”Bahia blanca” Carlos Di Sarli
この曲は「タンゴの紳士 (El señor del Tango)」と呼ばれたカルロス・ディ・サルリが1957年に発表した彼の代表作です。
タイトルの『バイア・ブランカ』はアルゼンチン南部のブエノスアイレス州の都市の名前で、ディ・サルリの故郷です。
またディ・サルリの演奏の特徴としては弦楽器群を厚くして美しいレガートを表現、なめらかというよりも引きずるような
重みを感じさせる手法は、激しいスタッカートでリズムを刻むファン・ダリエンソと対極的な存在です。
↓はカルロス・ディ・サルリ楽団の『バイア・ブランカ』 YOUTUBEより
註・レガート《音と音との間を切らないように、なめらかに(演奏すること)》