で、ガウチョ(牧童)のアンセルモと恋人のエルヴィラたちが楽しげに唄い踊っていた。たまたま通り
かかったブエノスアイレスの興行主がそれを見つけ、彼等を見込んでブエノスアイレスに誘う。アンセルモは断ったがエルヴィラと
その姉のロジタは都会の舞台に憧れて村を去った。エルヴィラはさっそく檜舞台に立ち大喝采を浴びて一躍スターになった。
村に残ったアンセルモはエルヴィラのことが忘れられず、ガウチョ仲間たちの協力で強引にエルヴィラを牧場に取り戻す。

主題歌の『交わす盃』はカルロス・ガルデル自身の作曲にマヌエル・ロメロが詩を付けたものです。映画ではガルデルが酒場で酒を
酌み交わしながら小編成のバンドで唄っていました。

↓はカルロス・ガルデルの『交わす盃』 YOUTUBEより