『鈴懸の径』つながりです。
この曲は『鈴木章治とリズムエース』がスイング・ジャズにアレンジしてレパートリーとしていました。
折しも来日中(1957)のベニー・グドマン楽団で主席クラリネットを担当していたピーナツ・ハッコーが
この曲に惚れ込み、鈴木章治とのダブル・クラリネットという形で競演を果たすことになります。
その収録盤がビクター・レコードから1958年6月に発売され、当時の人気番組『S盤アワー』で
紹介され、一躍大ヒットとなりました。
また、当時のラジオ関西の電話リクエストでもよくかかっていましたね。
個人的には基本的に和製ジャズ・ポップスは認めたくないのですが、東京キューバンボーイズの
『城が島の雨』、園田憲一とデキシーキングスの『月の砂漠』などと同様に『ラジオ関西の電リク』に
登場すると認めざるを得ません。
↓は鈴木章治とリズムエース&ピーナツ・ハッコーの『鈴懸の径』 YOUTUBEより